戸伏 壽昭
形状記憶合金と形状記憶ポリマーは通常の材料の100倍の大変形を与えても元の形状に戻ります。この形状回復は温度変化に伴う材料の内部構造の変化で生じます。形状記憶合金では特に大きな復元力を利用することが出来ます。形状記憶ポリマーでは特に大きな形状の変化を利用することが出来ます。これらの特性を利用した応用が産業、医療・福祉、生活関連などの分野で行われており、省資源や省エネルギーに貢献しています。応用では、形状記憶素子を上手に設計する必要があります。形状記憶素子の設計において重要な材料の力学特性、繰返し変形特性、疲労特性などの研究を世界に先駆けて行っています。得られた研究成果は世界的に高く評価されており、国際共同研究などを展開しています。研究成果の一部を画像で示します。
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教授 戸伏 壽昭
専門分野 材料力学
機械設計工学 機能材料工学
担当授業科目 材料力学1
材料力学2 機械工学実験
所属学会 日本機械学会
American Society of Mechanical Engineers Society for Experimental Mechanics
取得学位 工学博士(1976/02 名古屋大学)
自己PRメッセージ
形状記憶合金や形状記憶ポリマーの研究成果は世界的に高く評価されており、国際会議における招待講演や諸外国の研究機関との共同研究などを行っています。
教育・研究基本方針
教育・研究で最も大切なことは積極的に全力で取り組むことだと考えています。このために、自分の可能性を信じ、前向きに取り組むように学生を励ましています。
在学生に向けたメッセージ
自分の可能性を信じ、何事にも積極的に取り組んでください。夢と希望と理想を持ち、誰とでも明るく笑顔で応対し、当面の課題に全力で取り組んでください。
高校生,受験生に向けたメッセージ
資源・エネルギー・環境などの難しい課題の解決に機械工学は貢献します。機械工学では数学、物理、語学などの基礎学力が必要なのでしっかり勉強してください。