ネット上での悪口
インターネットや携帯電話の利用者が増えるにつれてネット上でのいじめも増えています。
ネット上で書き込まれた悪口は目に見える形で記録されてしまうため、書かれた被害者が癒されずに苦しみ続けるという性質を持ちます。
特に掲示板サイトやブログは記録を半永久的に保存し続けるというシステムを採用しているので、管理者が削除しない限り悪口の記録がいつまでも残り続けてしまいます。
また管理者が悪口の書かれた掲示板やブログを削除しても、短時間で多くの人に広まりやすいため、コピーしてほかの掲示板やブログなどに貼付けられ回収が不可能となり、半永久的にネット上に残るケースもあります。
かかれたときの対処法
学校裏サイトなどでは、複数の生徒が特定の生徒の実名を載せて悪口を書き込むことがあります。
この場合、標的になる生徒は一人ではなく、ある特定の生徒の悪口で数日間盛り上がった後、他の生徒の悪口にかわっていくことが多いです。
学校裏サイトのように、書き込んだ相手のある程度の予想がつく場合、その悪口のかかれた記事、その記事が掲載されたサイト、サイトのアドレス、書き込んだ人の名前、書き込まれた日付を印刷し、一人で悩まずに保護者や学校の先生に相談しましょう。
またネット上では、間違った発言をした人や無知な人に対して、その誤りを正すだけでなく、感情的な圧力をかけたりする人もいます。
大きなサイトや掲示板などでは、間違った発言や目立った行動を無意識にしてしまった人が、集団リンチのように叩かれる場合もあります。
そうなると、被害者はコミュニティにいられなくなり、結果的に追放されてしまいます。
このように書き込んだ相手の見当がつかない場合でも、書き込まれた記事、その記事が掲載されたサイト、サイトのアドレス、書き込んだ人の名前、書き込まれた日付を印刷してください。
これは、プロバイダ等への連絡や警察署へ届け出る際に必要になります。
掲示板等へ書き込まれた記事は、プロバイダ責任法が平成14年5月から執行されており、プロバイダや掲示板の管理者に、書き込まれた日時、記事の内容等を連絡することにより削除してもらうことが可能です。
また、プロバイダ責任法が執行されたことにより、一定の条件下でプロバイダ等に対して書き込んだ人の情報を請求することができます。
これは、ネットいじめによる損害賠償を請求するため、被害者を保護するために規定されたものです。
書き込まれた内容により、名誉毀損(めいよきそん)や脅迫のような犯罪を構成するようなものやその恐れのあるものについては、警察署に相談しましょう。
ルールやマナーを守りましょう
インターネットの掲示板は何を書いても「書き込んだ自分が特定されることはないだろう。」「この程度のことなら書き込んでも犯罪にならないだろう。」など安易な考えで書き込まれることが多いですが、書かれた相手はとても傷つきます。 書き込まれた相手の気持ちもきちんと考えてから書き込みしましょう。 一時の感情に流されてはいけません。
また書き込む時には次のことに注意して書き込んでください。
●礼儀を忘れないようにする。
●文章はできるだけ「です」「ます」調にする。
●あいさつをきちんとする。(「はじめまして」等)
●他人を無闇に批判しない。
●利用する掲示板等の利用規約や注意事項を守る。
●実名やアドレス等の個人情報を書き込まない。
●他人の悪口や、うその情報を書き込まない。
インターネットの利用者一人ひとりがルールとマナーを守り、常に相手のことも考えて書き込みをすればトラブルも少なくなるはずです。