http://www.sonyericssonmobile.com/T68/
エリクソンT68は、カラーディスプレー、WAP1.2.1、GPRS、HSCSD、Bluetooth、EMS(MMSにアップグレードされる予定)と現在考えられるほとんどの機能を持ち、なおかつ小型、軽量でジョイスティックによる操作のし易さなど、非常に優れたGSM携帯電話です。海外でももっとも売れている携帯電話の1つに成ります。
このレビューでは、そのT68についての使用感などをレビュー致します。
メーカー名 | Ericcson |
機種名 | T68m |
ネットワーク | GSM900/1800/1900 EGSMサポート |
重量 | 84g |
大きさ | 101mm x 48mm x 20mm |
ディスプレー | 256色カラー |
通話時間 | 13時間 |
待ち受け時間 | 290時間 |
今回レビューに使用したのはT68mのLunarGrayモデル。T68mには他にZiroccan Goldがあります。ファームウェアのバージョンはR1BprgCXC125418_TA。テレコム新宿店さんからお借りしたものです。
ファーストルック:
送られて来た箱は意外に小さい。中に入っていたのは、
本体は非常に小さくて軽い。アンテナ内蔵という点もグッド。胸ポケットに入れても気にならない。
テレフォンカードと並べてみる | 手に持ってみる |
マニュアルは英語で書かれている。
バッテリー:
バッテリーはBST-14。700mAhのリチウムポリマーバッテリ。リチウムポリマーバッテリーは、リチウムイオンバッテリーに比べて小型。非常に薄いにもかかわらず通話時間13時間、待ち受け時間290時間とまずまずの性能。実際使ったところでは、1週間程度であれば充電なしでももつ。
充電器は入力100-240VAC -150mA 50/60Hz、出力5.1V 450mA。日本でも充電可能だが、コンセントは丸2本のCタイプ、エリクソンの本社スウェーデンやヨーロッパなどで使われているタイプ。変換アダプタが同封されているので、これを使えば日本国内でも充電はできます。
バッテリー | 充電器 | 変換アダプター |
SIM:
SIMはバッテリー装着口に入れるタイプ。スライドさせて入れるが、少し出し入れしにくい。
ディスプレー:
ディスプレーは256色カラーの反射型LCD。101 x 80 ピクセルの解像度を持つ。反射型のため屋外でも視認性は良い。スタンバイ時は輝度が落とされスクリーンセーバーとして時刻が表示される。
フォントサイズも3種類設定可能。一番小さな文字ではタイトル行も合わせて8行の表示ができ、この状態でも文字は十分読める。
待ち受け画面 | スクリーンセーバー |
フォントサイズ小 | フォントサイズ中 | フォントサイズ大 |
キー:
T68の大きな特徴の1つが、ジョイスティック。このジョイスティックは、上下左右の移動だけでなく、プッシュボタンの役目もする。すなわちジョイスティックでメニューを"選択"後そのまま押せば"決定"も行うことができる。電話帳から電話番号を選んでダイヤルする場合など、このジョイスティックだけで全ての動作を行うことができて、非常に便利。私がT68で一番気に入った機能の1つ。ただ、押したつもりが移動してしまったり、移動のつもりが押してしまうことがある。これも慣れれば問題ない。
ジョイスティック |
キーは若干小さく感じる。指先で押しても打ち間違えることはほとんど無いが、気持ち的にはつめ先で押したくなる。ダイヤル時等にキーが光る。あまり明るくはないが、暗闇ではキーを十分確認できるだけの明るさはある。
左サイドにはボリュームキーが付いており、通話中に音量を変えることもできる。
入力は"T9 Text Input"をサポートしている。通常携帯電話では1つのキーで複数の文字を入力する。例えばキーの"2"は"a"、"b"、"c"のキーでもある。この場合、キーを何回押したかでどの文字かを判断する。"T9
Text Input"というのは、キーが1回押されただけで、どの文字が入力されたのかをその前後の入力から自動的に判断する機能である。例えば、"37427766"と押すだけで、辞書から"Ericcson"と判断される。辞書に新しい単語を登録することもできる。慣れると使いやすい機能の1つ。
・・・・・つづく
このレビューは、テレコム新宿店さんのご協力でお送りしております。
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