コンテンツのコピー
違法(不正)コピーとは...
権利者の許可を得ずにDVDやソフトウェアなどの中身(=映画や音楽などのこと)を複製したり、コンピュータにインストール(=導入)すること、または、その商品をさします。
これは著作権の権利を侵害する違法なもので、路上やネットオークションで売られていて問題になっています。
違法コピーの現状
違法コピーはどのようにして行われているのでしょうか。
方法は様々で、会社全体で行っている場合もあり、注意が必要になります。
●組織の中で
企業、学校、病院など、複数のコンピュータでソフトウェアを使っている場所で行われ、
今、日本で一番多い方法になります。
●販売店で違法コピー
販売店が無許可でソフトウェアをコンピュータにインストールする方法で、
ソフトウェア会社のバージョンアップなどのサービスが受けられないなどの、大きなリスクがあります。
●ソフトウェアレンタル
ソフトウェアメーカーの許可を得ずに、勝手にソフトウェアをレンタルすることです。
なかには、使用者が違法コピーすることを前提にした、悪質な店もあります。
買うだけで犯罪者?
海賊版などの違法コピー商品を販売することは法律で禁止されています。では、買った人も違反者なのでしょうか。 犯罪にはなりません。 海賊版と知って買ったものを、業務に使う以外は違法ではありません。(2007年現在)
しかし、当然リスクがあります。オークションで落札した後は、出品者に氏名、住所などの個人情報を提供しなければいけません。 気をつけなければいけないのは、海賊版の販売には、暴力団などの犯罪組織が関わっている場合があるということになります。
† 犯罪者に協力することになる
「安いからいいや」と、軽い気持ちで買ってしまうその行為は、犯罪行為を助長していることになります。
海賊版を買う人が増えると、正規の開発者の売り上げにならず、海賊版販売者だけを儲けさせることになります。
このようなことがこれ以上増えないために、海賊版を買ってはいけません。
やっていませんか?
●友人が買った市販品のソフトウェアを無断でコピーしてしまった。
●急にソフトウェアが必要になったので、すぐに消すつもりで他のコンピュータで使っているものをインストールしてしまった。
これらはすべて著作権を侵害する行為(違法コピー)となるので、やらないようにしましょう。
暴力団も関わっている!
海賊版と呼ばれるCDやビデオは、暴力団が資金集めの目的で製造・販売しているものもあります。
現在の暴力団は、ネットワークの中でも活動していて、「違法ソフトの販売の根を調べると、日本から中国系のものまで、ほとんどの有名な人物が出てくる」といわれています。
4分の1が違法コピー
日本国内の*違法コピー率は年々減少しています。
この背景には、ソフトウェアの資産管理の発想や、著作権法などの法律に
対する意識の向上があげられます。
それだけでなく、ユーザー(=使用者)のモラルが向上したことも理由の1つと考えられています。
しかし、右の図を見てわかるように、違法コピーは減少傾向にあるものの、まだ「ソフト全体の4分の1が違法コピー」なのがわかります。
さらに、世界的なソフトウェア市場拡大によって、日本でも世界でも損害額は上昇しており、
問題解決にはまだ時間がかかるといわれています。
*違法コピー率
「調査年に稼働しているPCにインストールされたソフト総数」から「同年に正規出荷されたソフト数」を引いた数を違法コピー数とします。
違法コピー数に「同年にインストールされたソフト総数」で割った百分率を違法コピー率と言います。
海賊版とは
違法コピーをして作ったソフトウェアやコンテンツ(映画や音楽)のことを言います。
特にコンピュータのソフトウェア(=ゲーム・業務アプリケーション等)
や映画DVD・音楽CDなどが東アジアなどの先進国で、かなり蔓延しています。
レコードやCDの海賊盤は3種類に分かれます。
●ブートレグ
アーティストの発表していない音楽などを、許可を得ずに複製したもの。(個人で楽しむ目的の場合をのぞく)
海外だけのTVやラジオや、昔放送されたものも含みます。
●パイレート盤
発売されたアルバムの内容をそのまま、(または1曲ごとに)勝手にコピー(複製)したもの。
●カウンターフィット盤
レコードやCDの内容を全てコピーして、本物そっくりに作られたもの。
これらは本物より安い価格がついていていますが、画質が悪いなどのマイナス面が多くあります。 また、海賊版のソフトウェアを使うとコンピュータウイルスに感染してしまうこともあるので、絶対に買ってはいけません。