2003年前期 自然生態学(昼) 成績

得点分布のグラフ


総評

 例年と比べ、出席点が高いのに試験得点が低い者が多い傾向がみられる。 毎回の授業の際に記入してもらっている質問用紙の答を見て、 出席していながら授業を聞いていない者がかなりいることに 内田は気がついて、授業中にもたびたび注意した。
 残念ながら、その後も授業を聞かず、質問用紙にもまじめに答を書かないことを 続けた者がいたらしい。
 人の話に注意を傾けて聞くことは、卒業した後でも人間として成長していくために 基本的に重要な態度なので、ぜひ改めてほしい。
 なお、大多数の者は授業をよく理解しており、簡単な文章であれば 4月当初よりわかりやすくていねいに書けるようになってきていると感じる。 今後も引き続き努力してほしい。

各評価ごとのコメント

・A評価
 授業をよく聞いてあらすじはよく理解していると思われる。 自然環境の成り立ちについての浅薄な誤解もほとんどない。 自分が理解したことを文章で表現する力を備えている。
 なお、試験の最高得点2人(84点満点中82点)は、選択問題は全問正解、 記述問題もほぼ完璧であった。努力を讃えたい。

・B評価
 授業のあらすじはよく理解していると思われるが、理解が正確でない点がある。 あるいは、理解したことを文章で表現する力が足りない。 しかし、自然環境の成り立ちについての致命的な誤解はほとんどない。

・C評価
 授業内容の理解がかなり不足しているが、最低限度の理解には達していると認められる。

・E評価
 授業内容の理解がはなはだ不十分で、しばしば自然環境の成り立ちについて致命的な誤解をしている。 授業に出ていてもほとんど聞いていなかったと思われるので、 再試験は行わず、単位を取得したい者は再履修をしてもらう。


 成績表の評価に *印がついている3名は、履修申告に不備があった可能性が高い。教務課に出向いて確認せよ。


 答案の返却を希望する者は、eメールで内田に申し出よ。 内田の研究室前の箱に出しておく。



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