2002年前期 自然生態学(昼) 成績

得点分布のグラフ


総評

 昨年と比べやや試験の得点が低かった。 これは、記述問題を難しくしたことによると考えられ、 学生諸君の理解度は前年とほぼ同様と感じられる。 今後も、マスコミを通じて、あるいは卒業後の自身の仕事を通じて、 多すぎるほど自然環境について情報を得ることになると思うが、 内田の授業で身につけた自然の見方を思い出して、的確な判断を心がけてほしい。

各評価ごとのコメント

・A評価
 授業をよく聞いてあらすじはよく理解していると思われる。 自然環境の成り立ちについての浅薄な誤解もほとんどない。 自分が理解したことを文章で表現する力を備えている。 なお、最優秀者2人(同点首位)は、3位以下をはるかに引き離した高得点で 選択問題は全問正解、記述問題もほぼ完璧であった。努力を讃えたい。

・B評価
 授業のあらすじはよく理解していると思われるが、理解が正確でない点がある。 あるいは、理解したことを文章で表現する力が足りない。 しかし、自然環境の成り立ちについての致命的な誤解はほとんどない。

・C評価
 授業内容の理解がかなり不足しているが、最低限度の理解には達していると認められる。

・E評価
 授業内容の理解がはなはだ不十分で、しばしば自然環境の成り立ちについて致命的な誤解をしている。 授業に出ていてもほとんど聞いていなかったか、あるいはほとんど出なかったためと思われるので、 再試験は行わず、単位を取得したい者は再履修をしてもらう。

 なお、B、C、E評価の者には、人に読んでもらおうという意志がほとんど感じられない粗雑な文章 (例:「、」「。」がない文;主語と述語のつじつまが合っていない文)を記述問題の答としていることがしばしばあった。 そのような文章の書き方を続けていると、たちまちは就職活動に、さらには卒業後の社会生活にも、 重大な悪影響を及ぼすおそれがあるので、すぐに直すように。

 答案の返却を希望する者は、eメールで内田に申し出よ。 内田の研究室前の箱に出しておく。



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