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2016年のトピックス

  • 特別講義情報
    11月1日に愛知工業大学 グリーンエネ大学院特別講義として、東京工業大学の関根先生をお招きして、講義を行っていただきます。X線結晶構造解析を用いた物質解析・材料開発に関するもので、応用化学だけでなく様々が分野において有益な知識が得られると思います。対象は大学院生ですが、学部生も聴講していただくこともできます。ご興味がある人は参加してください。

     講義概要
     日時:11月1日(火)5限目 16:20-17:50
     会場:愛知工業大学 8号館2階大学院講義室
     講師:関根あき子 助教(東京工業大学 理学院化学系)
     題目:物質科学とX線結晶構造解析
     講義概要はこちら(PDF file)

    またこれに伴い、11月2日に関根先生を交えた研究会を行います。
    関根先生の研究についてより深く知識を得たい学生さんたちの参加を期待しています。
    日時:11月2日(水)9:20~12:00
    会場:愛知工業大学 8号館2階大学院講義室

    追記
    11/1の特別講義と11/2の研究会をたくさんの学生さん達の参加のもと、盛況に終えることができました。基礎的なことから最先端の高度な研究の話まで、たくさんのことを教えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

    (2016.10.5掲載, 2016.11.6更新)

  • 500 MHz NMR が立ち上がりました! 本学初
    核磁気共鳴装置(NMR)は、有機化学、無機化学、分析化学、高分子化学、生化学、製薬、新素材(セラミック、二次電池)などの教育・研究に非常に広範囲に使用されています。大学学部1年生の教科書にも多くの紙面を割いて基礎概念から実際の測定および解析手法が紹介されています。単に、分子構造の解析および未知の化学物質の同定に使用されるだけでなく、製薬・バイオ・食品・化学等の応用分野に加えて、目覚しいスピードで開発・改良が進んでいる有機EL・有機半導体や触媒などの新しい分野にも活用されており、大学における教育および最先端の科学技術分野で欠かせない分析装置の一つになっています。

    追加情報
    10月末にオートサンプルチェンジャーが設置されました。複数サンプルの連続測定が可能になり、実験がよりスムーズに進められます。

    (2016.5.27掲載, 2016.11.07更新)

  • 講演情報
    我々が研究している有機分子を正極活物質に用いた有機二次電池についての最新の研究成果を森田教授がNTSセミナー「正極材改良による次世代リチウムイオン二次電池開発」で発表します。
    NTSセミナーは最先端の科学・技術に関して最前線に位置する様々な分野の研究者が、主に企業の研究・開発担当者を対象として行うセミナーです。本年4月4日に日本経済新聞に掲載された研究成果とその後のさらなる発展について紹介する予定です。ご興味ある人は参加してください。

    開催日時:11月24日(水)13:00~
    場所:乳業会館・3F会議室(東京都千代田区)
    セミナーポスター(PDF file) / NTSセミナーのURL

    (2016.10.18更新)

  • 第27回 基礎有機化学討論会(9月1〜3日・広島国際会議場)に参加しました
    講演についてはこちらをご覧ください
    当地にて森田教授の日本化学会 第33回学術賞受賞のお祝いに、阪大時代の卒業生一同から、受賞題目が書かれた盾と名前入りのペンをいただきました。
    また、村田准教授の「平成27年度 有機合成化学協会東海支部奨励賞」についてもお祝いをいただきました。
    どうもありがとうございます。

    (2016.9.14更新)

  • 8月25, 26日に愛知工業大学 本山キャンパスにて「CREST元素戦略 2016年度第2回森田チーム合同報告会」を行いました。カネカ、トヨタ自動車の研究者を交えて活発な議論が行われました。また、修士過程の学生や学部4年生からの研究紹介も行われました。

    (2016.8.26更新)

  • 高大連携プログラムで講義を行いました
    愛知工業大学 2016年度 高大連携プログラム 全学年共通講座で、森田教授が「有機物が電池の世界を変える!」という題目で愛知県内の高校生300人に90分の講義を行いました。
    実施日:7月30日(土)、場所:愛知工業大学 愛和会館

    (2016.8.1更新)

  • 米国ボストン・ハーバード大学にて「Stuart L. Schreiber 60th Birthday Symposium」が開催されました(2016年6月10〜11日)。Schreiber先生は著名な有機化学者で、森田先生が研究員時代に留学した研究室のリーダーです。

    左の写真は挨拶している Schreiber 教授、右の写真は新緑の Harvard Yard

    (2016.6.18更新)

  • 大学院中間報告会に参加しました
    応用化学科にて博士前期課程2年生による大学院中間報告会が行われました。当研究室からは安藤さんと鳥居君が参加しました。たくさんの教員や学生さんたちと白熱した議論が展開されました。

    (2016.6.4更新)

  • 5月23日に東京大学総括プロジェクト機構の中村 栄一 特任教授に愛知工業大学にご来訪いただき、特別講義を行っていただきました。化学者として生きていく上でたくさんのためになるお話をしていただきました。

    写真は講義終了後の集合写真です
    (2016.5.23更新)

  • 特別講義情報
    5月23日に東京大学総括プロジェクト機構の中村 栄一 特任教授による特別講義が行われます。主な対象は応用化学専攻とバイオ環境化学専攻の3年生としていますが、最先端の化学研究に関する講演で、他学年・他学科の皆様にもとても勉強になる講義ですので、是非聴講してください。

    2016年度 応用化学科特別講義
    講義題目:化学—分子と実社会を結ぶ架け橋
    演者:中村 栄一(なかむら えいいち)
    東京大学総括プロジェクト機構・大学院理学系研究科 特任教授
    講義日時: 2016年5月23日(月) 15:00〜17:50
    講義場所: 10号館 G2507室(収容人数 130人)
    (画像をクリックすると拡大版を表示できます。画像のPDF版はこちら

    (2016.5.10更新)

  • 愛知工業大学学長賞 受賞
    森田教授が「平成27年度 愛知工業大学学長賞」を受賞しました。日本化学会 第33回学術賞受賞など、教育・研究に関して顕著な貢献をしたことが評価され、栄誉を授かりました。愛知工業大学学長・副学長および平成27年度受賞者との集合写真を追加しました。

    (2016.4.1掲載, 2016.4.15更新)

  • 日本化学会学術賞 受賞
    同志社大学 京田辺キャンパスで開催された、日本化学会第96春季年会に参加しました。森田教授の日本化学会学術賞の受賞講演と表彰式が行われました。写真は表彰式の様子と賞状です。(授賞式の写真を更新しました)
    →本受賞の愛知工業大学HPでの紹介記事

    また、研究室学生や研究員らによる5件の口頭発表と4件のポスター発表が行われ、多くの方にご来場いただきました。 →ポスター発表の様子はこちらから

    (2016.3.28掲載, 2016.4.8更新)

  • 日本経済新聞で紹介記事が掲載されました
    日本経済新聞に、当研究室においてCREST研究で株式会社カネカやトヨタ自動車などと共同研究を行っている、高性能有機二次電池に関する研究成果を紹介する記事が掲載されました。
    (掲載日:2016年4月4日)

    記事タイトル:充電100倍速い電池 (日経新聞電子版での記事は詳細はこちら)
    同記事に関する反響が朝日新聞デジタル版などで報道されています。→こちら
    今回のメディア掲載が本学ホームページにて紹介されました。紹介記事中のリンクから本記事の電子ファイルがダウンロード可能です。→こちら

    (2016.4.4掲載, 2016.4.6更新)

  • 新しい特任研究員が着任しました
    特任研究員として藤澤香織博士(左・前 ジュネーブ大学 Matile研究室)と小槻賢志博士(右・東京大学 斉木研究室で学位取得)が新たに加わりました。藤澤博士は愛工大で、小槻博士は阪大のテクノアライアンス棟でCRESTプロジェクトの研究に携わります。

    新メンバーの紹介はこちら

    (2016.4.1更新)

  • 新しい論文が公開されました
    大阪大学の川上先生、奥村先生、山口先生らとの共同研究に関する論文が Bulletin of the Chemical Society of Japan に掲載されました。当研究室で開発したトリオキソトリアンギュレン誘導体の中性ラジカル結晶における磁気的相互作用や電気伝導性について、量子化学計算に基づく詳細な解析を行っています。

    論文題目:Theoretical Studies on the Magnetic and Conductive Properties of Crystals Containing Open-Shell Trioxotriangulene Radicals
    Bulletin of the Chemical Society of Japan, 2016, 89(3), 315–333
    DOI: 10.1246/bcsj.20150322

    (2015.12.23掲載, 2016.3.18更新)

  • 新しい論文が公開されました

    河野先生(現 東工大)、焼山先生(現 阪大工学部、当研究室の卒業生)らとの共同研究に関する論文が Journal of the American Chemical Society に掲載されました。当研究室で開発したジアザフェナレニルを基盤とした酸化還元活性な配位子の集積型金属錯体とその特異な酸化還元挙動について論じています。

    論文題目:Selective Formation of Conductive Network by Radical-Induced Oxidation
    Koo, J.-Y.; Yakiyama, Y.; Lee, G.-R.; Lee, J.; Choi, H. C.; Morita, Y.; Kawano, M., J. Am. Chem. Soc. 2016, 138(6), 1776–1779
    DOI: 10.1021/jacs.5b12355
    (2016.2.6掲載, 2016.2.18更新)

  • 日本化学会の平成27年度各賞受賞者が公開され、森田教授の学術賞受賞が発表されました。本賞は化学の基礎または応用のそれぞれの分野において、先導的・開拓的な研究業績を挙げた研究者に贈られる賞です。これに伴い、第96春季年会(同志社大学 京田辺キャンパス)において、3月24日に受賞講演が行われます。
    受賞研究名:開殻有機π電子系分子およびその集合体の合成と材料応用

    CRESTにおいてチーム間共同研究をしている早稲田大学の中井浩巳教授も同時に受賞しました。 詳細はこちら
    森田教授の学術賞受賞が愛知工業大学のHPにて紹介されました。 詳細はこちら

    (2016.1.15掲載, 2016.1.29更新)

  • 1月20~21日に箱根仙石原プリンスホテルにて「CREST元素戦略 2015年度森田チーム会議」を開催しました。玉尾皓平 領域総括や 領域アドバイザーの先生方にも参加していただき、活発な議論が行われました。

    (2016.1.25更新)

  • Springer社より山本喜久先生(スタンフォード大学・国立情報学研究所)、仙場浩一先生(情報通信研究機構)が編集した、量子情報処理の研究に関する本が出版されました。大阪市立大学の佐藤先生・工位先生および大阪大学 基礎工学部の北川勝浩先生との共同研究に関する総説が2件掲載されています。

    Principles and Methods of Quantum Information Technologies, (Series Title: Lecture Notes in Physics) Edited by Yoshihisa Yamamoto and Kouichi Semba, Springer, 2016
    Chapter 27, "Quantum Information Processing Experiments using Nuclear and Electron Spins in Molecules", Kitagawa, M.; Morita, Y.; Kagawa, A.; Negoro, M., pp. 587–603
    Chapter 28, "Molecular Spin Qubits: Molecular Optimization of Synthetic Spin Qubits, Molecular Spin AQC and Ensemble Spin Manipulation Technology", Nakazawa, S.; Nishida, S.; Sato, K.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Morita, Y.; Sugisaki, K.; Hosseini, E.; Maruyama, K.; Yamamoto, S.; Kitagawa, M.; Takui, T., pp. 605–624
    ISBN: 978-4431557555

    (2016.1.25更新)

  • Wiley社より首都大学東京の西長 亨 先生が編集をされた、有機分子の酸化還元およびそれに基づく機能に関する本が出版されました。西田博士および森田教授が第6章の安定中性ラジカルに関する部分の執筆を行っています。

    Organic Redox Systems: Synthesis, Properties, and Applications, edited by T. Nishinaga
    Section 6 "Air-Stable Redox-Active Neutral Radicals: Topological Symmetry Control of Electronic-Spin, Multicentered Chemical Bonding, and Organic Battery Application", pp 177-244
    Shinsuke Nishida and Yasushi Morita
    ISBN: 978-1-118-85874-5

    (2016.1.15更新)

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