北川 一敬
無人飛行機,ロケット,RCカー,昆虫の飛翔や魚の遊泳など,航空宇宙分野から生物流体に至る流体力学の研究を行っています.高速流れの研究では,高速飛行する飛行機,宇宙飛行体に発生する抵抗力(衝撃波)の発生機構の解明,ロケット,スペースシャトル,カプセル等が惑星大気圏に再突入する場合,高温高速流れの現象,衝撃波が建物に衝突した場合の伝播機構をコンピュータによる数値シミュレーション及び高速測定テクニックを用いて流れの特性を調べる研究,秒速8km/sの気流中を飛行する飛翔体の抵抗力計測の為の小型・高速応答の加速度センサーシステムの開発を行っています.
低速流れの研究では,昆虫の飛翔を最新の測定テクニックを用いて翼の運動,空気流れの可視化とシミュレーション,無人飛行機翼の空力特性,RCカーがどのようにすれば速く走れるかという空力特性を調べています.