研究概要

環境物質や生体物質は微量でも様々ないたずらをします。しかしそれらの試料は時間軸に変動したり、また濃度が極端に低いために普通の方法では測定することが困難です。そこで、化学反応を組み合わせ、信号を大きくする化学増幅法を開発します。また当研究室で開発した方法を用いて、環境有害物質をモニターしています。たとえばディーゼル車からNOx交通量の関係を追跡したり、洗剤の河川中濃度をチェックしたりしています

テーマ

DNAの損傷をはかる

呼気バイオマーカーの計測法を開発

肝臓の悲鳴を尿成分でキャッチする

固相抽出を利用する水道水中のフェノールの高感度吸光光度法
毒性物質フェノール
水道水中のppbレベルのフェノールを簡単に測定可能

名古屋市近郊における大気及び環境水中の窒素酸化物と硫黄酸化物計測へのフローインジェクション分析法の導入
環境汚染物質NOx,SOx
自動分析システムにより大気と水圏中のNOx,SOxを迅速定量量

New Design of a Multi-Channel Micro Cell for Simultaneous Analysis in the Flow-Injection Method
高機能FIA
FIA法に分離能を導入すべく、4つのセル室を持つマルチチャンネル型フローセルを製作