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内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」の最近の活動をまとめたニュースレターNo.2(2010年12月号)が発行されました。その中で、焼山佑美 博士(現 POSTECH博士研究員)らによるイミダゾールを基盤とした三重らせん型金属錯体の研究結果
(J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 6944-6946.)が、「最近の研究成果」として取り上げられました。
我々が研究してきたフェナレニルラジカルに関する章が含まれる安定ラジカルの本
森田先生が(社)有機合成化学協会の「2010年度 DIC機能性材料賞」を受賞しました!!受賞題目は、「空気中でも安定なスピン非局在型中性ラジカルの創成と電子機能材料への展開」です。
先日、Aust. J. Chem. にFull Paperとしてアクセプトされた上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および小笠原 華菜子さん(平成20年3月修士課程修了)らによるコラヌレンにtert-ブチルニトロキシド部位を導入した曲面π共役型中性ラジカルの合成、スピン非局在性、動的な電子スピン構造変化に関する論文がWeb上に公開されました。(2010.12.6)
学内広報誌「阪大NOW」(No.120,2010年10月号)に、上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)のReaxys PhD Prize 2010 受賞についての記事(57ページ)が掲載されました。
大阪市立大学大学院理学研究科の鈴木修一 講師(平成18年3月に当研究室で学位取得)との共同研究の成果がOrg. Lett.にアクセプトされ、Web上に公開されました。ヘキサアザフェナレンのワンポット合成およびその構造、物性に関する研究成果です。
大阪大学大学院理学研究科化学専攻の久保孝史先生とのフェナレニルを基盤とした一重項ビラジカルに関する共同研究の成果が、J. Am. Chem. Soc. にFull PaperとしてWeb上に掲載されました。
Pohang University of Science and Technology (POSTECH) 教授の河野正規先生が9月26日(日)に研究室を訪問してくれました。
多様な水素結合様式を有する4,4'-ビイミダゾールを基盤とした各種金属錯体の結晶中における多彩なネットワーク構造(左図)に関する研究成果がCryst. Growth Des. にFull Paperとしてアクセプトされました。
焼山佑美 博士(現 POSTECH博士研究員)らによるイミダゾールを基盤とした三重らせん型金属錯体の研究結果(J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 6944-6946.)が、内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」のホームページ上でニュースとして取り上げられました。(2010.9.15)
9月3日に上田 顕 博士が、Max Planck Institute for Polymer Research (ドイツ・マインツ)のProf. Klaus Müllenグループのグループセミナーにおいて「Synthesis and Properties of Stable Organic Open-shell Molecules possessing Planar or Non-planar Fused Polycyclic pi-Conjugated System」というタイトルで、30〜40人の聴衆の前で1時間の口頭発表およびディスカッションを行いました。(2010.9.7)
Reaxys PhD Prize 2010 Runners-up に選ばれた上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)の受賞式および受賞発表が、ドイツ・ニュルンベルクで2010年8月30日〜9月2日に開催された「3rd EuCheMS Chemistry Congress」で行われました。さらに、上田博士は本会議において口頭講演にもアサインされ、多くの聴衆の前で英語で15分間の発表を行いました。(2010.9.7)
実験室に有機溶媒精製システム(MBRAUN MB SPS Compact)が導入されました。(2010.9.6)
コラヌレンにtert-ブチルニトロキシド部位を導入した曲面π共役型中性ラジカルの合成、スピン非局在性、動的な電子スピン構造変化に関する研究成果がAust. J. Chem. にFull Paperとしてアクセプトされました。(2010.9.6)
三菱化学で太陽電池プロジェクトを推進している河井潤也博士が8月28日(土)に研究室を来訪しました。
共同研究者である韓国Pohang University of Science and Technology (POSTECH)の河野 正規 教授の研究グループに所属する焼山 佑美 博士(当研究室で平成22年3月 学位取得)とKoo Jin Youngさん(修士課程1年)が、8月16~21日の間、共同研究の一環として当研究室に滞在しました。(2010.8.27)
内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」(中心研究者・山本喜久 教授)において、樽茶清悟 教授をサブグルーリーダーとして「スピン量子コンピューター」の研究が遂行されております。
森田 靖 准教授、西田辰介 博士研究員が第3章"Phenalenyls, Cyclopentadienyls, and Other Carbon-Centered Radicals"の執筆を担当した安定有機ラジカルに関するbook"Stable Radicals: Fundamentals and Applied Aspects of Odd-Electron Compounds (Edited by R. Hicks)"がJohn Wiley & Sonsより出版されました!!(2010.7.26)
お椀型の曲面π共役分子コラヌレンを基盤としたセミキノンラジカル塩の合成、電子スピン構造、動的挙動に関する研究成果がAngew. Chem. Int. Ed. にアクセプトされました。(2010.6.30)
実験室に偏光顕微鏡(LEICA DM2500 M)が導入されました。(2010.6)
当研究グループの上田 顕 博士 (Dr. Akira Ueda) が "Reaxys PhD Prize 2010" の "Runners-up (45 finalists)" に選ばれました!!(2010.6.1)
高速液体クロマトグラフシステム(島津 Prominence)に示差屈折計検出器(RID-10A、写真左1段目)を新たに取り付けました。(2010.4.28)
イミダゾールが鎖状に連結したオリゴイミダゾールと金属イオンから構成される三重らせん型金属錯体の溶液状態および結晶状態における構造・電子磁気物性、量子ビットへの応用可能性に関する研究成果がJ. Am. Chem. Soc.(Communication, 3 pages) にアクセプトされました。(2010.4.28)
上田 顕 (物性有機化学研究室D3)および西田辰介博士 (平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員) らによるコラヌレンを基盤とした曲面π共役型の安定ジラジカル誘導体についての論文がAngew. Chem. Int. Ed.のWeb上に公開されました。(2010.1.28)
GPC(日本分析工業 LC908)のオーバーホールを行い、ポンプやディテクターなど全体を新調しました。(2010.1.25)
高速液体クロマトグラフシステム(島津 Prominence)にフォトダイオードアレイ紫外可視検出器(SPD-M20A、写真2段目)を新たに取り付けました。(2010.1.20)
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