奥川 雅之
機械構造システムの知能化による効率化や性能および信頼性の向上を目指し,制御工学,振動工学や機械力学およびメカトロニクス技術などを様々な機械構造システム,そしてロボットに応用することを目的としている.研究テーマを大別すると,(1) スマート構造システムの実用化に関する研究,(2) 遠隔操縦型作業支援ロボットに関する研究に分けられる.健全性評価,故障診断,応急処置,ロバスト制御,システム同定,遠隔操縦支援システム,移動ロボット,屋外作業支援,災害救助支援などをキーワードとしている.特に,機械構造システムの健全性評価問題,レスキューロボットに代表される遠隔操縦型作業支援ロボット(テレプレゼンスロボット)の移動機構設計および軌跡追従・人間追従制御などに関する研究を行っている.