GRICへの接続(WindowsCE2.11)


Terminal(Terminal Prompt、ターミナルプロンプト): Enabledの場合の設定方法です。
DialupMasterというスクリプトツールを使用して、スクリプトファイルにより自動で接続します。


 
設定

STEP1:新しい接続の作成

 「スタート」メニューより「プログラム」ー「通信」ー「リモートネットワーク」を開きます。
 「新しい接続」アイコンをダブルタップします。
 「接続名」に適当な名前を入れます。
 「接続の種類」は「ダイヤルアップ接続(L)」を選びます。
 「次へ(N)>」をタップします。



STEP2:モデムの設定

 使用するモデムを選択します。

 「モデムの設定」ボタンをタップします。
 「ダイヤル後にターミナルウィンドウに切り替え(A)」にチェックを入れます。
 「ポートの設定」タブで、「通信速度」を最大にします。(電話回線の状態が悪い場合は、速度を遅くします。)

 

 「呼び出しのオプションタブ」を開きます。
 「発信音がしてからダイヤルする」のチェックを外します。
 「OK」ボタンをタップして、元に戻ります。


STEP3:TCP/IPの設定

「TCP/IPの設定(P)」ボタンをタップし、「全般」タブを開きます。
「ソフトウェア圧縮を使用する」のチェックを外します。
「サーバが割り当てたIPアドレスを使用する」がチェックされていることを確認します。

「ネームサーバー」タブを開きます。
以下のように設定します。

  "DNS Setting(DNS Configuration、DNS構成)"が"Server Assigned"の場合
「サーバが割り当てたネームサーバアドレス」にチェック
 
  "DNS Setting(DNS Configuration、DNS構成)"が"Static"の場合
「サーバが割り当てたネームサーバアドレス」のチェックを外す
プライマリDNSに調べたDNS1(DNS Address1、DNS1)の値を入力
セカンダリDNSに調べたDNS2(DNS Address2、DNS2)の値を入力

 

「OK」をタップして戻り、「次へ(N)>」をタップして次に進みます。
 

STEP4:アクセスポイントの設定

アクセスポイントの「国番号」、「市外局番」、「電話番号」を入力します。
「市外局番」は接頭番号を外します。
「終了」をタップします。

STEP5:DialupMasterの設定

ここより、各ローカルプロバイダ(ISP NAMEのプロバイダ)のスクリプトをダウンロードします。
DialupMasterのプロパティを開き、「Login Scripts」タブの「When Connecting via」の項目で作成した
リモートネットワークを選択します。
「use the login script」でダウンロードしたスクリプトを指定します。 


 

STEP6:接続

出来たリモートネットワークを起動します。
「ダイヤルのプロパティ(D)」ボタンをタップします。
「発信元」を選択します。

ユーザー名、パスワードを設定します。
通常ユーザ名は日本国内で加入プロバイダを利用する時のIDとは異なります
また、パスワードも異なることがあります。
各プロバイダのGRIC接続時のユーザ名、パスワードはこちらにまとめてあります。
 
 ・各プロバイダのGRIC使用時のユーザ名、パスワード

接続ボタンをタップすると、ターミナル画面が現れ、自動的に接続がおこなわれます。


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