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過去のトピックス
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2016年 忘年会
今年ももうすぐ終わりですね。みなさまお疲れさまでした
2017年も頑張ります
(2016.12.28更新)
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珍しく・・・
森田先生は出張、学生さんは就活や講義など…残念なことに研究室に全員がそろうということがなかなかないのですが、久しぶりに今日はみんなが勢ぞろいしました。というわけで、全員はが出席している今日の出欠ボードです。
みんなが揃うと研究室が賑やかでいいですね。ちょっと狭いですが・・・
(2016.11.21更新)
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特別講義情報
11月1日に愛知工業大学 グリーンエネ大学院特別講義として、東京工業大学の関根先生をお招きして、講義を行っていただきます。X線結晶構造解析を用いた物質解析・材料開発に関するもので、応用化学だけでなく様々が分野において有益な知識が得られると思います。対象は大学院生ですが、学部生も聴講していただくこともできます。ご興味がある人は参加してください。
講義概要
日時:11月1日(火)5限目 16:20-17:50
会場:愛知工業大学 8号館2階大学院講義室
講師:関根あき子 助教(東京工業大学 理学院化学系)
題目:物質科学とX線結晶構造解析
講義概要はこちら(PDF file)
またこれに伴い、11月2日に関根先生を交えた研究会を行います。
関根先生の研究についてより深く知識を得たい学生さんたちの参加を期待しています。
日時:11月2日(水)9:20~12:00
会場:愛知工業大学 8号館2階大学院講義室
研究会内容については左の通りです
追記
11/1の特別講義と11/2の研究会をたくさんの学生さん達の参加のもと、盛況に終えることができました。基礎的なことから最先端の高度な研究の話まで、たくさんのことを教えていただきました。この場を借りて御礼申し上げます。
(2016.10.5掲載, 2016.11.6更新)
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500 MHz NMR が立ち上がりました! 本学初
核磁気共鳴装置(NMR)は、有機化学、無機化学、分析化学、高分子化学、生化学、製薬、新素材(セラミック、二次電池)などの教育・研究に非常に広範囲に使用されています。大学学部1年生の教科書にも多くの紙面を割いて基礎概念から実際の測定および解析手法が紹介されています。単に、分子構造の解析および未知の化学物質の同定に使用されるだけでなく、製薬・バイオ・食品・化学等の応用分野に加えて、目覚しいスピードで開発・改良が進んでいる有機EL・有機半導体や触媒などの新しい分野にも活用されており、大学における教育および最先端の科学技術分野で欠かせない分析装置の一つになっています。
追加情報
10月末にオートサンプルチェンジャーが設置されました。複数サンプルの連続測定が可能になり、実験がよりスムーズに進められます。
(2016.5.27掲載, 2016.11.07更新)
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講演情報
我々が研究している有機分子を正極活物質に用いた有機二次電池についての最新の研究成果を森田教授がNTSセミナー「正極材改良による次世代リチウムイオン二次電池開発」で発表します。
NTSセミナーは最先端の科学・技術に関して最前線に位置する様々な分野の研究者が、主に企業の研究・開発担当者を対象として行うセミナーです。
本年4月4日に日本経済新聞に掲載された研究成果とその後のさらなる発展について紹介する予定です。
ご興味ある人は参加してください。
開催日時:11月24日(水)13:00~
場所:乳業会館・3F会議室(東京都千代田区)
セミナーポスター(PDF file) / NTSセミナーのURL
(2016.10.18更新)
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第27回 基礎有機化学討論会(9月1〜3日・広島国際会議場)に参加しました
講演についてはこちらをご覧ください
当地にて森田教授の日本化学会 第33回学術賞受賞のお祝いに、阪大時代の卒業生一同から、受賞題目が書かれた盾と名前入りのペンをいただきました。
また、村田准教授の「平成27年度 有機合成化学協会東海支部奨励賞」についてもお祝いをいただきました。
どうもありがとうございます。
(2016.9.14更新)
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8月25, 26日に愛知工業大学 本山キャンパスにて「CREST元素戦略 2016年度第2回森田チーム合同報告会」を行いました。カネカ、トヨタ自動車の研究者を交えて活発な議論が行われました。また、修士過程の学生や学部4年生からの研究紹介も行われました。
(2016.8.26更新)
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高大連携プログラムで講義を行いました
愛知工業大学 2016年度 高大連携プログラム 全学年共通講座で、森田教授が「有機物が電池の世界を変える!」という題目で愛知県内の高校生300人に90分の講義を行いました。
実施日:7月30日(土)、場所:愛知工業大学 愛和会館
(2016.8.1更新)
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米国ボストン・ハーバード大学にて「Stuart L. Schreiber 60th Birthday Symposium」が開催されました(2016年6月10〜11日)。Schreiber先生は著名な有機化学者で、森田先生が研究員時代に留学した研究室のリーダーです。
左の写真は挨拶している Schreiber 教授、右の写真は新緑の Harvard Yard
(2016.6.18更新)
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大学院中間報告会に参加しました
応用化学科にて博士前期課程2年生による大学院中間報告会が行われました。当研究室からは安藤さんと鳥居君が参加しました。たくさんの教員や学生さんたちと白熱した議論が展開されていました。
(2016.6.4更新)
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5月23日に東京大学総括プロジェクト機構の中村 栄一 特任教授に愛知工業大学にご来訪いただき、特別講義を行っていただきました。化学者として生きていく上でたくさんのためになるお話をしていただきました。
写真は講義終了後の集合写真です
(2016.5.23更新)
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特別講義情報
5月23日に東京大学総括プロジェクト機構の中村 栄一 特任教授による特別講義が行われます。主な対象は応用化学専攻とバイオ環境化学専攻の3年生としていますが、最先端の化学研究に関する講演で、他学年・他学科の皆様にもとても勉強になる講義ですので、是非聴講してください。
2016年度 応用化学科特別講義
講義題目:化学—分子と実社会を結ぶ架け橋
演者:中村 栄一(なかむら えいいち)
東京大学総括プロジェクト機構・大学院理学系研究科 特任教授
講義日時: 2016年5月23日(月) 15:00〜17:50
講義場所: 10号館 G2507室(収容人数 130人)
(画像をクリックすると拡大版を表示できます。画像のPDF版はこちら)
(2016.5.10更新)
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愛知工業大学学長賞 受賞
森田教授が「平成27年度 愛知工業大学学長賞」を受賞しました。日本化学会 第33回学術賞受賞など、教育・研究に関して顕著な貢献をしたことが評価され、栄誉を授かりました。愛知工業大学学長・副学長および平成27年度受賞者との集合写真を追加しました。
(2016.4.1掲載, 2016.4.15更新)
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日本化学会学術賞 受賞
同志社大学 京田辺キャンパスで開催された、日本化学会第96春季年会に参加しました。森田教授の日本化学会学術賞の受賞講演と表彰式が行われました。写真は表彰式の様子と賞状です。(授賞式の写真を更新しました)
→本受賞の愛知工業大学HPでの紹介記事
また、研究室学生や研究員らによる5件の口頭発表と4件のポスター発表が行われ、多くの方にご来場いただきました。
→ポスター発表の様子はこちらから
(2016.3.28掲載, 2016.4.8更新)
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日本経済新聞で紹介記事が掲載されました
日本経済新聞に、当研究室においてCREST研究で株式会社カネカやトヨタ自動車などと共同研究を行っている、高性能有機二次電池に関する研究成果を紹介する記事が掲載されました。
(掲載日:2016年4月4日)
記事タイトル:充電100倍速い電池 (日経新聞電子版での記事は詳細はこちら)
同記事に関する反響が朝日新聞デジタル版などで報道されています。→こちら
今回のメディア掲載が本学ホームページにて紹介されました。紹介記事中のリンクから本記事の電子ファイルがダウンロード可能です。→こちら
(2016.4.4掲載, 2016.4.6更新)
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新しい特任研究員が着任しました
特任研究員として藤澤香織博士(左・前 ジュネーブ大学 Matile研究室)と小槻賢志博士(右・東京大学 斉木研究室で学位取得)が新たに加わりました。
藤澤博士は愛工大で、小槻博士は阪大のテクノアライアンス棟でCRESTプロジェクトの研究に携わります。
新メンバーの紹介はこちら
(2016.4.1更新)
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新しい論文が公開されました
大阪大学の川上先生、奥村先生、山口先生らとの共同研究に関する論文が Bulletin of the Chemical Society of Japan に掲載されました。当研究室で開発したトリオキソトリアンギュレン誘導体の中性ラジカル結晶における磁気的相互作用や電気伝導性について、量子化学計算に基づく詳細な解析を行っています。
論文題目:Theoretical Studies on the Magnetic and Conductive Properties of Crystals Containing Open-Shell Trioxotriangulene Radicals
Bulletin of the Chemical Society of Japan, 2016, 89(3), 315–333
DOI: 10.1246/bcsj.20150322
(2015.12.23掲載, 2016.3.18更新)
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新しい論文が公開されました
河野先生(現 東工大)、焼山先生(現 阪大工学部、当研究室の卒業生)らとの共同研究に関する論文が Journal of the American Chemical Society に掲載されました。当研究室で開発したジアザフェナレニルを基盤とした酸化還元活性な配位子の集積型金属錯体とその特異な酸化還元挙動について論じています。
論文題目:Selective Formation of Conductive Network by Radical-Induced Oxidation
Koo, J.-Y.; Yakiyama, Y.; Lee, G.-R.; Lee, J.; Choi, H. C.; Morita, Y.; Kawano, M., J. Am. Chem. Soc. 2016, 138(6), 1776–1779
DOI: 10.1021/jacs.5b12355
(2016.2.6掲載, 2016.2.18更新)
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日本化学会の平成27年度各賞受賞者が公開され、森田教授の学術賞受賞が発表されました。本賞は化学の基礎または応用のそれぞれの分野において、先導的・開拓的な研究業績を挙げた研究者に贈られる賞です。これに伴い、第96春季年会(同志社大学 京田辺キャンパス)において、3月24日に受賞講演が行われます。
受賞研究名:開殻有機π電子系分子およびその集合体の合成と材料応用
CRESTにおいてチーム間共同研究をしている早稲田大学の中井浩巳教授も同時に受賞しました。
詳細はこちら
森田教授の学術賞受賞が愛知工業大学のHPにて紹介されました。
詳細はこちら
(2016.1.15掲載, 2016.1.29更新)
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1月20~21日に箱根仙石原プリンスホテルにて「CREST元素戦略 2015年度森田チーム会議」を開催しました。玉尾皓平 領域総括や 領域アドバイザーの先生方にも参加していただき、活発な議論が行われました。
(2016.1.25更新)
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Springer社より山本喜久先生(スタンフォード大学・国立情報学研究所)、仙場浩一先生(情報通信研究機構)が編集した、量子情報処理の研究に関する本が出版されました。大阪市立大学の佐藤先生・工位先生および大阪大学 基礎工学部の北川勝浩先生との共同研究に関する総説が2件掲載されています。
Principles and Methods of Quantum Information Technologies, (Series Title: Lecture Notes in Physics) Edited by Yoshihisa Yamamoto and Kouichi Semba, Springer, 2016
Chapter 27, "Quantum Information Processing Experiments using Nuclear and Electron Spins in Molecules", Kitagawa, M.; Morita, Y.; Kagawa, A.; Negoro, M., pp. 587–603
Chapter 28, "Molecular Spin Qubits: Molecular Optimization of Synthetic Spin Qubits, Molecular Spin AQC and Ensemble Spin Manipulation Technology", Nakazawa, S.; Nishida, S.; Sato, K.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Morita, Y.; Sugisaki, K.; Hosseini, E.; Maruyama, K.; Yamamoto, S.; Kitagawa, M.; Takui, T., pp. 605–624
ISBN: 978-4431557555
(2016.1.25更新)
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Wiley社より首都大学東京の西長 亨 先生が編集をされた、有機分子の酸化還元およびそれに基づく機能に関する本が出版されました。西田博士および森田教授が第6章の安定中性ラジカルに関する部分の執筆を行っています。
Organic Redox Systems: Synthesis, Properties, and Applications, edited by T. Nishinaga
Section 6 "Air-Stable Redox-Active Neutral Radicals: Topological Symmetry Control of Electronic-Spin, Multicentered Chemical Bonding, and Organic Battery Application", pp 177-244
Shinsuke Nishida and Yasushi Morita
ISBN: 978-1-118-85874-5
(2016.1.15更新)
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12月25日に愛知工業大学 本山キャンパスにて「CREST元素戦略 2015年度第2回森田チーム研究報告会」を開催しました。次年度大学院生による初めての研究プレゼンテーションも行われ、カネカ、トヨタの研究者を交えた活発な議論が行われました。
(2015.12.28更新)
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大阪大学NEWS LETTER No.70にて、共同研究パートナーであるカネカ基盤技術協働研究所が紹介されました。福井所長からの基盤研の理念や目指すものについてのコラムが掲載されています。ぜひご一読ください。
詳細はこちらから
(2015.12.22更新)
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村田准教授が有機合成化学協会 2015年日産化学工業 研究企画賞を受賞しました。この賞は公益社団法人有機合成化学協会を運営主体として、有機合成化学分野における萌芽的研究企画に対し、賛同企業名をつけて贈られるものです。
企画研究題目:縮合多環型有機中性ラジカルからなる多孔質配位空間の構築と機能性探索
大阪大学時代の研究室卒業生の清水章弘助教(現・京都大学工学部 吉田研究室)も同時に受賞(旭化成ファーマ)しました。
詳細はこちらから
(2015.12.11更新)
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雑誌ニュートンを発行しているニュートンプレスから「マテリアル革命」と題した別冊が発刊されました。
当研究グループが開発した有機二次電池に関する紹介記事やCRESTプロジェクトに関する情報も掲載されています。
詳細はこちらから
(2015.11.18更新)
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11月2~4日に新潟市 朱鷺メッセで開催された「第54回電子スピンサイエンス学会年会(SEST2015)」に参加しました。当研究グループからはポスター発表1件の発表を行いました。写真はポスター発表中の安藤さんです。(機密保持のためポスター内容部分に加工をしてあります)
SEST2015のホームページ。詳細はこちらから
(2015.11.6更新)
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特任研究員の西山淳也博士が新たに加わりました。
大阪大学のテクノアライアンス棟にて、CRESTプロジェクトの研究に携わります。
新メンバーの紹介はこちら
(2015.10.26更新)
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10月6日に八草キャンパスにて開催された「Meiden Labo in AIT」にて、研究室に名電高校の生徒を招き、研究紹介・見学会を行いました。この中から優秀な化学者が育ってくれることを期待します。写真は研究紹介をしている安藤さんと実験室見学の様子です。
(2015.10.8更新)
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9月24~26日に愛媛大学 城北キャンパスで開催された「第26回 基礎有機化学討論会」に参加しました。当研究グループからは口頭発表1件とポスター発表2件の発表を行いました。写真はポスター発表中の鳥居君です。(機密保持のためポスター内容部分に加工をしてあります)
第26回 基礎有機化学討論会のホームページ。詳細はこちらから
(2015.9.27更新)
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日本化学会が欧文誌の広報活動として発行している「CSJ Journal Selects Vol.2」の有機エレクトロニクス分野(14. Organic Electronics)に森田教授、村田准教授が執筆した水素結合型電荷移動錯体に関する論文2報が選出されました。この賞は、日本化学会の欧文誌(Chem. Lett. および Bull. Chem. Soc. Jpn.)の編集員らが、最近の"Hot articles"を全20の分野に分けて選出したものです。
CSJ Select Vol. 2の紹介ページ
(2015.9.9更新)
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8月27, 28日に東京国際展示場(東京ビッグサイト)にて開催された展示会「イノベーションジャパン2015〜大学見本市〜」のJSTゾーン・低炭素エネルギーコーナーにて、当研究グループが行っている有機二次電池に関する研究について発表しました。産官学の研究者・マネージャーの方々100名以上に研究成果の紹介や、議論を行いました。
イノベーションジャパン2015ホームページ
(2015.8.29更新)
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8月6, 7日に愛知工業大学 本山キャンパスにて「CREST元素戦略 2015年度第1回森田チーム研究報告会」を行いました。カネカ、トヨタの研究者を交えて活発な議論が行われました。
報告会の様子はこちらから
(2015.8.11更新)
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7月25, 26日に愛知工業大学オープンキャンパスにて実験デモンストレーションを行いました。
「電気を流す有機物を合成しよう」というタイトルで、有機合成実験と合成した物質が電気を流す様子を観察しました。
二日あわせて100人近い高校生や一般の方に参加していただきました。
(2015.7.28更新)
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森田教授が夢ナビライブ2015にて、高校生や受験生を対象として当研究室の研究について講義ライブを行いました。
夢ナビライブ2015 名古屋会場 学問の講義ライブ「有機物が電池の世界を変える!」
株式会社フロムページ 主催、文部科学省 後援、2015年7月18日、ポートメッセ名古屋
写真は講義ライブの様子
夢ナビライブ2015 「学問の講義ライブ」の中に森田先生が紹介されています
森田教授の紹介ページ (写真部分の→をクリックするとmovieが再生されます)
(2015.10.3更新)
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森田教授が、7月17日に愛知工業大学 総合技術研究所で開催された「第6回 AITテクノサロン」にて、東海地域の企業経営者・技術者を対象として、当研究室の成果に基づく技術開発について講演を行いました。参加者との熱心な議論や意見交換も行われ、双方にとって有益な会議になりました。
詳細はこちらから
(2015.7.21更新)
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村田准教授が「平成27年度 有機合成化学協会東海支部奨励賞」を受賞しました。7月11日に名古屋工業大学で授賞式が行われ、今回の受賞理由である、村田准教授がこれまで行ってきた新規有機π電子系分子の設計・合成ならびにそれらが構築する集合構造や電子機能に関する研究成果についての受賞講演が行われました。
有機合成化学協会東海支部 facebook
(2015.7.15更新)
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ピリジン置換ジアザフェナレンについての論文がChemistry Lettersに掲載されました。この分子は固体状 態で二段階の酸化還元活性を示し、溶液中では1電子酸化されることで 中性ラジカルを発生した後ダイマー種へと変化します。ピリジン環状の窒素原子による金属イオンへの配位が可能であることから、ネット ワーク錯体にラジカル部位を導入するための有機配位子として非常に高いポテンシャルを有する化合物です。
詳細はこちらから
(2015.6.3更新)
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愛工大を高校生に紹介する「愛工大マガジン2016 」が出版されました。
応用化学科の紹介記事に我々の研究室が紹介されています。
愛工大HPで閲覧できます。(P31~32)
詳細はこちらから
(2015.6.3更新)
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村田剛志准教授の平成27年度 有機合成化学協会東海支部奨励賞の受賞が決定しました。この賞は、公益社団法人有機合成化学協会東海支部が有機合成化学または有機合成化学関連産業の分野で優れた研究または発明を行った若手の研究者を表彰するために設立したものです。村田准教授がこれまで行ってきた、新規有機π電子系分子の設計・合成ならびにそれらが構築する集合構造に基づいた導電性や酸化還元特性などの物性・機能開拓に関する研究成果が評価されました。
詳細はこちらから
愛工大HPへ
(2015.4.30更新)
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森田教授が「平成26年度愛知工業大学学長賞」を受賞しました。森田教授が独自に展開している有機分子を活物質に用いた二次電池研究が著名な科学雑誌「ニュートン」に紹介されたり、化学を代表する日本化学会の著名な賞の審査員の任に当たるなど、顕著な活躍が評価の対象となったことが受賞式で学長から紹介されました。
(2015.4.17更新)
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株式会社矢野経済研究所から毎月発刊されている成長製品・注目製品の最新市場動向調査に関する雑誌「Yano E plus」の 本年3月号(No.084)に、「次世代二次電池シリーズ ー 有機二次電池の現状と見通し ー 」が掲載されました。
我々の研究に関する記事が4ページにわたって紹介されています。
詳細はこちらから
(2015.3.23更新)
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フェナレニル系骨格に6個の窒素官能基と3個のピリジル基を導入した3回対称性アニオンと金属イオンから形成される多孔性金属錯体。ナノメーター径の水の層の形成と湿度に依存したイオン伝導性に関する研究が論文発表されました。
詳細はこちらから
(2015.3.20更新)
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「CREST元素戦略 第3回森田チーム研究報告会」が2015年3月4~5日に、大阪大学テクノアライアンス棟で行われました.
(2015.3.19更新)
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愛知工業大学後援会報63号の表紙に、学生さんが受賞した写真が掲載されました。
<受賞名:愛知工業大学第4回フォトコンテスト大賞 2014in八草キャンパス 特別賞 最優秀賞>
受賞した写真はこちらから
(2015.2.13更新)
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愛知工業大学のAITnewsに森田先生の記事が掲載されました。
※掲載記事ナンバー AIT news2014.08.25/第41号
AITnewsの詳細はこちらから
(2014.10.1更新)
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『愛工大テクノフェア2014』
来たる11月21日(金)に、愛知工業大学八草キャンパス1号館において『愛工大テクノフェア2014』が開催されます
当日は、『ポストリチウムイオン二次電池への挑戦:有機化合物が持つ多電子レドックス能を活用した分子スピン電池』と
いうタイトルで森田教授の講演が予定されています。また、当研究室でも技術シーズ・ブース展示に参加します。是非ご来場ください
(2014.9.18更新)
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公益社団法人 電気化学会から発行されている学会誌「Electrochemistry」の特集「有機化合物を用いる二次電池の現状と将来展望」に、当研究グループで取り組んでいる有機二次電池についての研究が掲載されました。
「ポストリチウムイオン二次電池への挑戦:有機化合物が持つ多電子レドックス能の活用」
森田 靖・西田辰介・朝倉典昭・信国浩文
Electrochemistry 2014, 82 (8), 667–681
J-STAGE(本文の閲覧は電気化学会員限定)
(2014.8.7更新)
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株式会社工業通信から発行されている月刊技術雑誌「化学装置」(昭和 34 年 4 月創刊) に、当研究グループで取り組んでいる有機二次電池についての研究が掲載されました。
「有機合成化学による二次電池用電極活物質の開発現状と展開」(出版社目次)
森田 靖・西田辰介
「化学装置」2014 年 8 月号 p 45-50
株式会社工業通信 化学装置編集部、2014 年 8 月 1 日出版
(2014.7.29更新)
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祝!教授就任!
森田先生に阪大当時の卒業生からプレゼントが送られました。
名古屋に本店があるNARUMIのクリスタル時計です。
Enjoy Chemistry!
(2014.5.28更新)
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5月20日ー21日に大阪大学テクノアライアンス棟にてCREST研究チームの報告会を行いました。
活発なディスカッションが行われ、有意義な時間となりました。
(2014.5.23)
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大阪大学基礎工学研究科の北川勝浩教授の研究グループと我々の共同研究により得られた研究成果が米国科学アカデミー紀要 (Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A.) に本日掲載されました。我々が合成した位置選択的に重水素原子を導入したp-ターフェニル誘導体にペンタセンをドープした単結晶を用いた、レーザー光とマイクロ波による「光励起三重項状態の電子スピンを用いた動的核偏極法 (Triplet-Dynamic Nuclear Polarization)」についての研究結果であり、室温でのNMR信号を1万倍以上増大させることに世界で初めて成功しました。本研究成果は、極低温装置を使用せず低コストで、低温で分解してしまう生体物質や化学物質測定の高感度化を可能にし、化学分析に用いられるNMR分光や医療に用いられるMRI(核磁気共鳴画像)の飛躍的な高感度化に道を拓く画期的な研究成果です。
Room Temperature Hyperpolarization of Nuclear Spins in Bulk
Tateishi, K.; Negoro, M.; Nishida, S.; Kagawa, A.; Morita, Y.; Kitagawa, M.
Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. in press (doi: 10.1073/pnas.1315778111)
新聞報道
MRIの感度1万倍以上に 阪大基礎工学研究科と阪大理学研究科(現在 愛知工業大学所属)が開発、微小ながん発見も可能。
量子物理学と有機化学の共同研究成果!
日本経済新聞電子版/
日刊工業新聞電子版
本研究は、科学研究費新学術領域「量子サイバネティクス」およびFIRST(内閣府 最先端研究開発支援プログラム)「量子情報処理プロジェクト」の支援のもと行われました。
(2014年5月13日更新)
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物性研究者にとって重要な事柄、正確な知識、新しい話題を提供する「固体物理(株式会社アグネ技術センター 出版)」の特集号「分子性固体の振物性・新機能」に、当グループで行ってきた電子スピン非局在型炭素中心中性ラジカルの基礎的な電子スピン物性と有機二次電池への応用に関する研究が掲載されました。
「電子スピン非局在型炭素中心中性ラジカルの電子スピン物性と有機2次電池への応用」(WEBページはこちら)
森田 靖・西田辰介
「固体物理」特集号「分子性固体の新物性・新機能」I. 物質開発・機能 2014年4月号・第49巻 第4号 p 23–34
株式会社アグネ技術センター、2014年4月15日出版
(2014.5.13更新)
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我々の2件の研究成果論文が、CSJ Journal Report Vol. 1 (2012-2014 First-quarter) の「Supramolecules」部門のHot Articles に選定されました。
「CSJ Journal Report」は、日本化学会が発行する欧文誌「Bull. Chem. Soc. Jpn.」および「Chem. Lett.」に発表された最新の研究成果の中から、特に注目される論文を選出しそのグラフィカルアブストラクトを紹介する化学情報冊子です。
受賞論文:
Cooperation of Hydrogen-Bond and Charge-Transfer Interactions in Molecular Complexes in the Solid State
Morita, Y.; Murata, T.; Nakasuji, K.
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2013, 86, 183–197 (Accounts)
Development of Organic Conductors with Self-Assembled Architectures of Biomolecules: Synthesis and Crystal Structures of Nucleobase-Functionalized Tetrathiafulvalene Derivatives
Murata, T.; Miyazaki, E.; Maki, S.; Umemoto, Y.; Ohmoto, M.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2012, 85, 995–1006
受賞日 : 2014年 3月26日
日本化学会 該当記事PDFはここからダウンロードできます
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多点相互作用部位を有する配位子TPHAP− とヨウ化亜鉛の自己集合によって溶媒の種類に応じ7種類もの配位性ネットワーク錯体が得られた。それぞれのネットワークは異なる相互作用様式を有する細孔を形成した。溶媒の違いによってもたらされたネットワークの多様性は弱い分子間相互作用のわずかな違いを認識するTPHAP− の多点相互作用能の効果を明確に示している。
The Diversity of Zn(II) Coordination Networks Composed of Multi-Interactive Ligand TPHAP– via Weak Intermolecular Interaction
Kojima, T.; Yamada, T.; Yakiyama, Y.; Ishikawa, E.; Morita, Y.; Ebihara, M.; Kawano, M.
CryEngCom in press (DOI: 10.1039/C3CE42382D, First published online 06 Jan 2014)
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大阪大学 理学研究科 化学専攻 物性有機化学研究室(森田グループ)は、2014年3月31日をもちまして
愛知工業大学 工学部 応用化学科 物性有機合成化学研究室へ移転いたしました。
<所在地>
〒470-0392
愛知県豊田市八草町八千草1247
愛知工業大学 工学部 応用化学科 別館4階2410号室 森田研究室
愛知工業大学 工学部 応用化学科 別館2階2209号室 森田教授室
<連絡先>
電話:0565-48-8878(直通)
0565-48-8121(代表) 研究室内線:2209 教授室内線:2208
ファックス:0565-48−0076(共通)
愛知工業大学/交通アクセス
お近くへお越しの際は、是非お立ち寄りくださいませ。
(2014.4.11)
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テトラチアフルバレンを置換した6-オキソフェナレノキシル中性ラジカルの論文
(S. Nishida, K. Fukui, Y. Morita Chem. Asian J. 2014, 9, 500-505, DOI: 10.1002/asia.201301188)
について、
Chemistry An Asian Journal のカバーピクチャーに採用されました。
溶媒分子との水素結合による6-オキソフェナレノキシルの温度依存CVと、それに伴う連続的なサーモクロミズム現象をドングリの葉の紅葉で表現しています。
是非ご覧ください。
掲載ページはこちら
(2014.1.27)
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1月17日−18日にトヨタ自動車 三ヶ日研修所にて
CREST「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」森田グループ チーム会議を行いました。
素晴らしい環境で、活発なディスカッションが行われ、とても有意義な時間となりました。
今年も、これまで以上に邁進していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
CRESTホームページはこちら
(写真をクリックすると大きなサイズになります)
(2014.1.22)
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科学と産業に革命的なインパクトを与え、国家的施策と言われている元素戦略プロジェクト。
このプロジェクトの狙い、進捗状況、日本産業への貢献について、語り尽くされた本が出版されました。
森田グループの研究成果についても述べられています。
中山 智弘 氏(元素戦略プロジェクト プログラムオフィサー)執筆。 是非ご一読くださいませ。
「元素戦略」科学と産業に革命を起こす現代の錬金術(WEBページはこちら)
中山 智弘:著
ダイヤモンド社 ISBN:978-4-478-02337-2 発行年月: 2013年11月 (2013.12.4)
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物性研究者にとって重要な事柄、正確な知識、新しい話題を、明瞭にわかりやすく紹介している株式会社アグネ技術センターが出版している
「固体物理」の特集号「量子コンピューターへの道」に、我々の研究グループで有機合成している有機分子や金属錯体、
磁気的希釈単結晶を用いた量子ビットへの応用に関する研究成果が掲載されました。
「分子スピン量子ビットの設計と量子情報処理・量子コンピューターへの応用」(WEBページはこちら)
中澤重顕・佐藤和信・森田 靖・工位武治
「固体物理」 特集号「量子コンピューターへの道」 III章トピックス 2013年11月号・第48巻 第11号 p 107–119
株式会社アグネ技術センター、2013年11月15日出版 (2013.12.3)
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森田グループ2011年版 Movie の再生回数が祝 5000回を突破いたしました!!!
ありがとうございました!!!
(2013.11.27)
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森田グループ2013年版 Movie の再生回数が祝 2000回を突破いたしました!!!
ありがとうございました!!!
(2013.11.11)
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Hydrogen-Bonding Effect on Spin-Center Transfer of Tetrathiafulvalene-Linked 6-Oxophenalenoxyl Evaluated Using Temperature-Dependent
Cyclic Voltammetry and Theoretical Calculations
Nishida, S.; Fukui, K.; Morita, Y.Chem. Asian. J.2014, 9, 500-505
Chem. Asian. J.2014, 9, 500-505 (掲載ページはこちら)
電子ドナー分子である、テトラチアフルバレンを置換した6-オキソフェナレノキシル中性ラジカルが示すスピン中心移動への水素結合効果についての論文が、
Chem. Asian J. の Full paper として公開されました。我々は、簡便に低温CV測定ができる電気化学セルを独自に開発し、スピン中心移動に関与するレドックス電位の温度による変化の観測に成功し、
量子化学計算から溶媒である2,2,2-トリフルオロエタノールとの水素結合効果によりスピン中心移動が促進されることを明らかにしました。
是非ご一読ください。
(2013.11.6)
イラストをクリックすると拡大版を表示できます。
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2年前に当研究室に短期滞在外国人学生として滞在していた Luise Richter さん (PhD Student, University of Leipzig) を迎え、国際ワークショップを
大阪大学 大学院 理学研究科で行いました。Luise Richter さん (PhD Student,University of Leipzig) による招待講演 "Organocatalyzed vinylogous Mukaiyama reactions"
に加え、当研究グループのメンバーを交えて、英語での活発なディスカッションが行われました。
ワークショップ・飲み会の写真はこちら。
(2013.10.22)
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CREST「元素戦略を基軸とする物質・材料の革新的機能の創出」全体会議に参加しました。
(平成25年9月21日、22日)
写真はこちら。
(2013.10.22)
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8月7日に Professor Martin LEMAIRE (BRANDON UNIVERSITY) を迎え、国際ワークショップ 「2nd International Workshop on Open-shell Molecular Systems」 を
大阪大学大学院理学研究科で行いました。Professor Martin LEMAIRE による招待講演 “Efforts Towards New Spin-crossover Materials and High-spin Ground State Transition Metal or Lanthanide Ion Complexes”
に加え、当研究グループの博士研究員(5人)、博士前期課程学生 (3人) が最近の研究結果を英語で発表し、英語での活発なディスカッションが行われました。
その他のワークショップの写真はこちら。
歓迎会の写真はこちら。
(2013.8.8)
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frontispiece !!
Control of Exchange Interactions in π Dimers of 6-Oxophenalenoxyl Neutral π Radicals: Spin-Density Distributions and Multicentered–Two-Electron Bonding Governed by Topological Symmetry and Substitution at the 8-Position
Nishida, S.; Kawai, J.; Moriguchi, M.; Ohba, T.; Haneda, N.; Fukui, K.; Fuyuhiro, A.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Chem. Eur. J. 2013 , 19, 11904-11915(掲載ページはこちら)
当研究室で独自に設計・合成された安定有機中性ラジカルである、
6-オキソフェナレノキシル誘導体の結晶構造と固体物性に関する初めての論文が、
Chem. Eur. J. の Full paper として公開されました。これらのラジカルは、
フェナレニル骨格への酸素原子導入による電子スピン密度分布のトポロジー的対称性の変化および 8-位の置換基の違いにより、
結晶中ではトリ-tert-ブチルフェナレニルと同様にπダイマーを形成しますが、そのπダイマー内交換相互作用は著しく小さくなることが大きな特徴です。
是非ご一読ください。
(2013.8.8)
イラストをクリックすると拡大版を表示できます。
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森田先生が 「平成25年度 大阪大学総長顕彰 研究部門 (2013 Osaka University Presidential Awards for Achievement in Research)」
を受賞しました!!
大阪大学総長顕彰は、大阪大学に勤務する教員のうち、教育、研究、社会・国際貢献又は管理運営上の業績が
特に顕著であると認められた者を顕彰し、大学の一層の発展を期することを目的として行われています。
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
平成25年度 大阪大学総長顕彰 受賞者一覧は こちら、 大阪大学HP掲載ページは こちらでご覧になれます。
(2013.8.6)
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BRANDON UNIVERSITY から短期招へい研究者として来ました Martin LEMAIRE 准教授 です。
8月2日から8月16日まで、共同研究を行います。
よろしくお願いします。(2013.8.5)
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Selected Papers !!
イミダゾール及びベンゾイミダゾール骨格が共役してつながったTTF誘導体と、その電荷移動錯体に関する論文が、
Bulletin of the Chemical Society of Japan の Selected Papers に選ばれました!!
是非ご一読ください。
Selected Papers 公開ページはこちら。
Syntheses, Redox Properties, Self-Assembled Structures and Charge-Transfer Complexes of Imidazole- and Benzimidazole-Annelated Tetrathiafulvalene Derivatives
Murata, T.; Yamamoto, Y.; Yakiyama, Y.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2013 , 86, 927-939 Open Access Article
(2013.7.22)
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実験室にガス吸着量測定装置「 BELSORP-mini II 」が導入されました!
国内唯一の吸着装置メーカーである日本ベル社製です。
日本ベルが独自に開発したフリースペース連続測定方式により、高精度かつ再現性良く粉体サンプルの比表面積、
細孔分布を測定することが出来ます。
(2013.7.5)
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パルス電子ニューテーション法を用いた超微細カップリングを有する
弱交換相互作用ビラジカル・トリラジカルのスピン双極子・交換相互作用の決定についての論文が発表されました。
本研究は、大阪市立大学大学院理学研究科の工位武治特任教授グループとの共同研究で、
私たちはTEMPOを基盤としたビラジカルとその磁気的希釈単結晶マトリックス作製のためのホスト分子の合成を担当しました。
是非ご一読下さい。
Pulsed electron spin nutation spectroscopy for weakly exchange-coupled multi-spin molecular systems with nuclear hyperfine couplings: A general approach to bi- and tri-radicals and determination of their spin dipolar and exchange interactions
Ayabe, K.; Sato, K.; Nakazawa, S.; Nishida, S.; Sugisaki, K.; Ise, T.; Morita, Y.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Kitagawa, M.; Suzuki, S.; Okada, K.; Takui, T.
Mol. Phys. 2013,111,2767-2787
(2013.6.24)
イラストをクリックすると拡大版を表示できます。
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トリアンギュレン骨格に2個のジシアノメチレン基と1個のオキソ基を導入した
C2対称型の33π共役系を有する空気中でも安定な中性ラジカルに関する論文が、
Chemistry An Asian Jornal 誌に Full Paper としてアクセプトされ、web 上に公開されました。
是非ご一読ください。
A Dicyanomethylene-Substituted Triangulene: Effects of Molecular-Symmetry Reduction and Electron-Accepting Substituents on a Fused Polycyclic Neutral π-Radical System
Ueda, A.; Wasa, H.; Nishida, S.; Kanzaki, Y.; Sato, K.; Takui, T.; Morita, Y.
Chem. Asian J. 2013 , 8, 2057-2063
(2013.6.12)
イラストをクリックすると拡大版を表示できます。
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当グループに新しく加わったメンバー(宮田博士、菅原博士)の 歓迎会 を行いました。
これから共に成長し、高め合っていきたいと思います!歓迎会の様子はこちら。
(2013.6.10)
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研究室に特任研究員の 菅原 哲 博士 が新たに加わりました。
新メンバーの詳細はこちら(メンバー紹介)
(2013.6.3)
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「有機中性ラジカル」に関する我々の研究成果が、
現代化学 2013年(507号)6月号に掲載されました。
タイトル:「開殻型」有機分子の化学 ― 分子スピン制御による新機能発現へ ―
西田辰介・森田 靖・工位武治
現代化学 2013年6月号、p 34–39
株式会社 東京化学同人
2013年5月15日出版
株式会社 東京化学同人 現代化学 ウェブサイトは、こちら。
(2013.5.17)
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イミダゾール及びベンゾイミダゾール骨格が共役してつながったTTF誘導体と、その電荷移動錯体に関する論文が、
Bulletin of the Chemical Society of Japan にアクセプトされ、web 上に公開されました。
是非ご一読ください。
Syntheses, Redox Properties, Self-Assembled Structures and Charge-Transfer Complexes of Imidazole- and Benzimidazole-Annelated Tetrathiafulvalene Derivatives
Murata, T.; Yamamoto, Y.; Yakiyama, Y.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2013 , 86, 927-939
(2013.5.10)
イラストをクリックすると拡大版を表示できます。
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Hot Paper に選ばれました!
我々の論文がAngew. Chem. Int. Ed. の Hot Paper に選ばれました!!
Hot Paper 公開ページはこちら。
また、Wiley-Japanの「ワイリー・サイエンスカフェ」でも紹介されています。
「ワイリー・サイエンスカフェ」のHPは、こちらから。
Hexamethoxyphenalenyl as a Possible Quantum Spin Simulator: An Electronically Stabilized Neutral
π-Radical with Novel Quantum Coherence Owing to Extremely High Nuclear Spin Degeneracy
Ueda, A.; Suzuki, S.; Yoshida, K.; Fukui, K.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 4795-4799 (DOI: 10.1002/anie.201301435) (2013.4.22)
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理工系専門書出版の株式会社エヌ・ティー・エスから「リチウムに依存しない革新型二次電池」が出版されました!
西田辰介博士と森田先生がこの本の「第4章 有機二次電池」内の「1. 有機分子スピンバッテリーの開発」を執筆しました。
是非ご一読ください。
タイトル:「リチウムに依存しない革新型二次電池」
株式会社 エヌ・ティー・エス
発刊日:2013年4月、ISBN 978-4-86469-038-6
(2013.4.9)
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電子的に安定化されたフェナレニル中性ラジカルを合成し、「量子スピンシミュレータ」 としての可能性を明らかにしました。
有機化学と量子物理をつなぐ研究成果であり、新たな学際領域展開への一つの道筋を提案しています。
是非ご一読ください。
Hexamethoxyphenalenyl as a Possible Quantum Spin Simulator: An Electronically Stabilized Neutral
π-Radical with Novel Quantum Coherence Owing to Extremely High Nuclear Spin Degeneracy
Ueda, A.; Suzuki, S.; Yoshida, K.; Fukui, K.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Angew. Chem. Int. Ed. 2013, 52, 4795-4799 (DOI: 10.1002/anie.201301435) (2013.4.3)
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研究室に特任研究員の 宮田 貴裕 博士 が新たに加わりました。
新メンバーの詳細はこちら(メンバー紹介)
(2013.4.3)
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オムロン社製のデジタル顕微鏡に Lumenera 社製のデジタルカメラ「 INFINITY 1 」を取り付けました!
Windows だけでなく Macintosh でも操作ができる優れものです。
動画の撮影もできるので、結晶の色調や形状の変化も捉えることができます。
(2013.3.28)
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「有機中性ラジカル」について、森田先生が執筆した本が出版されました!
タイトル:有機中性ラジカルのπ電子科学 森田 靖
株式会社 化学同人 「未来材料を創出するπ電子系の科学」
出版日:2013年3月30日
是非ご一読下さいませ。
(2013.3.25)
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中小企業ビジネス支援サイト J-Net21 に我々の研究成果が掲載されました!!
(掲載日:2013年3月21日)
記事: 新エネルギーに挑む企業・研究機関 「第32回 レアメタル不要のリチウムイオン電池」(詳細はこちら)
J-Net21 は中小企業基盤整備機構が運営する、中小企業のためのポータルサイトです。
公的機関の支援情報を中心に、経営に関する Q&A や数多くの企業事例などを簡単に調べることができます。
(詳細はこちら)
(2013.3.22)
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TCNQ 誘導体 をはじめとする閉殻型の電子アクセプター・ドナー分子を活物質に用いた有機二次電池に関する論文が
ChemSusChem にアクセプトされ、web上に公開されました。
本研究の結果、電池の出力電圧の分子レベルからの予測が可能になり、有機化学的な観点からの電池設計指針の拡充が期待されます。
是非ご一読ください。
Organic Rechargeable Batteries with Tailored Voltage and Cycle Performance
Nishida, S.; Yamamoto, Y.; Takui, T.; Morita, Y.
ChemSusChem 2013 , 6, 794-797 (DOI: 10.1002/cssc.201300010)(2013.3.18)
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当研究室の村田 剛志 博士 が2月15日で研究室を離れることになりました。
新しい環境でのご活躍を研究室一同、心よりお祈りしています。
(2013.2.15)
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実験室に DSC Q20 (TAインストルメント)が導入されました。
熱分析装置のメーカーとして、世界的に有名な TA インストルメント社製「示差走査熱量計(DSC)」です。
試料の熱の出入りを測定し、相転移・安定性等が分かります。ベースラインがしっかりしていて、
数mg のサンプルのごく小さな熱の出入りも、迅速かつ正確に読み取れます。
さらに、既に当グループにて活躍中の TG/DTA の装置と組み合わせて使えば、
試料に対する熱分析が詳細に行えます。(2013.2.8)
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「量子コンピュータ」に関する我々の研究成果が含まれている本が出版されました!
タイトル: Novel Applications of ESR / EPR: Quantum Computing / Quantum Information Processing
Sato, K.; Nakazawa, S.; Nishida, S.; Rahimi, R. D.; Yoshino, T.; Morita, Y.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Kitagawa, M.; Takui, T.
In EPR of Free Radicals in Solids II, Progress in Theoretical Chemistry and Physics Volume 25;
Lund, A.; Shiotani, M., Eds., Springer-Verlag, Dordrecht, p. 163–204, 2013
出版日:2012年12月8日 是非ご一読下さいませ。
(2013.2.8)
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当研究室で行ってきた水素結合型電荷移動錯体に関する総説が、
Bulletin of the Chemical Society of Japan の Account ととしてWeb上に公開されました。
是非ご一読ください。
Cooperation of Hydrogen-Bond and Charge-Transfer Interactions in Molecular Complexes in the Solid State
Morita, Y.; Murata, T.; Nakasuji, K.
Bull. Chem. Soc. Jpn 2013, 86, 183-197 (Accounts)フリーダウンロードできます。(2013.1.31)
バックカバーをクリックすると拡大版を表示できます。
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ホームページ英語版を、更新中! 英語版はこちら。
(2013.1.24)
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学部3年の服部一生くんが化学特別実験のため、研究室に仮配属されました。
(2013.1.8)
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“Angewandte Author Profiles” に森田先生が紹介されました。
Angewandte Chemie 誌では、過去10年間に発表した論文が10報・25報・50報・100報に達した著者の中から厳選し、
プロフィールを写真付きで紹介しています。
今回は 10 報目の掲載による発表です。是非ご覧下さい。記事はこちら。
また、Wiley-Japanの「ワイリー・サイエンスカフェ」でも紹介されています。
「ワイリー・サイエンスカフェ」のHPは、こちらから。
(2012.12.21)
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10月26日に Professor Vincent Robert (Université de Strasbourg) を迎え、国際ワークショップ 「International Workshop on Open-shell Molecular Systems」 を
大阪大学大学院理学研究科で行いました。Professor Vincent Robert による招待講演 「Electron-Electron Interactions Governing Magnetic and Transport Properties in Materials :
Ab Initio Approach」 に加え、鈴木修一 博士 (阪市大院理 講師)、Dr. Nicolas Chopin (Université de Lyon)、当研究グループの博士研究員(5人)、
博士後期課程学生 (1人) 、博士前期課程学生 (2人)および学部4回生 (2人) が最近の研究結果を英語で発表し、英語での活発なディスカッションが行われました。
その他のワークショップの写真はこちら。
(2012.11.28)
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トリアンギュレン骨格にジシアノメチレン基を導入した三回対称型新規中性ラジカルの TOT を超える多段階の酸化還元挙動に関する論文が、
Chemistry A European Journal にアクセプトされ、web 上に公開されました。
和佐 英樹さん (博士後期課程2年) が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.11.24)
An Extremely Redox-Active Air-Stable Neutral π Radical: Dicyanomethylene-Substituted Triangulene with a Threefold Symmetry
Ueda, A.; Wasa, H.; Nishida, S.; Kanzaki, Y.; Sato, K.; Shiomi, D.; Takui, T.; Morita, Y.
Chem. Eur. J. 2012, 18, 16272-16276
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核酸塩基で修飾したDTPY誘導体の合成と自己集合構造、電荷移動錯体の物性に関する論文が、
Cryst. Growth Des. にFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。
当研究室で学位を取得した宮崎 栄吾 博士が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.11.5)
Nucleobase-Functionalized 1,6-Dithiapyrene-Type Electron-Donors: Supramolecular Assemblies by Complementary Hydrogen-Bonds and π‐Stacks
Murata, T.; Miyazaki, E.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Cryst. Growth Des. 2012, 12, 5815-5822
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実験室に カール・ツァイス社製 AxioCam H が導入されました。
偏光顕微鏡(LEICA DM2500 M)に、高水準の技術を持つ光学機器メーカー、カール・ツァイス製のカメラを付けました。
顕微鏡を覗かなくとも、ノートブックパソコンの明るい大画面上でサンプルの観察ができます。
そのため、2人以上でディスカッションしながら偏光顕微鏡観察ができます。もちろん、デジタルデータでパソコンに保存もできます。(2012.11.04)
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Université de Lyon から Dr. Nicolas Chopin が研究室に来ました。
ショパンさんは、フランス CNRS programの博士研究員として3ヶ月間、我々と共同研究を行います。
(2012.10.25)
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三つのピリジン環を有するヘキサアザフェナレンを市販品から一段階で合成することに成功しました。
対応するアニオン体は3回対称性を有する新規な配位子であり、各種の金属イオンと反応し錯体を形成します。
本論文では、動力学的錯体から熱力学的錯体への動的変換に関する実験結果も合わせて報告しています。
Chem. Commun. 誌にアクセプトされ、web 上に公開されました。
是非ご一読ください。(2012.9.22)
Crystal surface mediated structure transformation of a kinetic framework composed of multi-interactive ligand TPHAP and Co(Ⅱ)
Yakiyama, Y.; Ueda, A.; Morita, Y.; Kawano, M.
Chem. Commun. 2012, 48, 10651-10653
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TTFとポルフィリン (P) をキノキサリンで縮環させた P-TTF-P型triad や P-TTF 型 dyad を合成し、
基底状態における電子状態や多段階レドックス能、光励起状態における電子構造等について明らかにしました。
(2012.9.17)
Tetrathiafulvalene-Fused Porphyrins via Quinoxaline Linkers: Symmetric and Asymmetric Donor-Acceptor Systems
Jia, H.; Schmid, B.; Liu, S.; Jaggi, M.; Monbaron, P.; Bhosale, S. V.; Rivadehi, S.; Langford, S. J.; Sanguinet, L.; Levillain, E.; El-Khouly, M. E.; Morita, Y.; Fukuzumi, S.; Decurtins, S.
Chem. Phys. Chem. 2012, 13, 3370-3382
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核酸塩基で修飾したTTF誘導体の合成と自己集合構造、電荷移動錯体の物性に関する論文が、
Bull. Chem. Soc. Jpn. にFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。
当研究室で学位を取得した槙 優 博士が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.9.8)
Development of Organic Conductors with Self-Assembled Architectures of Biomolecules: Synthesis and Crystal Structures of Nucleobase-Functionalized Tetrathiafulvalene Derivatives
Murata, T.; Miyazaki, E.; Maki, S.; Umemoto, Y.; Ohmoto, M.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Bull. Chem. Soc. Jpn. 2012, 85, 995-1006
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有機ビラジカルの電子スピンを量子ビットとして用いた制御NOTゲートに関する論文が、
Angew. Chem., Int. Ed. にアクセプトされ、web上で公開されました。
量子演算のためのマイクロ波による電子スピンの位相制御が可能になりました。合成有機化学による安定なビラジカル内での
適切な電子スピン間相互作用とg-テンソルエンジニアリングの実現、そして適切なホスト分子の開発による
ビラジカルの磁気的希釈単結晶の作製が大きな決め手です。是非ご一読ください。(2012.9.1)
A Synthetic Two-Spin Quantum Bit: g-Engineered Exchange-Coupled Biradical Designed for Controlled-NOT Gate Operations
Nakazawa, S.; Nishida, S.; Ise, T.; Yoshino, T.; Mori, N.; Rahimi, R.; Sato, K.; Morita, Y.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Kitagawa, M.; Hara, H.; Carl, P.; Höfer, P.; Takui, T
Angew. Chem., Int. Ed. 2012, 51, 9860-9864
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核酸塩基を導入したEDO-TTF誘導体の合成とその電荷移動錯体中における相補的水素結合の役割に関する論文が、
CrystEngCommにFull Paperとしてアクセプトされ、web 上に公開されました。
当研究室で修士号を取得した梅本 欽一 さんが中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.8.17)
Modulation of charge-transfer complexes assisted by complementary hydrogen bonds of nucleobases: TCNQ complexes of a uracil-substituted EDO-TTF
Murata, T.; Umemoto, Y.; Miyazaki, E.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
CrystEngComm. 2012, 14, 6881-6887
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「分子スピン電池」に関する我々の研究成果が、
月刊化学 2012年(67巻)9月号に掲載されました。
タイトル:有機分子スピンバッテリーの開発 ― 縮重フロンティア分子軌道を利用した二次電池
西田辰介・森田 靖・佐藤和信・工位武治
化学 Vol.67 No.9 (2012) 37–43
出版日:2012年8月18日
株式会社 化学同人 月刊化学 2012年9月号 紹介ページは、こちら。
掲載された電子ブックは、こちら。
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。(2012.8.16)
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森田先生が、「平成24年度 大阪大学総長顕彰(研究部門)(Osaka University Presidential Awards for Achievement in Research)」を受賞しました!!
大阪大学総長顕彰は、大阪大学に勤務する教員のうち、教育、研究、社会・国際貢献又は管理運営上の業績が特に顕著であると認められた者を顕彰し、
大学の一層の発展を期することを目的として行われています。
なお、森田先生の功績名は、「空気中でも安定な有機スピン分子を用いた高性能二次電池の研究」です。
平成24年度 大阪大学総長顕彰 受賞者一覧はこちら、
大阪大学HPからはこちらでご覧になれます。
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。(2012.8.16)
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第44回構造有機化学若手の会 夏の学校 (2012年8月2〜4日、定山渓万世閣 ホテル ミリオーネ) において、
村山 泰隆 君 (修士課程2年) がポスター賞を受賞しました。
なお、ポスター賞は、150件の審査対象から4件の優秀な発表に対して贈られました。
講演題目:「空気中でも安定な縮合多環π共役型中性ラジカル:オリゴチオフェン置換トリオキソトリアンギュレンの合成と性質」
(2012.8.6)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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TTFとビイミダゾールを組み合わせた新規水素結合型電子ドナー分子に関する論文が、
European Journal of Organic Chemistry にアクセプトされ、web 上に公開されました。
村田 剛志 博士(平成17年3月に当研究室で学位取得)が中心となって行った研究です。
是非ご一読ください。(2012.6.24)
Tetrathiafulvalene-Type Electron Donors Bearing Biimidazole Moieties: Multifunctional Units with Hydrogen Bonding Abilities
Murata, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Eur. J. Org. Chem. 2012, 4123-4129
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フェナレニルをヘリセン型の非平面π電子構造に組みこんだ初めての光学活性なスピン非局在型の中性ラジカルの合成と物性に関する論文が
Angew. Chem., Int. Ed. にアクセプトされ、web 上に公開されました。
是非ご一読ください。 (2012.5.26)
"Chiral Stable Phenalenyl Radical: Synthesis, Electronic-spin Structure, and Optical Properties of [4]Helicene-Structured Diazaphenalenyl"
Ueda, A.; Wasa, H.; Suzuki, S.; Okada, K.; Sato, K.; Takui, T.; Morita, Y.
Angew. Chem., Int. Ed. 2012, ,51, 6691-6695
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森田先生が、「大阪府主催平成23年度大阪スマートエネルギー・ビジネスシーズコンペ最優秀賞」
を受賞したことが大阪大学の発展に寄与することと認められ、大阪大学総長に表彰されました。
写真左には、なぜか村山くんが…
(2012.5.26)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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東京大学 物性研究所 新物質化学研究部門 森研究室の
上田 顕 助教(平成22年3月に当研究室で学位取得)が研究室を訪問してくれました。
お互いの最近の研究について熱く議論しました。
森研究室のHPはこちら。
(2012.5.16)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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研究室に特任研究員の武元 一樹 博士が新たに加わりました。(2012.5.1)
新メンバーの詳細はこちら(メンバー紹介)
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池田泉州銀行のシンクタンクである自然総研の取材を受け、
「分子スピン電池」に関する我々の研究成果が、自然総研のHPに掲載されました。
自然総研のHPは、こちら。
掲載された記事は、こちら。
(2012.4.24)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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西田辰介 博士(平成17年3月に当研究室で学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)が
日本化学会第92春季年会において、「優秀講演賞(学術)」
を受賞いたしました。
講演題名は、「テーラーメイド分子スピン電池:トリオキソトリアンギュレンの分子修飾による出力電圧とサイクル特性の向上」
おめでとうございます。
(2012.4.23)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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「分子スピン電池」に関する、森田先生の講演会が下記のスケジュールで行われます。
International Conference on Molecule-based Magnets (ICMM2012)
日時:10月7日~11日、Orlando, Florida
「Molecular Spin Battery: Tailor-made Rechargeable Battery based on Air-stable Open-shell Organic Molecules」(仮題)
(2012.4.12)
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研究室に博士研究員の小出 太郎 博士、修士1年の渡部 隼平くん、学部4年の宮井 裕実さん、山田 千晶さんが新たに加わりました。(2012.4.9)
新メンバーの詳細はこちら(メンバー紹介)
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森田先生が提案した事業が、「大阪スマートエネルギー・ビジネスシーズコンペ」の「最優秀賞」を獲得しました。(2012年2月20日)
主催:大阪府(コンペ事業事務局:大阪府商工労働部、新エネルギー産業課)
提案事業名:レアメタルフリーの高性能分子スピン電池の開発
大阪府発表内容はこちら。
表彰式・受賞者発表会・マッチング会は 3月26日、大阪科学技術センターで開催されます(詳細はこちら。)
「最優秀賞」を同時に獲得した大阪市大の佐藤和信先生の提案事業「有機二次電池デバイスの微視的評価と機能」は、
森田先生が研究代表者をしている文科省委託事業「元素戦略プロジェクト」(平成21~25年度、HPはこちら。)の分担研究の一つに関連
(2012.2.20)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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2012 International Symposium on Macrocyclic and Supramolecular Chemistry (ISMSC-7) が
ニュージーランドのUniversity of Otagoで開催されました。
(2012年1月29日~2月2日)
左の2枚の写真は、森田先生とSir Fraser Stoddart教授(写真左)、Kenneth Raymond教授(写真右)との写真と集合写真です。
左の写真をクリックすると拡大画面を表示できます。
(2012.2.18)
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学部3年の宮井裕実さん、山田千晶さんが化学特別実験のため、研究室に仮配属されました。
(2012.1.23)
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上田 顕 博士研究員(平成 22 年 3 月に当研究室で学位取得)が、2012年1月より
東京大学 物性研究所 新物質化学研究部門 森研究室へ助教として転出されました。
ご栄転おめでとうございます。
森研究室のHPはこちら。(2012.1.4)
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Nature Materials 誌に論文掲載!!
安定開殻有機分子であるトリオキソトリアンギュレン(TOT)誘導体を正極活物質に用いた「分子スピン電池」に
関する論文が、2011年10月17日、Nature Materials 電子版に Letters として公開されました。
TOTが有する 1 個のSOMOと 2 個の縮重したLUMOに由来する 4 段階の可逆なレドックス能を充放電に利用することにより、
既存のリチウムイオン電池の 2 倍の放電容量を実現し、さらにTOTへの臭素置換基の導入により、
リチウムイオン電池の 1.3 倍の放電容量と、出力電圧の向上、そしてサイクル特性を向上させ、レアメタルを使わず、
有機分子を用いたテーラーメード設計によるコバルトフリーのバッテリーの開発に成功したことが特筆すべき点です。
本研究の成果は、平成21年度元素戦略プロジェクト「有機分子を活物質に用いた二次電池の高性能化と充放電機構の解明」において、
当研究グループと大阪市立大学大学院理学研究科の工位武治特任教授・佐藤和信教授の研究グループとの共同研究により得られました。
是非ご一読ください。(2011.10.17)
Organic tailored batteries materials using stable open-shell molecules with degenerate frontier orbitals
Morita, Y.; Nishida, S.; Murata, T.; Moriguchi, M.; Ueda, A.; Satoh, M.; Arifuku, K.; Sato, K.; Takui, T.
Nature Materials 2011, 10, 947-951
この業績は、NHK おはよう日本、NHK WORLD、TBSラジオ、NHKの国際放送ラジオ(Radio Japan Focus)、NHK ニュースで英会話、時事通信社、読売新聞、日刊工業新聞、asahi.com、フランス外務省、KIPPO NEWS、日経産業新聞、Meets Regional 2012年1月号、
などで取り上げられました。
press 発表の資料はこちら、
大阪大学理学部HPからはこちらでご覧になれます。
文部科学省
新学術領域研究「分子自由度が拓く新物質科学」が主催する
「開殻有機分子の合成と電子構造自由度」に関する国際ワークショップ
"Open-shell Organic Molecules -Synthesis and Electronic Structure Freedom-" が
2011年10月7~8日に大阪・梅田スカイビルで開催されました。
海外から3人の若手化学者が招かれ、口頭発表が16件、
ポスター発表が40件が行われました。
森田先生が、本ワークショップの組織委員委員長(議長)を担当しました。
左の写真は、ランプセッションでの集合写真です。
その他の写真は
こちら。(2011.10.14)
空気中でも安定な開殻有機分子に関する我々の研究成果を
日本語でまとめた総説が有機合成化学協会誌(総合論文)に
受理されました。(2011.9.14)
平成21年度から開始した元素戦略プロジェクト「有機分子を活物質に用いた二次電池の高性能化と充放電機構の解明」において、
我々が開発した安定開殻有機分子を活物質に用いた二次電池に関する論文が、Nature Materials に Letters としてアクセプトされました。
西田辰介 博士(平成 17 年 3 月当研究室で学位取得、現 大阪市立大学大学院理学研究科博士研究員)、
村田剛志 博士研究員(平成 17 年 3 月当研究室で学位取得)、そして上田 顕 博士研究員(平成 22 年 3 月に当研究室で学位取得)が中心となって行った研究です。
近日中に Web 上に公開される予定です。是非ご一読ください。(2011.9.9)
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University of Leipzig から短期滞在外国人学生として来ました Luise Richter です。
8月19日から9月30日まで、森田先生のグループで下記のプログラムに参加します。
よろしくお願いします。(2011.8.22)
日本学生支援機構(JASSO)平成23年度留学生交流支援制度 ショートステイプログラム
プログラム名:開殻有機分子の合成研究および交流プログラム
左の写真は、welcome partyでの一枚です。
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TTFに核酸塩基を導入した誘導体が形成する多孔質構造を持つ結晶に関する論文が、CrystEngCommにFull Paperとしてアクセプトされました。
"Redox-Active Tubular Frameworks with TTF: Self-Assemblies by Complementary Hydrogen-Bonds and π-Stacks of TTF-Phenyluracil"
(村田剛志・槙優・大元誠・宮碕栄吾・梅本欽一・中筋一弘・森田靖)
CrystEngComm. 2011, 13, 6880–6884
是非ご一読ください。(2011.8.18)
フェナレニル骨格に6個のヘテロ原子官能基を導入した誘導体の合成と物性に関する論文が、Journal of Physical Organic Chemistry にアクセプトされました。
上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および吉田 健太さん(平成18年3月修士課程修了)が中心となって行った研究です。
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。(2011.7.25)
Heteroatom Functionalization of Phenalenyl: Synthesis, Structures, and Properties of Hexa-substituted Phenalenyliums
Ueda, A.; Yoshida, K.; Suzuki, S.; Fukui, K.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
J. Phys. Org. Chem. 2011, 24, 952–959
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森田先生が、「平成23年度 大阪大学功績賞 (研究部門) 」を受賞しました!!
大阪大学功績賞は、大阪大学に勤務する教員のうち、教育、研究、社会・国際貢献又は管理運営上の功績が特に顕著であると認められた者を顕彰し、
本学における教育・研究の教育、研究、社会・国際貢献又は管理運営の一層の発展を期することを目的として行われています。
なお、森田先生の功績名は、「開殻有機分子の基礎学術の深化と機能性材料創成への貢献」です。
平成23年度 大阪大学功績賞 受賞者一覧はこちら。
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。(2011.7.21)
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電荷を有していない中性のアキラル配位子と金属イオンから形成されるヘリックス状の金属錯体(ヘリケート)のキラルカラムHPLCによる
右巻き、左巻きヘリケートの光学分割に関する論文が、European Journal of Inorganic Chemistry にアクセプトされました。
溶液状態における配位子脱離等の問題から、ヘリケートの光学分割の例はほとんどありませんでした。我々が独自に開発したオリゴイミダゾールを
配位子に用いたヘリケートは、溶液状態における非常に高い会合定数(~1019 M–4)とイミダゾールのN-H官能基によるヘリケート外側に向いた
水素結合供与部位によるキラル識別がキーとなり、世界初となるヘリケートのキラルカラムHPLCによる分離に成功しました。
この研究成果は、光と電子スピン量子ビットの融合による新たな量子情報科学の展開につながります。(2011.5.14)
論文題目: Solution-Stable Triple-Helicates of Quaterimidazole: Three-Dimensional Crystal Structures and Optical Resolution by Chiral-Column HPLC
著者: Yumi Yakiyama, Tsuyoshi Murata, Tomoaki Ise, Daisuke Shiomi, Kazunobu Sato, Takeji Takui, Kazuhiro Nakasuji and Yasushi Morita
Eur. J. Inorg. Chem. 2011, 3438-3445
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第52回大阪大学いちょう祭期間中の5月3日(火)に研究室見学ツアーが行われました。
簡単な実験等のデモを行い、私達の研究を紹介しました。
実施内容はこちら
今年のツアー参加者数は延べ167人で、昨年の104人を大幅に上回り、大盛況でした。
訪問して下さった方々、本当にありがとうございました。
研究室見学ツアーの写真はこちら (2011.5.7)
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森田先生が、公益財団法人 長瀬科学技術振興財団の「平成23年度 長瀬研究振興賞」
(Nagase Foundation Award 2011, Nagase Science and Technology Foundation)を受賞しました!!
受賞題目は、「電子スピン非局在型の有機中性ラジカルディスコティック液晶性分子の開発」です。
2011年4月21日に大阪で授賞式が執り行われました。(2011.4.22)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
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CrystEngCommにアクセプトされた下記の論文が、webで公開されました。
リンクはこちら。是非ご一読ください。(2011.4.22)
論文題目: Proton-transfer salts between an EDT-TTF derivative having imidazole-ring and anilic acids:
Multi-dimensional networks by acid-base hydrogen-bonds, π-stacks and chalcogen atom interactions
著者: 村田剛志、焼山佑美、中筋一弘、森田 靖
概要: 分子間水素結合が可能な官能基を導入したTTF誘導体とアニル酸類とのプロトン移動型塩の合成・多次元ネットワーク構造に関する研究成果。
構造や電荷状態の制御を可能にする水素結合相互作用の役割を具現化している。
CrystEngComm. 2011, 13, 3689-3691
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研究室に博士後期課程1年の和佐 英樹くん、学部4年の川上 優貴くんが新たに加わりました。(2011.4.1)
写真はこちら(メンバー紹介)
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「Annual Report of Osaka University -Academic Achievement- 2009-20010(大阪大学英文研究年報)」の「100 Papers Selection(論文100選)」に
採択された下記の論文に関する記述が大阪大学HP上に掲載されました。Annual Report へのリンクはこちら。(2011.3.12)
(当グループの大阪大学英文研究年報の過去の受賞歴はこちら)
今回の受賞題目: Three-dimensional Intramolecular Exchange Interaction in A Curved and Non-alternant π-Conjugated System: Corannulene with Two Phenoxyl Radicals
著者: Ueda, A.; Nishida, S.; Fukui, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
論文: Angew. Chem. Int. Ed. 2010, 49, 1678-1682
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実験室に METTLER TOLEDO 製のクーリングシステムが導入されました。 (2011.3.10)
詳細はこちらをクリックしてください。
先日、Chem. Asian J. にアクセプトされた「シアノ基を置換した6-オキソフェナレノキシル中性ラジカルについての論文」が Web 上に公開されました。
西田辰介 博士(平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)、仮屋薗和貴 君(修士課程2年)および山中あずささん(平成21年3月修士課程修了)が
中心となって行った研究です。リンクはこちら。是非ご一読ください。(2011.3.2)
"Electronic Stabilization Effect of Spin-Delocalized Neutral Radical: Synthesis of An 8-Cyano-6-oxophenalenoxyl Derivative and
Quantitative Evaluation of the Electronic-Spin Structure in terms of Resonance Structures"
Nishida, Shinsuke; Kariyazono, Kazuki; Yamanaka Azusa; Fukui, Kozo; Sato, Kazunobu; Takui, Takeji; Nakasuji, Kazuhiro; Morita, Yasushi
Chem. Asian J. 2011, 6, 1188-1196
実験室に METTLER TOLEDO 製の温度コントローラが導入されました (2011.2.25)
詳細はこちらをクリックしてください
我々が研究してきた縮合多環型の中性ラジカル、フェナレニルに関する論文が、
Nature Chemistry の "Perspective"
としてWeb上に公開されました!!
フリーでダウンロードできます。リンクはこちら。是非ご一読ください。(2011.2.23)
"Synthetic organic spin chemistry for structurally well-defined open-shell graphene fragments"
Morita, Yasushi; Suzuki, Shuichi; Sato, Kazunobu; Takui, Takeji
Nature Chemistry 2011, 3, 197-204
先日、J. Phys. Chem. Lett. にアクセプトされた大阪市立大学大学院理学研究科の佐藤和信 教授、工位武治 特任教授との共同研究の成果が
Web上に公開されました。吉野共広 さん(博士課程3年)および西田辰介 博士(平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)が
中心となって行いました。リンクはこちら。是非ご一読ください。(2011.2.12)
"ESR and 1H-,19F-ENDOR/TRIPLE Study of Fluorinated Diphenylnitroxides as Synthetic Bus Spin-Qubit Radicals with Client Qubits in Solution"
Yoshino, Tomohiro; Nishida, Shinsuke; Sato, Kazunobu; Nakazawa, Shigeaki; Rahimi, Robabeh; Toyota, Kazuo; Shiomi, Daisuke; Morita, Yasushi; Kitagawa, Masahiro; Takui, Takeji
我々が研究してきたフェナレニルラジカルに関する章が含まれる安定ラジカルの本
「Stable Radicals: Fundamentals and Applied Aspects of Odd-Electron Compounds」
(edited by Robin Hicks, John Wiley & Sons Ltd., West Sussex, 2010)が、Angew. Chem. Int. Ed. の「Book Reviews」に取り上げられました。
(2011.2.7)
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シアノ基を置換した6-オキソフェナレノキシル中性ラジカルについての論文が、Chem. Asian J.にアクセプトされました。
この中性ラジカルは、シアノ基の電子的効果により空気中での高い安定性を有していることを実験的・理論的に明らかにしました。
さらに、当研究グループで開発したMO-based VB法による共鳴構造式を用いた定量的議論についての詳細を初めて記述しました。
西田辰介 博士(平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)、仮屋薗和貴 君(修士課程2年)
および山中あずささん(平成21年3月修士課程修了)が中心となって行った研究です。
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
(2011.2.1)
"Electronic Stabilization Effect of Spin-Delocalized Neutral Radical: Synthesis of An 8-Cyano-6-oxophenalenoxyl Derivative and
Quantitative Evaluation of the Electronic-Spin Structure in terms of Resonance Structures"
Nishida, Shinsuke; Kariyazono, Kazuki; Yamanaka Azusa; Fukui, Kozo; Sato, Kazunobu; Takui, Takeji; Nakasuji, Kazuhiro; Morita, Yasushi
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大阪市立大学大学院理学研究科の佐藤和信 教授、工位武治 特任教授との共同研究の成果が J. Phys. Chem. Lett. にアクセプトされました。
分子スピン量子コンピュータに向けた電子-核スピン量子ビット系として、新規なフッ素置換ジフェニルニトロキシドの合成とESR / 1H-, 19F-ENDOR / TRIPLE測定を行った研究成果です。
吉野共広 さん(博士課程3年)および西田辰介 博士(平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員)が
中心となって行いました。
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
(2011.1.25)
"ESR and 1H-,19F-ENDOR/TRIPLE Study of Fluorinated Diphenylnitroxides as Synthetic Bus Spin-Qubit Radicals with Client Qubits in Solution"
Yoshino, Tomohiro; Nishida, Shinsuke; Sato, Kazunobu; Nakazawa, Shigeaki; Rahimi, Robabeh; Toyota, Kazuo; Shiomi, Daisuke; Morita, Yasushi; Kitagawa, Masahiro; Takui, Takeji
内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」の最近の活動をまとめた
ニュースレターNo.2(2010年12月号)が発行されました。
その中で、焼山佑美 博士(現 POSTECH博士研究員)らによるイミダゾールを基盤とした三重らせん型金属錯体の研究結果
(J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 6944-6946.)が、「最近の研究成果」として取り上げられました。
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。(2011.1.17)
ニュースレターNo.2 全文へのリンクはこちら。
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我々が研究してきたフェナレニルラジカルに関する章が含まれる安定ラジカルの本
「Stable Radicals: Fundamentals and Applied Aspects of Odd-Electron Compounds」
(edited by Robin Hicks, John Wiley & Sons Ltd., West Sussex, 2010)を、阪大総合図書館に寄贈しました。
ぜひ読んでみてください。(2010.12.11)
図書館教員著作コーナーはここ。
本図書貸出状況はここ。
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我々が研究してきた縮合多環型の中性ラジカル、フェナレニルに関する論文が、
Nature Chemistry の "Perspective" に掲載が決定しました!
詳細は、後ほど本HP上でも公開します。(2010.12.9)
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森田先生が(社)有機合成化学協会の「2010年度 DIC機能性材料賞」を受賞しました!!
受賞題目は、「空気中でも安定なスピン非局在型中性ラジカルの創成と電子機能材料への展開」です。
2011年2月18日に東京で授賞式が執り行われます。(2010.12.6)
左の画像をクリックすると拡大画面を表示できます。
歴代受賞者はこちら。
DIC機能性材料賞の規定はこちら。
2010年度受賞者一覧はこちら。
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先日、Aust. J. Chem. にFull Paperとしてアクセプトされた上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および小笠原 華菜子さん
(平成20年3月修士課程修了)らによるコラヌレンにtert-ブチルニトロキシド部位を導入した曲面π共役型中性ラジカルの合成、
スピン非局在性、動的な電子スピン構造変化に関する論文がWeb上に公開されました。(2010.12.6)
リンクはこちら。是非ご一読ください。
"Air-stable Curved π-Radical Based on Corannulene: Dynamic Electronic-spin Structure Induced by Temperature-dependent Conformational Changes"
(上田 顕・小笠原華菜子・西田辰介・福井晃三・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
Aust. J. Chem. 2010, 63, 1627-1633
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学内広報誌「阪大NOW」(No.120,2010年10月号)に、上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)の
Reaxys PhD Prize 2010 受賞についての記事(57ページ)が掲載されました。
左の画像をクリックすると拡大画面が表示されます。
「阪大NOW」No.120 のフルバージョンはこちら
大阪大学ホームページ内「阪大NOW」のページはこちら
(2010.11.13)
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第51回大阪大学まちかね祭期間中の11月6日(土)に研究室の施設開放を行いました。
簡単な実験等のデモを行い、私達の研究を紹介しました。
実施内容はこちら
約20名もの見学者が訪れ、普段学外の方々とふれ合うことの少ない私達にとって、
とても充実した時間となりました。
訪問して下さった方々、本当にありがとうございました。
施設開放、その他の写真はこちら (2010.11.11)
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韓国Pohang University of Science and Technology (POSTECH)の河野正規先生とのツーショット。
後方に見えている建物はPOSCO International Center。
10月12日~14日に訪問し、セミナーを行ってきました。(2010.10.18)
河野教授研究グループのホームページへのリンクはこちら。
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大阪市立大学大学院理学研究科の鈴木修一 講師(平成18年3月に当研究室で学位取得)との共同研究の成果が Org. Lett. に
アクセプトされ、Web上に公開されました。ヘキサアザフェナレンのワンポット合成およびその構造、物性に関する研究成果です。
リンクはこちら。是非ご一読ください。(2010.10.9)
"Hexaazaphenalene Derivatives: One-Pot Synthesis, Hydrogen-Bonded Chiral Helix, and Fluorescence Properties"
Suzuki, S.; Fukui, K.; Fuyuhiro, A.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
Org. Lett. 2010, 12, 5036-5039
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先日、Cryst. Growth Des. にFull Paperとしてアクセプトされた村田剛志 博士(平成17年3月に当研究室で学位取得)および焼山佑美 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得、現 POSTECH博士研究員)らによる
多様な水素結合様式を有する 4, 4'-ビイミダゾールを基盤とした各種金属錯体の結晶中における多彩なネットワーク構造に関する論文がWeb上に公開されました。(2010.10.1)
リンクはこちら。是非ご一読ください。
"Supramolecular Architectures and Hydrogen-Bond Directionalities of 4,4´-Biimidazole Metal Complexes Depending on Coordination Geometries"
(村田剛志・焼山佑美・中筋一弘・森田 靖)
Cryst. Growth Des. 2010, 10, 4898-4905
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大阪大学大学院理学研究科化学専攻の久保孝史先生とのフェナレニルを基盤とした一重項ビラジカルに関する共同研究の成果が、J. Am. Chem. Soc. にFull PaperとしてWeb上に掲載されました。
リンクはこちら。是非ご一読ください。(2010.9.28)
"Alternating Covalent Bonding Interactions in a One-Dimensional Chain of a Phenalenyl-Based Singlet Biradical Molecule Having Kekulé Structures"
Shimizu, A.; Kubo, T.; Uruichi, M.; Yakushi, K.; Nakano, M.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Hirao, Y.; Matsumoto, K.; Kurata, H.; Morita, Y.; Nakasuji, K.
J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 14421-14428
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Pohang University of Science and Technology (POSTECH) 教授の河野正規先生が9月26日(日)に研究室を訪問してくれました。
お互いの最近の研究等について議論し、相互理解・親睦を深めました。(2010.9.27)
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多様な水素結合様式を有する 4, 4'-ビイミダゾールを基盤とした各種金属錯体の結晶中における多彩なネットワーク構造(左図)に関する研究成果が
Cryst. Growth Des. にFull Paperとしてアクセプトされました。
"Supramolecular Architectures and Hydrogen-Bond Directionalities of 4,4´-Biimidazole Metal Complexes Depending on Coordination Geometries"
(村田剛志・焼山佑美・中筋一弘・森田 靖)
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。(2010.9.20)
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9月3日に上田 顕 博士が、Max Planck Institute for Polymer Research (ドイツ・マインツ)の
Prof. Klaus Müllenグループのグループセミナーにおいて「Synthesis and Properties of Stable Organic
Open-shell Molecules possessing Planar or Non-planar Fused Polycyclic pi-Conjugated System」
というタイトルで、30〜40人の聴衆の前で1時間の口頭発表およびディスカッションを行いました。(2010.9.7)
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Reaxys PhD Prize 2010 Runners-up に選ばれた上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)の受賞式および受賞発表が、
ドイツ・ニュルンベルクで2010年8月30日〜9月2日に開催された「3rd EuCheMS Chemistry Congress」で行われました。
さらに、上田博士は本会議において口頭講演にもアサインされ、多くの聴衆の前で英語で15分間の発表を行いました。(2010.9.7)
Reaxys Prizeへのリンクはこちら。
3rd EuCheMS Chemistry Congressへのリンクはこちら。
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実験室に有機溶媒精製システム(MBRAUN MB SPS Compact)が導入されました。(2010.9.6)
詳細はこちらをクリックしてください
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コラヌレンにtert-ブチルニトロキシド部位を導入した曲面π共役型中性ラジカルの合成、スピン非局在性、動的な電子スピン構造変化に関する研究成果が
Aust. J. Chem. にFull Paperとしてアクセプトされました。(2010.9.6)
上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および小笠原 華菜子さん(平成20年3月修士課程修了)が中心となって行った研究です。
"Air-stable Curved π-Radical Based on Corannulene: Dynamic Electronic-spin Structure Induced by Temperature-dependent Conformational Changes"
(上田 顕・小笠原華菜子・西田辰介・福井晃三・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
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三菱化学で太陽電池プロジェクトを推進している河井潤也博士が8月28日(土)に研究室を来訪しました。
そして、我々が最近開発した有機薄膜太陽電池に関する研究成果について議論しました。
河井博士は、安定な有機ラジカルに関する研究で、平成16年に学位を取得した研究室の先輩です。(2010.9.6)
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共同研究者である韓国Pohang University of Science and Technology (POSTECH) の河野 正規 教授の研究グループに所属する
焼山 佑美 博士(当研究室で平成22年3月 学位取得)と Koo Jin Young さん(修士課程1年)が、8月16日〜21日の間、
共同研究の一環として当研究室に滞在しました。(2010.8.27)
左の写真は、welcome partyでの一枚です。
communicationや研究に関するdiscussionを英語で行い、また互いの文化についても話し合うなどたいへん有意義な一週間を過ごしました。
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内閣府 最先端研究開発支援プログラム(FIRSTプログラム)「量子情報処理プロジェクト」(中心研究者・山本喜久 教授)において、
樽茶清悟 教授をサブグルーリーダーとして「スピン量子コンピューター」の研究が遂行されております。
「量子情報処理プロジェクト」ホームページへのリンクはこちら
このサブグループ研究において、我々が開発した3重らせん型金属錯体(左図)を分子スピン量子ビットとして利用した研究が行われております。
詳細は、サブグループ「スピン量子コンピューター」のホームページをご覧ください。(リンクはこちら)。(2010.8.16)
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先日、Angew. Chem. Int. Ed.にアクセプトされた上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および小笠原 華菜子さん(平成20年3月修士課程修了)らによる
お椀型の曲面π共役分子コラヌレンを基盤としたセミキノンラジカル塩の合成、電子スピン構造、動的挙動に関する論文がWeb上に公開されました。(2010.7.27)
リンクはこちら。是非ご一読ください。
"A Bowl-Shaped ortho-Semiquinone Radical Anion: Quantitative Evaluation of the Dynamic Behavior of Structural and Electronic Features"
(上田 顕・小笠原華菜子・西田辰介・伊瀬智章・吉野共広・中澤重顕・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
Angew. Chem. Int. Ed. 2010, 49, 6333-6337
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お椀型の曲面π共役分子コラヌレンを基盤としたセミキノンラジカル塩の合成、電子スピン構造、動的挙動に関する研究成果がAngew. Chem. Int. Ed. にアクセプトされました。(2010.6.30)
上田 顕 博士(平成22年3月に当研究室で学位取得)および小笠原 華菜子さん(平成20年3月修士課程修了)が中心となって行った研究です。
"Bowl-Shaped o-Semiquinone Radical Anion: Quantitative Evaluation of the Dynamic Behavior in the Structural and Electronic Features"
(上田 顕・小笠原華菜子・西田辰介・伊瀬智章・吉野共広・中澤重顕・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
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実験室に偏光顕微鏡(LEICA DM2500 M)が導入されました。(2010.6)
詳細はこちらをクリックしてください
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本年1月に発表した上田 顕 博士研究員らによるコラヌレンを基盤とした曲面π共役型の安定ジラジカル誘導体についての下記の論文が「Thieme」社の「SYNFACTS」の2010年5月号(535ページ)に選ばれました。(2010.6.12)
"Three-Dimensional Intramolecular Exchange Interaction in a Curved and Nonalternant π-Conjugated System: Corannulene with Two Phenoxyl Radicals"
Ueda, A.; Nishida, S.; Fukui, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
(上田 顕・西田辰介・福井晃三・伊瀬智章・塩見大輔・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
Angew. Chem. Int. Ed. 2010, 49, 1678-1682.
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当研究グループの上田 顕 博士 (Dr. Akira Ueda) が "Reaxys PhD Prize 2010" の "Runners-up (45 finalists)" に選ばれました!!(2010.6.1)
この賞は、博士課程在籍および博士課程修了後1年以内の有機化学、有機金属化学、無機化学を専門とする世界各国の優れた若手研究者に贈られるものです。
本年8月にドイツ・ニュルンベルクで開かれる "3rd EuCheMS Chemistry Congress" にinviteされることとなりました。
(左の写真は2009年7月Luxembourgで開かれたISNAでのL.T.Scott教授との写真)
Reaxys Prizeへのリンクはこちら。
Elsevierのホームページ上の紹介記事へのリンクはこちら。
エルゼビア・ジャパンのホームページ上の紹介記事へのリンクはこちら。
3rd EuCheMS Chemistry Congressへのリンクはこちら。
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最近J. Am. Chem. Soc.にアクセプトされた焼山佑美 博士(現 POSTECH博士研究員)らによるイミダゾールを基盤とした三重らせん型金属錯体の論文がWeb上に公開されました。(2010.5.3)
リンクはこちら。是非ご一読ください。
"Triple-Stranded Metallo-Helicates Addressable as Lloyd's Electron Spin-Qubits"
(森田 靖・焼山佑美・中澤重顕・村田剛志・伊瀬智章・橋爪大輔・塩見大輔・佐藤和信・北川勝浩・中筋一弘・工位武治)
J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 6944-6946.
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高速液体クロマトグラフシステム(島津 Prominence)に示差屈折計検出器(RID-10A、写真左1段目)を新たに取り付けました。(2010.4.28)
77 ~ 500 Kまでの温度制御可能なクライオスタット(Oxford Optistat DN、写真右、UV-vis測定中)を導入しました。
詳細はこちらをクリックしてください
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イミダゾールが鎖状に連結したオリゴイミダゾールと金属イオンから構成される三重らせん型金属錯体の溶液状態および結晶状態における構造・電子磁気物性、
量子ビットへの応用可能性に関する研究成果がJ. Am. Chem. Soc.(Communication, 3 pages) にアクセプトされました。(2010.4.28)
焼山佑美 博士(現 POSTECH博士研究員)が中心となって行った研究です。
"Triple-Stranded Metallo-Helicates Addressable as Lloyd's Electron Spin-Qubits"
(森田 靖・焼山佑美・中澤重顕・村田剛志・伊瀬智章・橋爪大輔・塩見大輔・佐藤和信・北川勝浩・中筋一弘・工位武治)
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
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研究室に博士研究員の朝倉 典昭 博士、北村 啓 博士、学部4年の村山 泰隆くんが新たに加わりました。(2010.4.1)
写真はこちら(メンバー紹介)
論文リスト、学会発表リストも更新しました。こちら(研究業績)
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上田 顕 (物性有機化学研究室D3)および西田辰介博士 (平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員) らによる
コラヌレンを基盤とした曲面π共役型の安定ジラジカル誘導体についての論文が Angew. Chem. Int. Ed. のWeb上に公開されました。(2010.1.28)
リンクはこちら。
"Three-Dimensional Intramolecular Exchange Interaction in a Curved and Nonalternant π-Conjugated System: Corannulene with Two Phenoxyl Radicals"
Ueda, A.; Nishida, S.; Fukui, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
(上田 顕・西田辰介・福井晃三・伊瀬智章・塩見大輔・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
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GPC(日本分析工業 LC908)のオーバーホールを行い、ポンプやディテクターなど全体を新調しました。(2010.1.25)
データ処理ソフト(JDS-100)を導入し、クロマトデータをコンピュータで処理できるようになりました。
詳細はこちらをクリックしてください
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高速液体クロマトグラフシステム(島津 Prominence)にフォトダイオードアレイ紫外可視検出器(SPD-M20A、写真2段目)を新たに取り付けました。(2010.1.20)
詳細はこちらをクリックしてください
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コラヌレンを基盤とした曲面π共役型の安定ジラジカル誘導体についての論文が Angew. Chem. Int. Ed. にアクセプトされました。(2010.1.14)
上田 顕 (物性有機化学研究室D3)および西田辰介博士 (平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員) らによる論文です。
"Three-Dimensional Intramolecular Exchange Interaction in a Curved and Nonalternant π-Conjugated System: Corannulene with Two Phenoxyl Radicals"
Ueda, A.; Nishida, S.; Fukui, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.; Morita, Y.
(上田 顕・西田辰介・福井晃三・伊瀬智章・塩見大輔・佐藤和信・工位武治・中筋一弘・森田 靖)
近日中にWeb上に公開される予定です。是非ご一読ください。
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博士後期課程3年の焼山佑美さんが、12月8日に韓国のPohang University of Science and Technology (POSTECH)の"AMS Departmental Seminar"において、
"Oligo(imidazole)s: Novel Building Block for Construction of Hydrogen-Bonded Chiral Supramolecular Assemblies"というタイトルで英語で40分間の講演を行ってきました。(2009.12.15)
詳細はこちら
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ホームページをリニューアルしました。(2009.12.3)
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11月15〜18日に淡路夢舞台で開かれた国際ワークショップ The 3rd Japanese-Russian Workshop on Open Shell Compounds and Molecular Spin Devices に参加し、研究成果を発表してきました。
本ワークショップには、日本とロシアを中心に各国の研究者が参加し、52件の口頭発表および33件のポスター発表が行われました。
(2009.11.20)
その他の写真はこちら
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元素戦略メンバー名簿、写真を公開しました。(2009.9.23)
元素戦略ホームページはこちらからどうぞ
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実験室にカラムオーブン(センシュー科学 SSC2120)が導入されました。(2009.9.14)
詳細はこちらをクリックしてください
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博士後期課程3年の焼山佑美さんが、8月2~8日に「エポカルつくば」で開かれた「2009 Asian Science Camp」で「helper」としてキャンプに参加しました。(2009.8.9)
講師として参加された多数のノーベル賞受賞者やアジア各国の若者 (日本の高校3年生~大学初年級に相当する若い学生、約200 名)と寝食を共にしながら交流を深めてきました。
2009 Asian Science Campのホームページはこちら
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昨年3月に発表した論文が「Annual Report of Osaka University -Academic Achievement- 2008-2009(大阪大学英文研究年報)」の「100 Papers Selection(論文100選)」に採択されました (2009年7月)
過去9年間(9回)の英文研究年報の内、論文10選に2度、論文100選に5度採択されました
(大阪大学英文研究年報の過去の受賞歴はこちら)
今回の受賞題目: Curved Aromaticity of a Corannulene-Based Neutral Radical: Crystal Structure and 3D Unbalanced Delocalization of Spin
著者: Morita, Y.; Ueda, A.; Nishida, S.; Fukui, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.
論文: Angew. Chem. Int. Ed. 2008, 47, 2035-2038
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Wiley-Blackwellより出版される安定ラジカルに関するbook "Stable Radicals: Fundamantal and applied aspects of odd-electron compounds (Edited by R. Hicks)" の出版予定日が2010年2月19日と決定しました。
amazon.co.jpへのリンクはこちら
森田 靖 准教授、西田辰介 博士研究員がChapter 3"Phenalenyls, cyclopentadienyls, and other carbon-centered radicals" を執筆しました。乞うご期待ください!(2009.7.3)
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実験室に高速液体クロマトグラフシステム(島津 Prominence LC-20AT, SPD-20A)が導入されました。(2009.6.23)
詳細はこちらをクリックしてください
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博士後期課程3年の焼山佑美さんが、「2009 Asian Science Camp」で「helper」としてキャンプに参加し、各種のお手伝 いをすることになりました。(2009.6.16)
多数のノーベル賞受賞者が講師となり、アジア各国から集まる若者 (日本の高校3年生~大学初年級に相当する若い学生、約200 名)と寝食を共にしながら交流するキャンプです。
2009 Asian Science Campのホームページはこちら
朝日コムでの紹介記事はこちら
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2009年の論文リスト、学会発表リストを更新しました。(2009.6.4)
論文リスト、学会発表リストはこちら
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実験室にUV-LED照射器(KEYENCE UV-400)が導入されました。(2009.5.29)
詳細はこちらをクリックしてください
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化学同人「月刊化学(2009年6月号)」に掲載されている安倍 学 先生(広島大学)による「一重項ジラジカル化学への期待」において、「ラジカルπダイマーの一重項ジラジカル性」という観点で窒素導入型フェナレニル中性ラジカルについての我々の研究成果を取り上げていただきました(2009.5.23)
月刊化学ホームページ内、本文へのリンクはこちら(リンク先「電子ブックを開く」をクリック)
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Wileyより出版予定の安定ラジカルに関するbook "Stable Radicals: Fundamantal and applied aspects of odd-electron compounds (Edited by R. Hicks)" の Chapter 3に森田 靖 准教授、西田辰介 博士研究員による"Phenalenyls, cyclopentadienyls, and other carbon-centered radicals"が掲載決定 (2009.5.21)
乞うご期待ください!
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大阪市立大学名誉教授の工位武治 先生(現 大阪市立大学特任教授)が、ESR/ENDOR分光法を用いた分子性有機磁性・高スピン化学に関する研究業績に対して IES (International EPR(ESR) Society) Silver Medal for Chemistry 2009を受賞されました。このSilver Medalは、電子スピン共鳴(ESR)研究者の国際組織であるIESから授与されるもので、 Biology/Medicine・Chemistry・Instrumentation・Physics/Materials Scienceの各4分野から3年毎に選出されます。日本人の受賞としては、昨年Instrumentation分野で受賞された太田仁先生(神戸大学)に引き続き、3人目です。化学分野では、2001年の山内清語先生(東北大学)の受賞以来2人目の快挙です。
工位先生には、有機ラジカルおよび金属錯体などの研究全般において、日ごろからたいへんお世話になっております。ご受賞、おめでとうございます。(2009.5.1)
歴代のIES受賞者はこちら (Silver Medal - Chemistry の欄をご覧ください)
工位先生の受賞をお祝いする会(2009年3月28日)の写真はこちら
共著論文リストはこちら
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京都大学名誉教授の斎藤軍治 先生(現 名城大学教授)が2009年春の紫綬褒章を受賞されました。水素結合型の電荷移動錯体に関する研究で、斎藤先生にはたいへんお世話になりました。ご受賞、おめでとうございます。(2009.4.28)
共著論文リストはこちら
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開核有機分子を基盤にした分子スピン量子コンピューター/量子情報処理に関する論文 ( J. Mater. Chem. 2009 DOI: 10.1039/b819556k ) がWeb上に公開されました。(2009.4.22)
"Molecular electron-spin quantum computers and quantum information processing: pulse-based electron magnetic resonance spin technology applied to matter spin-qubits"
Sato, K.; Nakazawa, S.; Rahimi, R.; Ise, T.; Nishida, S.; Yoshino, T.; Mori, N.; Toyota, K.; Shiomi, D.; Yakiyama, Y.; Morita, Y.; Kitagawa, M.; Nakasuji, K.; Nakahara, M.; Hara, H.; Carl, P.; Höfer, P.; Takui, T
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博士研究員の略歴、受賞暦、論文リストおよび博士後期課程学生の受賞などのリストを掲載しました。(2009.4.14)
詳細はこちら(メンバー紹介)
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研究室に博士研究員の村田 剛志 博士、博士前期課程1年の仮屋薗 和貴くん(広島大学理学部出身)が新たに加わりました。(2009.4.1)
写真はこちら(メンバー紹介)
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3月24日に卒業式が行われ、3人の修士課程の学生が研究室を巣立っていきました。お疲れ様でした。(2009.3.24)
写真はこちら
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化学同人「化学のブレークスルー【有機化学編】」にて、我々の研究グループのフェナレニルを基盤とした中性ラジカル誘導体の研究結果が菅原 正 先生(東京大学大学院総合文化研究科 教授)に分子機能化学分野における「ここ10年の革新論文」として選んでいただきました。
選ばれた論文は、"A New Trend in Phenalenyl Chemistry: A Persistent Neutral Radical, 2,5,8-Tri-tert-butyl-1,3-Diazaphenalenyl, and the Excited Triplet State of the Gable syn-Dimer in the Crystal of Column Motif" Angew. Chem. Int. Ed. (Hot Paper) 2002, 41, 1793-1796.です。
窒素導入型フェナレニル誘導体に関する本論文に加えて、我々が合成・単離した炭化水素フェナレニルや二つの酸素原子を導入したオキソフェナレノキシル型中性ラジカルに関しても本文中で取り上げていただきました。(2009.3)
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もっと見たい方はこちら
3月19日にProfessor Maurice Médebielle (Université Claude Bernard Lyon 1, France)を迎え、国際ワークショップ「Spring Workshop between Lyon and Osaka」を大阪大学大学院理学研究科で行いました。
Professor Médebielleによる講演「Redox Processes for The Synthesis of Original Fluorinated Cyclic Structures」に加え、宮碕栄吾 博士(広大院工 助教)、鈴木修一 博士(阪市大院理 助教)、西田辰介 博士(阪市大院理 博士研究員)、伊瀬智章 博士(阪市大院理 博士研究員)、神崎祐貴 博士(阪市大院理 博士研究員)、物性有機化学研究室所属の博士後期課程学生(2人)および博士前期課程学生(3人)、そして阪市大院理 物理化学2研究室の博士後期課程学生(1人)が最近の研究結果を英語で発表しました。
本ワークショップには、阪市大院理 物理化学2研究室の博士前期課程学生や学部学生も参加し、英語での活発なディスカッションが行われました。 (2009.3.19)
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2007年から2009年の投稿論文について、それぞれのオンラインジャーナルへのリンクをつけました。
ぜひご覧ください。
2007年以前に関しても、近日中にリンクさせる予定です。(2009.3.12)
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実験室にシングルモノクロメーター(朝日分光CMS-100)とマグネチックスターラー付き低温恒温槽(東京理化PSL-1810)が導入されました。(2009年3月)
2007年9月に導入したGC-TOF質量分析計(JEOL JMS-T100GC)の写真をアップしました。
詳細はこちらをクリックしてください
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2008・2009年の論文リスト、2009年の学会発表リストを更新。(2009.3.1)
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実験室に真空検体乾燥機 2 台と量子化学計算用のコンピューター (MAC PRO) 2 台、およびX線構造解析用のコンピューター (Dell PRECISION) が導入されました。(2009年2月)
詳細はこちらをクリックしてください
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2008・2009年の学会発表リストを更新。(2009.1.13)
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「Annual Report of Osaka University -Academic Achievement-2007-2008(大阪大学英文研究年報)」の「10 Papers Selection(論文10選)」に採択された以下の論文が大阪大学のホームページ上に公開されました。(2008.12.27)
リンクはこちら
Thermochromism in an Organic Crystal Based on the Co-existence of σ- and π-Dimers
Morita, Y.; Suzuki, S.; Fukui, K.; Nakazawa, S.; Kitagawa, H.; Kishida, H.; Okamoto, H.; Naito, A.; Sekine, A.; Ohashi, Y.; Shiro, M.; Sasaki, K.; Shiomi, D.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.
Nature Materials 2008, 7, 48-51
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実験室にXe光源(朝日分光 MAX-302) が導入されました。(2008年12月)
詳細はこちらをクリックしてください
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2008年の学会発表リストを更新。(2008.12.2)
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森田靖 准教授が「Nature Reader Panel」に選ばれました。(2008年10月)
雑誌「Nature」の内容向上のための仕事を担当します。
Natureのホームページはこちら。
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2008年の論文リストを更新(2008.11.8)
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ニトロキシド型テトララジカルに関する下記の論文 が、「Thieme」社の「SYNFACTS」の2008年9月号(931ペー ジ)に選ばれました。
SYNFACTSへのリンクはこちら。 (リンク先の931ページをご覧ください。)
Macrocyclic High-Spin (S = 2) Molecule: Spin Identification of A Sterically Rigid Metacyclophane-Based Nitroxide Tetraradical by Two-Dimensional Electron Spin Transient Nutation Spectroscopy
Sawai, T.; Sato, K.; Ise, T.; Shiomi, D.; Toyota, K.; Morita, Y.; Takui, T.
Angew. Chem. Int. Ed. 2008, 47, 3988-3990
掲載論文へのリンクはこちら。
(2008.11.4)
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J. Am. Chem. Soc. の Communication に先日アクセプトされた曲面π共役型のフェナレニルアニオン誘導体についての研究結果がweb上に公開されました。
ぜひご一読ください。 (クリックでオンラインジャーナルにリンクしています)(2008.10.21)
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2008年の論文リスト・学会発表リストを更新(2008.10.16)
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第19回基礎有機化学討論会(2008年10月3-5日、大阪大学)において、山本陽介(M2)と山中あずさ(M2)がポスター賞を受賞しました。
なお、ポスター賞は、200件の審査対象から17件の優秀な発表に対して贈られました。(2008.10.5)
発表者:山本陽介
講演題目:「三つのメトキシ基を有するトリオキソトリアンギュレン誘導体の合成研究」
発表者:山中あずさ
講演題目:「スピン中心移動:1H-ENDOR/TRIPLE 法によるDTPY置換6-オキソフェナレノキシルの電子スピン構造の解明」
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曲面π共役型のフェナレニルアニオン誘導体についての論文が J. Am. Chem. Soc. の Communication にアクセプトされました。(2008.10.1)
西田辰介博士 (平成17年3月理学博士の学位取得、現 大阪市立大学理学研究科博士研究員) および上田 顕 (物性有機化学研究室D2) らによる論文です。ぜひご一読ください。 (クリックでオンラインジャーナルにリンクしています)
論文題目:
Curve-Structured Phenalenyl Chemistry: Synthesis, Electronic Structure, and Bowl-Inversion Barrier of a Phenalenyl-Fused Corannulene Anion
著者:
Nishida, S.; Morita, Y.; Ueda, A.; Kobayashi, T.; Fukui, K.; Ogasawara, K.; Sato, K.; Takui, T.; Nakasuji, K.
(西田辰介・森田 靖・上田 顕・小林忠弘・福井晃三・小笠原華菜子・佐藤和信・工位武治・中筋一弘)
論文概要:
「曲面型のフェナレニル化学」について初めて実験的研究を行った。フェナレニルを縮環したコラヌレンのアニオン誘導体を設計・合成し、各種NMR測定、量子化学計算により、その電子構造を明らかにした。興味深いことに、曲面π共役構造を形成しているにも関わらず、フェナレニル型の電子構造の寄与が大きいことが分かった。さらに、各種酸化還元種のボウル反転障壁を求めた結果、負電荷の増加とともにボウルの深さが段階的に浅くなることを明らかにした。