当研究グループの新しい論文が当研究グループの新しい論文がWILEY-VCH社の国際有機化学系誌であるAsian Journal of Organic Chemistryに掲載されました。
トリオキソトリアンギュレン(TOT)に3つのベンゼン環を縮環して、π共役系をさらに拡張した新規中性ラジカル設計・合成し、その電子スピン物性を明らかにしました。この中性ラジカルは空気中でも高い安定性を保っており、さらに電子スピンが分子骨格全体に広く非局在化していることを理論的・実験的に解明しました。また、分子間で強く相互作用することを実験的に示しました。
論文題目:π-Expansion on a Polycyclic Stable Neutral Radical: Synthesis and Physical Properties of a Benz-annulated Trioxotriangulene Asian Journal of Organic Chemistry, in press.(DOI: 10.1002/ajoc.202400690)> リンクはこちら