機械学科の教育理念

 機械工学は、現代社会を支える幅広いテクノロジーにかかわる工学の基幹分野です。愛知工業大学は伝統的に実学に重点を置いた教育と研究を進め、社会に人材を送り出してきました。そのなかでモットーにしてきた「創造と人間性」の両立は、地球環境問題やエネルギー問題が重要課題となる今世紀に入ってますます重要になってきています。本学機械学科は、自動車・航空機・工作機械分野をはじめとする、わが国の「ものづくり」の中核をなす中部圏に位置し、21世紀社会に必要な「ものづくり」を支える「創造と人間性」に富んだ「人づくり」を目標にしています。具体的には、「専門分野を中心に幅広い知識と素養を持ち、それをもとに考え、行動し、人の協力も得ながら目標を実現していく」そんな実践的で人間性豊かなエンジニアの育成を目指しています。そのためのカリキュラムは、講義とともに実践力を養う少人数のセミナーや実験・実習を含んだ構成になっています。