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LC-908 当研究室では最も初期型で、2010年1月にオーバーホールを行いました。クロロホルムやメタノールなど、各種溶媒が使えるカラムを揃えています。最近ではキラルカラムでの光学分割も行っています。 LC-908-C60 強力ポンプを備えたタイプで、JAIGEL-1H(φ40 mm, クロロホルム)のゲルろ過カラムを設置しています。1.5 gまで分離できる優れもので、大量合成・大量精製ができます。 |
LC-9204 HPLCにTHF対応のカラムを設置したものです。より高極性・難溶性のサンプルの分取も可能です。 LC-9225 NEXT 小さなボディですが、分取のためのすべての機能が備わっています。シートスイッチ上で全ての操作が可能です。前面のつまみで溶媒・カラムの変更が容易にできます。 |
高速液体クロマトシステム(島津 Prominence LC-20AT, SPD-20A)
分析用のHPLCです。190-700 nmの波長領域で高感度(ノイズレベル0.5x10-5 AU)の分析が可能で、高い送液精度を波長再現性を持ちます。以下の付属品を備え、様々な用途に対応できます。 カラムオーブン(センシュー科学 SSC2120, 右側) 0~+85℃の領域でHPLCカラムの温度制御ができます。特に低温下でのHPLCによる光学異性体の分離に力を発揮します。 フォトダイオードアレイ紫外可視検出器(島津 SPD-M20A, 中段) 190~800 nmの広い波長領域でクロマトグラムと吸収スペクトルをモニターできます。 示差屈折計検出器(島津 RID-10A, 最上段) 安定化までの時間が短く、分析感度も高いことが特徴です。 |
高速液体クロマトグラフ(HPLC)システム(資生堂 NANOSPACE SI-2) Thermo社のフォトダイオードアレイ検出器がついており、異なる波長の光に対する吸収を同時に観測しながら分析できるのが、このHPLCシステムの大きな特徴です。 |
LaboACE LC-5060
当研究室では最新モデルです。A4サイズのさらに小さなボディですが、大流速、4波長検出など、多くの性能が上がっています。JAIGEL-2HRをつけていて分取の高速化を可能にしています。 |
結晶化部屋の全景。写真上部は液相拡散法による結晶化をしているところです。結晶化に振動は厳禁なので、隔離した部屋を作っています。また、光が当たらないように暗幕をしていつも暗くしています。 定電流電解酸化装置(矢沢科学 CS-12Z)です。0~100µAまで、0.1µAの微細な電流調整ができ、1台で12個の仕込みが可能です。 |
電解酸化の風景です。良質の単結晶ができるまでひたすら繰り返します。 結晶化が困難なサンプルは恒温槽を使って温度制御下での結晶化を行います。パナソニック製 MIR-154を使っていて、-10~+60℃の温度制御が可能です。 |
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