• 森田先生、村田先生が本年5月に記者発表した際の記事が、 愛知工業大学名電高等学校同窓会が発行する「学園通信 第2号(2019年10月)」に掲載されました
    詳細は以下のURLからダウンロードできる冊子の8ページを見てください







    http://meiden-ob.net/uploads/report/photos/m00142m5dc8aa75850b1.pdf(45.7MB)

    (2019.11.12掲載)

  • 第50回中部化学関係学協会支部連合秋季大会

    11月9日~11日に信州大学松本キャンパスにて開催された第50回中部化学関係学協会支部連合秋季大会に参加しました。 当研究室からは2件の口頭発表と1件のポスター発表が行われ、多くの方にご来場いただきました。
    →ポスター発表などの様子はこちらから

    (2019.11.12掲載)

  • 新しい論文が公開されました

    大阪大学の北川教授の研究グループとの共同で進めているCREST量子技術プロジェクトに関する研究成果が、Elsevier社の国際的化学雑誌であるJournal of Magnetic Resonanceに掲載されました。
    トリプレットDNPに関して、常温で高偏極化したサンプルを水溶液とした状態で、13Cスピンを位置選択的に同位体置換したセンサー分子の13C-NMR信号強度の飛躍的な増大に成功しました。トリプレットDNPを活用したリアルタイム生体モニタリングなどへの応用可能性を広げるとこができる重要な成果です。

    論文題目:High-Field NMR with Dissolution Triplet-DNP
    Journal of Magnetic Resonance, 2019, 309, 106623(DOI:10.1016/j.jmr.2019.106623)>リンクはこちら

    (2019.10.25掲載)

  • 新しい論文が公開されました

    当研究グループの新しい論文がアメリカ化学会の国際総合化学誌であるACS Omega誌に掲載されました。
    トリオキソトリアンギュレン(TOT)中性ラジカルを真空蒸着法を行うことで、高配向性・高導電性の薄膜を作製することに成功しました。また、蒸着速度や基板の種類を変えることでその分子配向、すなわち導電経路となる一次元π積層カラムの配列方向を制御することに成功しました。通常の中性ラジカルは熱的に不安定であるために高温条件を要する真空蒸着法による製膜には向いていませんが、TOTの極めて高い熱的安定性がその実験を可能にしました。また、導電経路となる分子配向の制御を実現できたことは、TOTならびに有機中性ラジカルを活用した光学センサーや有機薄膜太陽電池などの様々な機能性開拓の種となる研究成果です。

    論文題目:
    Air-stable Thin Film with High and Anisotropic Electrical Conductivities Composed of Carbon-Centered Neutral π-Radical
    ACS Omega, 2019, 4, 17569 - 17575(DOI: 10.1021/acsomega.9b02700)>リンクはこちら

    (2019.10.15掲載,2019.10.24更新)

  • 第30回基礎有機化学討論会

    9月25日~27日に大阪国際交流センターにて開催された第30回基礎有機化学討論会に参加しました。 当研究室からは1件の口頭発表と2件のポスター発表が行われ、多くの方にご来場いただきました。
    →ポスター発表などの様子はこちらから

    (2019.9.30掲載)

  • 一般社団法人 愛知県設備設計監理協会が主催する市民講座で森田先生がセミナー講師を担当します。講演題目は、「有機物が主役を担う二次電池」です。
    市販されているリチウムイオン二次電池(LIB)の電極活物質である無機酸化物をすべて有機物に置き換えた LIB についての研究の背景と最近の成果について講演します。
    日時:2019年10月1日、中部電力 東桜会館(名古屋市東区東桜)
    参加申込は、PDF画面を参照してください(参加費無料)。

    (2019.7.30掲載)

  • 新しい論文が公開されました

    当研究グループの新しい論文が英国 王立化学会の国際総合化学誌であるOrganic Chemistry Frontiers誌に掲載されることが決まりました。
    トリオキソトリアンギュレン(TOT)中性ラジカルに電子ドナー骨格であるカルバゾール基で修飾した誘導体の合成に成功し、分子内電荷移動に基づいて1,000 nmを超える近赤外光吸収を示すことを明らかにしました。近赤外光に応答する電子デバイスを開発する上での基礎的知見を与える重要な成果です。

    論文題目:
    Trioxotriangulene with carbazole: a donor–acceptor molecule showing strong near-infrared absorption exceeding 1000 nm
    Organic Chemistry Frontiers, 2019, 6, 3107 - 3115(DOI:10.1039/C9QO00663J)>リンクはこちら

    (2019.7.23掲載,2019.8.21更新)

  • 愛工大オープンキャンパス

    7月20,21日に開催された愛知工業大学オープンキャンパスにて、当研究室が実験デモンストレーションを担当しました。「人工イクラを作ろう」という題目で、いろいろな色の人工イクラを作成しました。とても綺麗なイクラがたくさんできて、ご参加いただいた皆様にも楽しんでいただけたと思います。

    (2019.7.23掲載)

  • 技術補佐員を募集します

    我々と一緒に研究をしてくれる技術補佐員1名を募集します。
    酸化還元活性な有機分子の設計・合成研究、および有機二次電池の高性能化探索業務補助を実施していただきます。
    実施場所は愛工大を予定していますが、相談により大阪大学内で勤務していただく場合もあります。
    ここにアクセスしてみてください

    (2019.5.29掲載)

  • 博士研究員を募集します

    我々と一緒に研究をしてくれる博士研究員1名を募集します。
    独自に開発した空気中でも安定な有機ラジカルであるトリオキソトリアンギュレンを基 盤とした分子系を主に対象として、目的とする有機二次電池への応用のための各種誘導体の合成とそれらの基礎物性評価等を実施していただきます。

    実施場所は愛工大を予定していますが、相談により大阪大学内で勤務していただく場合もあります。
    ここにアクセスしてみてください

    (2019.5.29掲載)

  • 新しい論文が公開されました

    当研究グループの新しい論文が英国・Springer Nature社の国際総合化学誌であるCommunications Chemistry誌に掲載されました。
    当研究室で開発した有機中性ラジカル分子、トリオキソトリアンギュレン(TOT)が、燃料電池や金属-空気電池の正極反応である「酸素還元反応」の電極触媒として高い活性を示すことを明らかにしました。燃料電池車などの使われる燃料電池の電極触媒は白金を用いており、資源量の少なさがその普及を妨げています。過去に行われている代替材料の研究では、炭素材料にヘテロ原子などをドープしたものが用いられていますが、TOTはこれらの材料に匹敵する触媒活性を示しました。TOTは構造が明確な低分子系有機化合物であることから、さらなる触媒性能のチューニングが可能であり、メタルフリー有機系燃料電池触媒の開発に新たな材料設計指針を提案する画期的な研究成果となりました。

    論文題目:Metal-Free Electrocatalysts for Oxygen Reduction Reaction Based on Trioxotriangulene
    Communications Chemistry, 2019, 2, 46(DOI:10.1038/s42004-019-0149-9)
    論文誌のサイトからOpen Accessでダウンロードできます。> リンクはこちら

    Nature Research Chemistry CommunityのBehind the Paperにて、本論文に関する記事を投稿しました。> リンクはこちら

    本研究成果について、以下の機関にて詳細な説明とともに紹介されています。
    愛知工業大学HP

    本研究成果に関する記事が下記の報道機関にて掲載されました
    ・中日新聞 社会面 2019/5/16
     左の画像をクリックすると拡大できます。
    (中日新聞社より掲載許諾済み・2020/5/16まで)
    愛知工業大学 2019/5/20

    (2019.5.16掲載,2019.5.21更新)

  • 技術補佐員を募集します

    我々と一緒に研究をしてくれる技術補佐員1名を募集します
    主な職務内容は、有機分子の電気化学に関する研究の補助業務です
    「JREC-IN Portal」に求人公募情報を掲載しました
    ここにアクセスしてみてください → この募集は終了しました 2019.5.25

    (2019.5.8掲載,2019.5.27更新)

  • 新しい論文が公開されました

    有機合成化学協会の学会誌の4月号に、大阪大学時代に当研究室で行ってきた水素結合型電荷移動錯体に関する総説が掲載されました。有機導電体の構成成分であるテトラチアフルバレンを核酸塩基やイミダゾールといった水素結合骨格で修飾した誘導体やオリゴイミダゾール類の設計・合成や、それらの電荷移動錯体の構造や物性がまとめられています。それらにおける水素結合と電荷移動相互作用が協奏することで結晶中の電荷状態が制御され、様々な導電物性が実現されました。

    水素結合と電荷移動相互作用の協奏に基づく導電性電荷移動錯体の開発
    有機合成化学協会誌, 2019, 77(4), 318-329 (総合論文) > リンクはこちら(有機合成化学協会会員のみダウンロード可能)

    (2019.4.8更新)

  • 新しい論文が公開されました

    当研究グループの新しい論文がアメリカ化学会の国際的有機化学誌であるOrganic Letters誌に掲載されることが決まりました。

    トリオキソトリアンギュレン(TOT)のアニオン塩に複数のトリエチレングリコール(TEG)鎖を導入することで、安定なイオン液体となることを明らかにしました。このイオン液体は塩酸の蒸気に触れると液体状態を保ったまま色が緑から青に変化します。各種物性測定の結果から、この現象はTOTアニオンの酸素原子へのプロトン付加によるものであることがわかりました。最近、外部刺激に応答する液体が機能性材料の分野で大きな注目を集めていますが、従来の分子設計では刺激を受けた後も液体状態を維持することが難しいという問題があります。今回の研究成果はそのような問題を解決するための新しい設計指針を与えるものであり、非常に重要です。

    論文題目:Colored Ionic Liquid Based on Stable Polycyclic Anion Salt Showing Halochromism with HCl Vapor, Organic Letters, 2019, 21(7), 2161-2165(DOI:10.1021/acs.orglett.9b00468)>リンクはこちら

    (2019.3.25更新)

  • 日本化学会 第99春季年会(2019)

    3月16日~19日に甲南大学岡本キャンパスにて開催された日本化学会 第99春季年会(2019)に参加しました。 当研究室からは2件の口頭発表と4件のポスター発表が行われ、多くの方にご来場いただきました。
    →ポスター発表などの様子はこちらから

    写真は学会の看板前にて撮影したものです。
    (2019.3.19更新)

  • 平成30年度の修論・卒研のお疲れ会を開きました

    2/15に研究室で卒業研究の発表会を行い、修士の学生さんも含めて打ち上げ会を開きました。
    今年もたくさんの学生さんが巣立っていきます。
    みなさんお疲れ様でした。4月からまたそれぞれに新しい仕事、生活が始まりますが、頑張って活躍してください。

    写真でみんなが手に持っているのは、4年生やM1が森田先生たちへ送ったマグカップです。TOTの絵がプリントされています。

    (2019.2.19更新)

  • 新しい論文が公開されました

    当研究グループの新しい論文がWILEY-VCH社の国際総合化学誌であるChemPlusChem誌に掲載されることが決まりました。
    トリオキソトリアンギュレン(TOT)中性ラジカルをm-フェニレン基を介して結合したジラジカル誘導体の合成に成功し、π共役を介した分子内磁気的相互作用により基底三重項状態にあることを明らかにしました。TOT骨格間の磁気的相互作用を基盤とする磁性機能を探索する上での基礎的知見を与える重要な成果です。

    論文題目:Intramolecular Magnetic Interaction of Spin-Delocalized Neutral Radicals through m-Phenylene Spacers
    ChemPlusChem,2019,84,680-685(DOI:10.1002/cplu.201800662)>リンクはこちら

    (2019.1.9掲載,2019.6.5更新)

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