http://www.nokia.com/phones/7650/index.html
カメラ:
Nokia7650の大きな特徴の1つはカメラを内蔵すること。Nokia7650は別名"イメージフォン"と呼ばれている。T68iの場合は、オプションでカメラを外付けするが、Nokia7650の場合は内蔵で、本体裏側にレンズがある。640×480の解像度で、F=3.5mmのレンズが使われている。レンズはキー部分をスライドさせると現れる。普段はカバーされているので傷が付くことも無い。シャッターはジョイスティックを押すと切れる。撮影した画像は、JPEG形式で保存されるため、パソコンなどでも見ることができる。
画質は"High"、"Normal"、"Basic"の3通り。これらは圧縮率が異なる。といっても、あまり画質の違いは確認できなかった。また、"Standard"、"Night"、"Portrait"の3つの撮影モードがある。"Portrait"モードは80×96ピクセルで、電話帳へ登録する画像を撮るのに適している。
画質は正直あまり良くない。T68iのカメラMCA-20の画質と比べると、明らかに劣っている。また、その形状上手ぶれしやすい。永久保存したいような場合の撮影にはあまりお勧めできない。取った画像をその場ですぐMMSやE-mailで送るという使い方が適している。また、携帯電話を操作する振りをして写真を取れるので、回りに気づかれずに写真を撮るには便利である。
カメラはキーをスライドすると出てくる | 撮影モード |
普通のデジタルカメラ (640×480ピクセルモード) 91.9kB |
Nokia7650 Highモード 38.0kB |
Nokia7650 Normalモード 31.4kB |
Nokia7650 Basicモード 24.3kB |
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晴天時の屋外での撮影 画像をクリックすると大きくなります |
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また、ビデオキャプチャソフト(Hantro社)をインストールすれば、MPEG-4の動画を撮ることもできる。10フレーム/秒、最大100kB(約5-20秒)の動画が撮影可能。撮った動画はE-mailで送れる。MMSやPCへのBluetoothや赤外線での転送も、ファイルマネジャーソフト(Extended File ManagerやSeleQ)をインストールすれば可能となる。
MP4の動画も撮れる (別途ソフトが必要) 画像をクリックすると動画が始まります PCでの再生にはQuickTime6等が必要です。 |
Images:
Nokia7650は外部メモリ用のスロットを持たないため、撮影した画像はすべて4MBの内蔵メモリのImagesフォルダに保存される。アプリケーションや電話帳などとメモリを共有するため、実際に画像保存用に使える容量はこれよりも少なくなる。1MBの空き容量がある場合、StandardのHighモードで約30枚の画像が保存できる。
サポートされるイメージは"JPEG、GIF、PNG、TIFF、BMP、WBMP、OTA、WMF"。アニメーションGIFにまで対応している。
Basic | Normal | High | |
Standard | 55 | 40 | 30 |
Night | 28 | 18 | 16 |
Portrait | - | - | >200 |
残りメモリ容量は Application Manager で確認できる |
Imagesフォルダ | 詳細表示 |
標準の表示 | ズーミング(最大800%) | 回転 |
画像はMMSやE-mailで送信したり、Bluetoothや赤外線で他のデバイスに送ることができる。また、他のデバイスから送られてきた画像をこのフォルダに保存もできる。
画像を送信 |
・・・・・第3回へつづく
このレビューは、テレコム新宿店さんのご協力でお送りしております。
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