Vodafone V801SA(第1回)
http://www.stel-web.com/line_up/v801sa/
Vodafone V801SAはVodafone Global Standard初のVodafone live!対応機。海外でも携帯電話で日本語メールが使える注目の携帯電話だ。私のなじみのショップでは発売日翌日に入荷したので、早速購入した。今回は、Vodafone
live!対応国のシンガポールと非対応国のオーストラリアでの利用レポートをお送りする。
ちなみにV66ユーザの場合、買い増し時に使える1万円あるいは1万5千円の割引はがきが送られてくる場合があるようだ。ショップで計算してもらったところ、新規契約よりこの割引による買い増しのほうが7千5百円安くなるとのことであった。私のところにも送られてきたが、12月15日以降有効ということで無視。また、Vodafone
live!利用には、別途契約が必要だが、一番安いグローバルコールプランでは、Vodafone
live!の契約はできない。また、このグローバルコールプランではVGS複数回線契約も不可ということで、それまでこのプランで使っていたV66を解約して、一番安い通常プランで新規契約をした。(東海エリア) |
スペック:
VGS携帯電話はこれまで日本語が使えなかったり、インターネットメールができない、供給量が不十分等の問題があり、本格的な普及はまだまだという感じがあった。今回投入されたV801SAはもちろん日本語対応で、インターネットメールもできる。供給量も十分で、実質的にはVGS普及機第1号といってよいだろう。そればかりか、TV電話にも対応し、日本国内で使う携帯電話としても、非常に高性能だ。
スライド式で、ディスプレーは大きく、結構使いやすい。通話もスライドを閉じたままでできる。サイズ的にはやはり日本国内用の携帯電話としては大きいが、FOMAなどと比べて大きいわけではなく、許容範囲といった感じだ。GSMトライバンドに対応している点は、北米などにも行くユーザにはうれしい仕様となっている。ステレオスピーカーの音は非常に良く、ディスプレーもきれいで、この点でポイントは高い。まだ実機を見ていない人は、ぜひとも店頭で触ってみてほしい。デザイン的にもまあまあ気に入った。色は、コズミックブルーとギャラクシーシルバーがある。せっかくだからVodafone色のレッドもあったら良かったのにと思うのは、私だけだろうか。SDメモリも搭載し、最大256MBのSDメモリが使える。画像などはここにたっぷり保存できる。
Vodafone V801SAのスペック
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SonyEricsson T610 |
ネットワーク |
WCDMA、GSM900,/1800/1900 |
重量 |
146g |
大きさ |
51mm x 108mm x 26mm |
ディスプレー |
26万色カラー TFT
240×320ピクセル |
バッテリー |
1100mAh, Li-ion |
通話時間 |
WCDMA:170分
GSM:210分
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待ち受け時間 |
WCDMA:180時間
GSM900/1800: 180時間
GSM1900:140時間 |
充電時間 |
130分(電源OFF時) |
カメラ |
CCDカメラ×2
31万画素
フラッシュ |
SMS |
SMS |
E-mail |
VGSメール |
データ通信 |
WCDMA:64k/384k(ベストエフォート)
GPRS:53.6k/13.4k
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WEB |
xHTML/WAP2.0 |
スピーカー |
3Dステレオ |
PCとの接続 |
USB |
JAVA |
100k |
和音 |
40和音 |
サイズ比較
Motorola V66 |
Sanyo V801SA |
NOKIA 6650 |
ICテレフォンカード |
44mm x 84mm x 21mm |
51mm x 108mm x 26mm |
52mm x 133mm x 25mm |
86mm x 54mm |
79g |
94g |
84g |
- |
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箱の中には、16MBのSDメモリカードや、USBケーブル接続用のドライバが入ったCD-ROMも同封されている。光ディジタル変換アダプタは、光出力端子を持つオーディオ機器と接続するときに使う。
ディスプレーは大きく、26万色で大変見やすい。使わないときはディスプレーは真っ暗になり、上部で青色のランプが点滅する。これは少し気になる。むしろよくあるような、時計などの数字だけを表示する方式のほうが良いように思う。
待ち受け画面は標準で日時が表示されているが、世界時計を表示させることもできる。これは世界を飛び回る人にはうれしい機能だ。また、スケジュールなどを表示することもできる。
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Vodafoneカラーの赤い箱に入ってくる |
箱の中には本体の他に
16MBSDメモリカード、
USBケーブル接続用ドライバが
入ったCD-ROM、光ディジタル変換
アダプタ、充電器が同封 |
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USIMは裏のバッテリーを
外した上部に挿入 |
SDカードは上部から挿入 |
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手に持つとこんな感じ |
メニュー画面 |
待ち受け画面では世界時計
も表示できる |
電源:
充電器はワールドワイド対応で海外でも使える(変換プラグはお忘れなく)が、少し大きい気がする。FOMA用のUSB充電ケーブルを使ってみたところ、充電できた。(あくまで自己責任で使ってください。ちなみにFOMA付属の通常の充電器でも充電できました。)コネクタの規格は「IMT-2000携帯電話用コネクタA」と成っている。3Gではある程度コネクタの標準化が行われたようだ。充電時間は電源OFFで130分と成っているが、ON状態で充電すると半日ほどかかる。また、放電も早くちょっと使うだけでも3日程度しか持たない。この点はマイナスポイントだ。
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充電器は100-240V対応
海外でも充電できる
サイズ40mm x 74mm x 26mm |
標準の充電器は大きいので、
今回はFOMA用のUSB充電
ケーブルを流用。(SSI Tristar製)
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コネクタ形状は
FOMAと同じ |
・・・第2回へ続く
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