海外でインターネットに接続するには、以下の方法があります。
- 日本のアクセスポイントまで国際電話で接続する。
この方法では通常日本で使用しているアクセスポイントに接続するため、
接続ソフトは電話番号の変更だけで済むというメリットがあります。
しかし、電話料金が高くなります。
- 現地のプロバイダと契約する。
この方法では現地のアクセスポイントに接続するため、電話料金が安く済みます。
長期滞在者には適した方法です。
しかし、短期旅行者には向きませんし、サポートは基本的に現地語ですので、言葉の問題があります。
また、外国人は契約できないプロバイダも一部にはあります。
各国のプロバイダの情報を以下に載せました。
- 海外にアクセスポイントを持つ日本のプロバイダを利用する。
日本のプロバイダの中には、海外に自社のネットワークを所有していたり、
海外のプロバイダと契約してローミングサービスをおこなっているところがあります。
ローミングの場合は別途ローミング料を請求される場合が多いですが、国際電話料
金に比べるとずっと安いです。短期旅行者に適した方法です。
プロバイダを選ぶときには、いくつかの考慮するべき点があります
- APの有無
旅行するところにAPがなければ始まりません。
このとき注意が必要なのは、その国にAPがあるかどうかだけでなく、市内にあるかどうかとい
うことです。市内に無いと、高い市外通話料金を払うことに成ります。
- 料金
これはもちろん安いほうが良いですね。
同じGRICやiPASSとの契約プロバイダでもローミング料にはかなりの開きがあります。
- 自社ネットかローミングか
一般にローミングの場合は接続の信頼性が落ちます。また、メールの送受信に制限があったり、
一部のインターネットサービスの利用ができないこともあります。一般にローミング料も取られます。
- 接続手順が必要かどうか
プロバイダによっては接続に接続手順が必要なことがあります。そのような場合は、スクリプト
を書いたり、ターミナル接続により接続のたびにID、PASSWORDの手入力が必要になります。
Windows95/98の場合は多くの場合専用接続ソフトがあるため問題ありませんが、WindowsCE
やザウルスなどでは多少接続が不便です。
また、海外での利用は一時利用に限っている場合(AT&T
Business Internet ServicesやAT&T WorldNet)
もありますから、長期滞在者は注意してください。
以下に海外にアクセスポイントを持つプロバイダの情報を載せました。
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インターネットカフェで回線を借りる
海外にも大抵のところにはインターネットカフェがあります。
また、ホテルのビジネスセンターでインターネットが利用できるところも多いです。
そのようなところでは自分のパソコンを回線に接続させてくれるところもあります。
通常はカフェ利用料と同額の料金となります。
LANカードが必要なこともありますから、準備していきましょう。