H〜Nまでのコマンド


各社のUNIXでサポートされているコマンドのうち、ハードウェア
依存性のあるものを除いたおおかたのコマンドをとりあげました。
コマンド名とそのコマンドの機能、対応とそして書式を記して
あります。

H [I][J][K][L][M][N]


milabo@toki> hashcheck・・・スペルリストの再生成{SVR}




hashmake・・・スペルリストの生成{SVR}




head・・・ファイルの先頭部分の出力{SVR}{BSD}



『書式』 head [option] [files]
『解説』 指定した各ファイル(files)の先頭部分を出力する。

help・・・メッセージ番号およびSCCSコマンドのヘルプ機能{SVR}




help・・・簡単なUNIXコマンドの解説{BSD}




helpadm・・・ヘルプデータベースの更新{SVR}




history・・・コマンド履歴の出力{CSH}



『書式』 history [option] [n]
『解説』 コマンド履歴を出力する。

hostid・・・ホスト識別番号の出力{BSD}



『書式』 hostid [option]
『解説』 使用中のホスト識別番号(16進)を出力する。

hostname・・・使用中のホスト名の出力{SVR}{BSD}



『書式』 hostname [option]
『解説』 現在使用中のホスト名を出力する。

I [h][J][K][L][M][N]


id・・・ユーザ名、ユーザID、グループ名、グループIDの出力{SVR}



『書式』 id [options]
『解説』 要求されているプロセスのユーザ名、ユーザID、グループ名、グループIDを出力する。

indent・・・C言語プログラムソースの書式整備{BSD}



『書式』 indent [options] [infile] [outfile]
『解説』 指定したファイル(infile)に対してインデンテーションを行う。

indxbib・・・文献目録インデックスの作成{BSD}




install・・・バイナリファイルのインストール{SVR}{BSD}




iostat・・・システムの入出力に関する統計情報の出力{BSD}



ipcrm・・・メッセージキュー、セマフォセット、共有メモリ識別子の削除{SVR}




ipcs・・・プロセス間通信の状態の出力{SVR}




J [h][I][K][L][M][N]


jobs・・・ジョブの状況の出力{CSH}



『書式』 jobs [option]
『解説』 現在のジョブの状態を出力する。

join・・・2つのファイルの関係づけた結合{SVR}{BSD}



『書式』 join [options] file1 file2
『解説』 指定された2つのファイル(file1とfile2)を関係づけて結合する。

K [h][I][J][L][M][N]


kill・・・ジョブの強制終了{CSH}



『書式』 kill [option] pids
『解説』 指定したプロセス(pids)を強制終了させる。

L [h][I][J][K][M][N]


last・・・ログインおよびログアウトの情報を最新のものから出力{BSD}



『書式』 last [options] [users] [ttys]
『解説』 指定したユーザ(users)または端末(ttys)で、最後にログインしたユーザ名や時間などの情報を出力する。

lastcomm・・・コマンド使用状況の情報を最新のものから出力{BSD}




ld・・・リンケージエディタ{SVR}{BSD}




learn・・・コマンド学習用のCAI{BSD}




leave・・・端末を離れる時刻の通知設定{BSD}



『書式』 leave [hhmm]
『解説』 指定した時刻およびその5分前、1分前と時刻経過後は1分ごとにメッセージを出力する。

lex・・・字句解析プログラムの生成{SVR}{BSD}



『書式』 lex [options] [files]
『解説』 ファイル(files)に記述されたC言語および正規表現から、字句解析プログラムを生成する。

line・・・1行の読み込み{SVR}



『書式』 line
『解説』 標準入力から文字を読み込み、標準出力へ書き出す。

lint・・・C言語ソースプログラムの文法チェック{SVR}{BSD}


『書式』 lint [options] files
『解説』 C言語のソースプログラム(files)を読み込み、文法チェックをし、結果を標準出力へ書き出す。

lisp・・・LISP言語インタプリンタ{BSD}




liszt・・・LISP言語コンパイラ{BSD}




ln・・・ファイルのハードおよびシンボリックリンク{SVR}{BSD}



『書式』 1.ln [options] file1 [file2] 2.ln [options] files dir
『解説』 1.指定したファイル(file1)を別のファイル(file2)にリンクする。 \hspace{10mm}2.指定したファイル(files)をディレクトリ(dir)にリンクする。

locate・・・キーワードによるUNIXコマンドの検索{SVR}



『書式』 locate [keywords]
『解説』 キーワード(keywords)を指定してコマンドを検索する。

lock・・・端末のロック{BSD}



『書式』 lock [option]
『解説』 パスワードが入力されるまで端末をロックする。

login・・・ログイン(セッション開始){SVR}{BSD}



『書式』 login [options] [name]
login [name [env_vals]]
login [options] [name [env_vals]]
『解説』 指定したユーザ名(name)でログインする。

logname・・・ログイン名の出力{SVR}



『書式』 logname
『解説』 ユーザがシステムにログインした時のログイン名を出力する。すなわち、環境変数LOGNAMEの内容である。

logout・・・ログアウト(セッション終了){CSH}



『書式』 logout
『解説』 ログアウト(セッションの終了)をする。

look・・・ソートされたファイルから1行の出力{BSD}




lookbib・・・目録の検索{BSD}




lorder・・・オブジェクトファイルの参照関係の出力{SVR}{BSD}



『書式』 lorder files
『解説』 オブジェクトファイル(files)の参照関係を出力する。

lp・・・ラインプリンタへの出力要求{SVR}
『書式』 lp [options] [files]
『解説』 指定したファイル(files)とその関連情報をラインプリンタに出力する準備をする。

lpq・・・スプールにあるプリントジョブの状況の出力{BSD}


『書式』 lpq [options] [jobs] [users]
『解説』 指定したジョブ番号(jobs)または、ユーザ名(users)のスプールキューの状況を出力する。

lpr・・・プリンタ(スプール)へのジョブの出力{BSD}



『書式』 lpr [options] [files]
『解説』 ラインプリンタのスープラを使って、プリンタの空いている時に指定したファイル(files)の内容を出力する。

lprm・・・スプールにあるプリントジョブの削除{BSD}



『書式』 lprm [options] [jobs] [users]
『解説』 ラインプリンタのスプールキューから指定したジョブ(jobs)を削除する。

lpstat・・・プリンタの状況の出力{SVR}



『書式』 lpstat [options]
『解説』 ラインプリンタのスプーリング情報を出力する。

ls・・・ディレクトリの内容の出力{SVR}{BSD}



『書式』 ls [options] [names]
『解説』 指定されたファイルまたはディレクトリ(names)に関する情報を出力する。複数のファイル、ディレクトリの指定をすればファイル、ディレクトリの順に処理する。

lxref・・・LISP言語のクロスリファレンスリストの出力{BSD}



M [h][I][J][K][L][N]


m4・・・マイクロプロセッサ{SVR}{BSD}




machid・・・プロセッサタイプの判定出力{SVR}




mail・・・電子メールの発信および受信{SVR}{BSD}



『書式』 mail [options] [users]
『解説』 指定したユーザ(users)にメールを発信する。受信したメールを出力する。

mailx・・・会話型のメッセージ処理{SVR}




make・・・プログラムやファイルの関連づけた保守および更新{SVR}{BSD}



『書式』 make [options] [files]
『解説』 makefileまたはMAKEfileで定義されたファイルで更新されたファイルだけのコンパイルとリンクを行う。

makekey・・・暗号キーの生成{SVR}




man・・・オンライン・リファレンス・マニュアル{SVR}{BSD}


『書式』1.man [options] [section] cmds
2.man [option] -k keywords
3.man [option] -f files
『解説』1.指定したコマンドのオンラインマニュアルを出力する。
2.指定したキーワード(keywords)で、目的とするマニュアルの先頭行を出力する。
3.指定したファイル(files)の表題部を出力する。

mesg・・・メッセージ受け付けの可否の設定{SVR}{BSD}



『書式』 mesg [option]
『解説』 writeコマンドによる他ユーザからのメッセージの受け付け、または拒否を指定する。

mkdir・・・ディレクトリの作成{SVR}{BSD}



『書式』 mkdir [option] dirs
『解説』 指定されたディレクトリ(dirs)を作成する。標準エントリ、すなわちディレクトリ自身を示す「.」と親ディレクトリを示す「..」が自動的に作成される。

mkstr・・・エラーメッセージファイルの作成{BSD}




more・・・テキストファイルの1ぺージ毎の出力{SVR}{BSD}


『書式』 page [options] [files] , more [options] [files]
『解説』 指定したファイル(files)または標準入力の内容を1画面分だけ出力する。

msgs・・・システムメッセージの出力{BSD}




mt・・・MT装置の操作{BSD}




mv・・・ファイルの移動および名前変更{SVR}{BSD}



『書式』1. mv [options] file1 file2
2. mv [options] dir1 dir2
3. mv [options] names dir
『解説』1.ファイルをfile1からfile2に移動(名前変更)する。file2が存在している場合には、これを削除した後に移動する。
2.ターゲットのディレクトリ(dir2)が存在しない場合に、ディレクトリをdir1からdir2に移動(名前変更)する。
3.指定したファイルまたはディレクトリ(names)をターゲットのディレクトリ(dir)へ、そのままの名前で移動する。
N [h][I][J][K][L][M]


neqn・・・端末への数式の出力{BSD}




netstat・・・ネットワークの状態の出力{BSD}



『書式』 netstat [option] [int]
『解説』 ネットワークの状態を出力する。int(秒)を指定すればこの間隔で繰り返しレポートする。

newaliases・・・メール・エリアス・データベースの新規作成{BSD}




newform・・・テキストファイルの形式変更{SVR}




newgrp・・・グループIDの変更{SVR}



『書式』 newgrp [-] [group]
『解説』 指定したグループ(group)でログインする。

news・・・ニュースの出力{SVR}



『書式』 news [options] [items]
『解説』 /usr/newsにあるファイルに記述された内容を、項目(items)を指定してユーザに知らせる。

nice・・・指定した優先順位でのコマンドの実行{SVR}{BSD}{CSH}



『書式』 nice [option] cmd [args]
『解説』 指定したコマンド(cmd)の優先順位を変更して実行する。

nl・・・行番号付けのファイルの出力{SVR}



『書式』 nl [options] file
『解説』 ファイル(file)の内容に行番号を付けて出力する。

nm・・・オブジェクトファイルのネームリストの出力{SVR}{BSD}




nohup・・・ハングアップやクイットを無視したコマンドの実行{SVR}{BSD}



『書式』 nohup cmd [args]
『解説』 ハングアップやクイットを無視してコマンド(cmd [args])を実行する。

nroff・・・テキスト清書処理{SVR}{BSD}



『書式』 nroff [options] [files]
『解説』 NROFF形式で入力されたテキストを清書して出力する。


[I] [J] [K] [L] [M] [N]
[A〜Cのコマンド]
[D〜Gのコマンド]
[O〜Sのコマンド]
[T〜Zのコマンド]