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フード付き実験台 普段の実験操作を行う場所です。各実験台にフードがついていて、有害な気体や蒸気を排気することで安全に実験できます。1〜2名で1スパンを使って実験しています。 | マニホールド 真空ラインとアルゴンラインをコックの操作ひとつで切り替えられる便利な装置です。蒸留に反応に、精密合成の研究には役に立ちます。各実験台に一つずつ設置されており、当研究室の学生は全員これを使って実験しています。 |
ドラフト実験台 特に有害だったり、臭いの強い試薬を使う特には、ドラフト実験台で実験します。本館1302号室のものはエアコン付きソックスダクト(吸気装置)を設置しており、夏でも冬でも快適に実験することができます。 | アセトン蒸留システム 合成実験では器具の洗浄に大量のアセトンを使います。アセトンの節約と環境への配慮のため、当研究室では器具洗浄に用いたアセトン(洗浄後の水道水の置換に用いたもののみ)を回収し、蒸留して再利用しています。 |
有機溶媒濃縮システム 合成物の溶液を減圧濃縮するためのシステムです。ロータリーエバポレーター(ELELA N-1110AN)と溶媒回収システムであるエコクレール(テクノシグマ OSR-A026)を組み合わせることで、寒剤を使わないで素早く減圧濃縮ができます。 | オートクレーブ(TVS-N2-120型) 高温・高圧下での反応を、手軽に行うことができる金属製オートクレーブです。圧力計も付いており、20 MPaまでの高圧下での反応を行えます。 |
MBRAUN社製 MB SPS Compact |
ニッコーハンセン社 Ultimate Solvent System 1S-AIM |
マグネチックスターラー付き低温恒温槽(東京理化器械 PSL-1810) マグネチックスターラーが付いた有機合成実験用の低温恒温槽です。冷媒にエタノールを用い、0~-80℃の範囲で1℃単位で温度をコントロールできます。 | 極低温反応機 UCリアクター(テクノシグマ製 UCR-150N) テクノシグマ製の極低温反応用恒温槽です。室温から-100℃までの温度制御ができ、プログラムにより温度を変えながらの反応も可能です。 |
プログラム精密低温恒温水槽(日本分析工業製 LC-908-C60) この恒温漕は一定温度を保つだけでなく、プログラム制御により自動昇温・降温の勾配制御もできます。分子スピン量子コンピュータ研究などで必要になる、特に良質な単結晶試料の育成に用います。 | 高真空ポンプ(ULVAC G1-TL3) 油拡散ポンプを備えた高真空用真空ラインで、最高 10-5 Torrまで到達します。これを電気管状炉に連結させたり、高真空下での昇華精製、結晶化に用いています。 |
真空検体乾燥機(石井理化機器製作所 HD-15D) 温度調節機能を組み込んだ真空デシケータです。乾燥容器内を真空にし、加熱することにより、高沸点の溶媒でも容易に除去可能です。 0~120℃の範囲で温度をコントロールできます。特に大きなスケールでの合成物の真空乾燥に威力を発揮します。 | ガラスチューブオーブン(柴田製作所 GTO-1000) 300℃までの温度制御が可能な装置です。写真のようなbulb-to-bulb蒸留や真空昇華などによる合成試料の精製に用います。 |
テーブルトップ遠心機(KUBOTA 4000) 大型の遠心分離装置です。ろ過が困難な微細粉末やう油状物などの分離に用います。5,800rpmの回転数が可能で、100mLの容器を最大4つ分離できます。 | テーブルトップ遠心機(KUBOTA 2410) 中型・コンパクトな遠心分離装置です。ろ過が困難な微細粉末やう油状物などの分離に用います。4,000rpmの回転数が可能で、50mLの容器を最大4つ分離できます。 |
ポットミル回転台(日陶科学社製 ANZ-10D) 電子制御方式のボールミル装置です。固形サンプルの粉砕・微細化に用います。 | 自転超音波ナノ分散機 分散ナノ太郎(シンキー社 PR-1) 自転式・デュアルソニック方式の超音波分散装置で、カーボンナノチューブなどの凝集の強い試料でも均一に分散します。アタッチメントを変えることで様々なサイズの容器で分散ができます。 |
薬品ショーケース型冷蔵庫(パナソニック社 MPR-312DCN-PJ) 冷蔵保存の試薬や合成サンプルを一時保管したり、合成したものを低温で再結晶するのに使います。外から見えるので忘れる心配がありません。 | 超低温冷凍庫 -80°Cまで冷やすことができます。特に不安定な化合物はこの中で保存します。 |
防湿保管庫(ドライキャビH-80D-MII) 試薬や合成サンプルは湿気に弱いものが多いです。また、水分に敏感な反応に用いる実験器具類は乾燥状態を保たないといけません。そういうものの保管用に、ドライボックスを使います。 |
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