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Angewandte Chemie 誌では、過去10年間に発表した論文が10報・25報・50報・100報に達した著者の中から厳選し、プロフィールを写真付きで紹介しています。今回は10報目の掲載による発表です。是非ご覧下さい。記事はこちら。
トリアンギュレン骨格にジシアノメチレン基を導入した三回対称型新規中性ラジカルの TOT を超える多段階の酸化還元挙動に関する論文が、
Chemistry A European Journal にアクセプトされ、web 上に公開されました。和佐 英樹さん (博士後期課程2年) が中心となって行った研究です。
核酸塩基で修飾したDTPY誘導体の合成と自己集合構造、電荷移動錯体の物性に関する論文が、Cryst. Growth Des. にFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。当研究室で学位を取得した宮崎 栄吾 博士が中心となって行った研究です。是非ご一読ください。(2012.11.5)
実験室に カール・ツァイス社製 AxioCam H が導入されました。
Université de Lyon から Dr. Nicolas Chopin が研究室に来ました。
三つのピリジン環を有するヘキサアザフェナレンを市販品から一段階で合成することに成功しました。対応するアニオン体は3回対称性を有する新規な配位子であり、各種の金属イオンと反応し錯体を形成します。本論文では、動力学的錯体から熱力学的錯体への動的変換に関する実験結果も合わせて報告しています。Chem. Commun. 誌にアクセプトされ、web 上に公開されました。
是非ご一読ください。(2012.9.22)
TTFとポルフィリン (P) をキノキサリンで縮環させた P-TTF-P型triad や P-TTF 型 dyad を合成し、基底状態における電子状態や多段階レドックス能、光励起状態における電子構造等について明らかにしました。
核酸塩基で修飾したTTF誘導体の合成と自己集合構造、電荷移動錯体の物性に関する論文が、
Bull. Chem. Soc. Jpn. にFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。
当研究室で学位を取得した槙 優 博士が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.9.8)
有機ビラジカルの電子スピンを量子ビットとして用いた制御NOTゲートに関する論文が、Angew. Chem., Int. Ed. にアクセプトされ、web上で公開されました。量子演算のためのマイクロ波による電子スピンの位相制御が可能になりました。合成有機化学による安定なビラジカル内での適切な電子スピン間相互作用とg-テンソルエンジニアリングの実現、そして適切なホスト分子の開発による
ビラジカルの磁気的希釈単結晶の作製が大きな決め手です。是非ご一読ください。(2012.9.1)
核酸塩基を導入したEDO-TTF誘導体の合成とその電荷移動錯体中における相補的水素結合の役割に関する論文が、CrystEngCommにFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。当研究室で修士号を取得した梅本 欽一 さんが中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.8.17)
「分子スピン電池」に関する我々の研究成果が、
月刊化学 2012年(67巻)9月号に掲載されました。
森田先生が、「平成24年度 大阪大学総長顕彰(研究部門)(Osaka University Presidential Awards for Achievement in Research)」を受賞しました。
第44回構造有機化学若手の会 夏の学校 (2012年8月2〜4日、定山渓万世閣 ホテル ミリオーネ) において、村山 泰隆 君 (修士課程2年) がポスター賞を受賞しました。
TTFとビイミダゾールを組み合わせた新規水素結合型電子ドナー分子に関する論文が、
European Journal of Organic Chemistry にアクセプトされ、web 上に公開されました。
村田 剛志 博士(平成17年3月に当研究室で学位取得)が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.6.24)
フェナレニルをヘリセン型の非平面π電子構造に組みこんだ初めての光学活性なスピン非局在型の中性ラジカルの合成と物性に関する論文が
Angew. Chem., Int. Ed.にアクセプトされ、web 上に公開されました。是非ご一読ください。 (2012.5.26)
森田先生が、「大阪府主催平成23年度大阪スマートエネルギー・ビジネスシーズコンペ最優秀賞」
東京大学 物性研究所 新物質化学研究部門 森研究室の上田 顕 助教(平成22年3月に当研究室で学位取得)が研究室を訪問してくれました。
お互いの最近の研究について熱く議論しました。
研究室に特任研究員の武元 一樹 博士が新たに加わりました。(2012.5.1)
池田泉州銀行のシンクタンクである自然総研の取材を受け、「分子スピン電池」に関する我々の研究成果が、自然総研のHPに掲載されました。
西田辰介 博士(平成17年3月に当研究室で学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)が日本化学会第92春季年会において、「優秀講演賞(学術)」
を受賞いたしました。

森田先生が提案した事業が、「大阪スマートエネルギー・ビジネスシーズコンペ」の「最優秀賞」を獲得しました。(2012年2月20日)
2012 International Symposium on Macrocyclic and Supramolecular Chemistry (ISMSC-7) がニュージーランドのUniversity of Otagoで開催されました。
The Japan Journal の取材を受け、分子スピン電池に関する我々の研究成果が、2月号に掲載されました。
学部3年の宮井裕実さん、山田千晶さんが化学特別実験のため、研究室に仮配属されました。
上田 顕 博士研究員(平成22年3月に当研究室で学位取得)が、2012年1月より東京大学 物性研究所 新物質化学研究部門 森研究室へ助教として転出されました。
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