2足歩行ロボット組み立てレポート
Bioloid

 今回は、ベストテクノロジー株式会社の2足歩行ロボットキットBioloidの組み立てレポートです。


講座概略・準備

目的:学生にものづくりに興味を持ってもらう
 
対象学生:愛知工業大学電気系学生。

グループ構成:3人/1セット
講義担当:教員1名
 
使用機材:
  • 2足歩行ロボット組み立てキット ベストテクノロジー社 Bioloid (9万5千万円)
  • パソコン(WindowsXP、RS-232C出力付)
  • テスター
  • ドライバー、ラジオペンチ、ニッパ
  • カッター
 Bioloidには12V5AのACアダプターが付属している。これはバッテリーの充電だけでなく、ロボットそのものを動かすことができる。従って、KHR−1のように安定化電源は必要ない。
 初期ロットとあって、箱は飾り気の無いシンプルな箱。その中にパーツがぎっしりと入っていた。Bioloisは2足歩行専用の組み立てキットというわけではなく、その他の形も色々できる。まるでレゴのようだ。2足歩行ロボットの形で作ってもパーツがたくさん余るほどいっぱいなパーツが詰まっている。

中身は大量のパーツ サーボはAX-12
IDが振ってある
 
 Bioloidは19自由度もあり、大きさも370mmと市販ロボットしては大きい。そのせいか重さも2.2kgと重めだ。AX-12は動作角が300度と大きく、多彩な動作が期待される(エンドレスな回転もできるので、車輪にもなる)。
 
Bioloid 基本仕様
サイズ 370mm
重さ 2.2kg
電源電圧 外部電源12V5A
バッテリー Ni-MH 9.6V
関節 総19関節・腰:1、片腕3×2、片脚6×2
サーボモーター AX-12
動作角300度
トルク16.5kg・cm
スピード0.196sec/60°
55g
双方向TTL
センサー AX−S1(赤外線センサー、音センサーモジュール)
その他の特徴 教示機能


 今回製作することになったのは、もちろんヒューマノイド型


ヒューマノイド型を組み立てる アーム型の例も載っている

・・・つづく