学校裏サイト
学校裏サイトとは..
学校裏サイトとは、同じ学校に通う生徒たちの間で、交流や情報交換を目的に立ち上げられ、ウェブ上には1万5千以上あるといわれている非公式なサイトのことをいいます。
ほとんどが実名に近い状態で名前がでていて、世界中の誰でも閲覧できる状況であるにも関わらず、違法サイトの紹介や個人情報の暴露、特定の個人に対する誹謗中傷が書き込まれていたり、わいせつな画像が貼られたりしています。
インターネットの恐ろしさ
掲示板やブログなどは、半永久的に記録を保存し続けるため、管理者が削除をしない限りその記録はいつまでも残り続け、書かれた被害者は苦しみ続けることになります。
削除したとしても、短時間で多くの人に広まり、他の掲示板やブログに貼られたりすると回収することは困難になります。
匿名性が高いために相手が誰か分からず疑心暗鬼になったり、もしネット上でいじめがあったとしても表面化されにくく、気づきにくいのが問題となっています。
学校裏サイトを利用する頻度
利用する頻度は「過去に利用していたが今は利用していない」が56.4%と一番多く、次に「毎日利用している」と回答した人が全体の11.8%でした。
しかし「過去に利用していたが今は利用していない」という回答者を除くと、「一週間に一回以上は利用する」と回答した人が80%近くいて、ほとんどの人が学校裏サイトを頻繁に利用していることがうかがえます。
実際に起きた事件
学校裏サイトにはたくさんの書き込みがあり、色んな事件へ発展していきます。
①2007年秋、学校裏サイトに「校長先生を殺す」と書き込んだ大阪府の高校1年生の男子が、脅迫容疑で逮捕された。 また、名指しで中傷する内容を書き込んだとして、家庭裁判所に書類送検された。
②仙台市の中学3年の男子生徒が掲示板で「死ね」と名指しで中傷され、書き込んだ同級生の女子生徒が家庭裁判所に送致された。
画像を掲載された①女子中学生の顔写真がアダルト画像と合成され、そのコラージュが実名とともにでネット上に掲載された。
②神戸の私立高校の飛び降り自殺した男子生徒(18)が同級生の少年(17)から現金を要求されていた恐喝未遂事件が起きた。「裏サイト」と呼ばれる掲示板に自殺した生徒の裸の下半身を撮影した写真が掲載されていたことがわかった。
個人情報の暴露など東京都内に住む少年は高校3年生のとき、学校裏サイトに実名や携帯電話の番号、メールアドレスが勝手に公開された上に、誹謗中傷の書き込みをされた。携帯電話には無言電話が大量にかかったり、中傷メールも数十通送られてきて、裏サイトには「いじめたい奴」として数十人が実名でリストアップされていて、この少年も含まれていた。
書き込むときの注意
書き込むときには下のことに注意して書き込んでください。
一人ひとりがマナーを守ればトラブルも減ります。
□挨拶をきちんとする。(こんにちは 等)
□他人を誹謗中傷しない。
□利用する掲示板等の利用規約を守る。
□実名、住所等の個人情報を書き込まない。
□嘘の情報を書き込まない。
□安易に人の画像を掲載しない。
□「死ね」などの汚い言葉は使わない。
利用する目的
利用する目的は男女ともに「暇つぶし」が最多で、次に「うわさ話」「部活の話」となっています。男子は「宿題/テスト範囲を聞く」、 女子が「他人の悪口を言う」を目的に利用しています。中には「ストレス発散する」と答える人もいました。
インターネット、携帯電話の利用者が増えるにつれ、ネット上でのいじめや、誹謗中傷なども増加します。 利用人口が増えている今、これまで以上にモラルが求められています。「他人の悪口を言う」「ストレス発散する」などを目的として、学校裏サイトを使わないようにしましょう。
書き込まれている内容
学校裏サイトを利用していて不愉快な思いをする書き込みを見たことがある生徒は全体の84.6%います。
このことから学校裏サイトの書き込みの内容のほとんどが不愉快な書き込みであると言えます。
また、その内容は「個人の誹謗中傷」「教師に対する悪口・不満」「荒らし」「個人情報」などが挙げられます。
被害者は..
小学生までは男女ともに大きな差はありませんが、中学生になった途端に男女ともに、特に女子の被害が一気に増えます。 何故ここまで差があるのかというと中学校に入学すると同時に携帯電話を持ち始めたり、交友関係が広がるから増加します。
誹謗中傷の被害は生徒だけではなく、教師が被害にあうこともあります。 現在のいじめは、ネットを介してどのような子どもでもターゲットになります。体が大きくて力のある子、元気で活発な子、明るくてスポーツができる子、友だちの多い子でも被害にあうことは十分にありえます。
また学校裏サイトが開設され始める前の2005年度と後の2006年度ではいじめの件数は全国約2万件から約6倍の約12万5千件と大幅に増えています。
プロバイダ責任法
掲示板などへ書き込まれた記事は、プロバイダ責任法が施行されたことにより、プロバイダや管理者に、書き込まれた日時やその内容を連絡することにより削除して貰うことが可能になりました。
また、ネットいじめにより損害賠償を請求するため、被害者を保護するために、一定の条件下でプロバイダなどに対して書き込んだ人の情報を請求することが可能です。
書き込まれた内容により、名誉毀損や脅迫の恐れのあるものについては、警察へ相談しましょう。
探す方法
手軽に使える携帯電話用のレンタル掲示板などはパソコンからアクセスできない可能性があります。
また、検索エンジンで検索する場合、学校名ではあまり見つけることができませんが、名前で検索してみると見つかるかもしれません。
しかし、パスワードで管理されている場合は見つけても見ることはできません。
なので結局は、学校サイトランキングなどの地域別のリストから地道に探していくしかありません。
相談機関連絡先
24時間いじめ相談ダイヤル
(電話) 0570-0-78310
いじめ問題対策情報センター
(電話) 03-3506-0076
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