防災研究室卒業研究案内
●研究室スタッフ(2008年度)
★防災研究室 (2号棟5階505,506号室
教授 正木和明
修士2年生 上田竹寛(本学卒業)
博士1年生 王 欽(東南大学修了)
★地域防災研究センター
客員教授(京都大学元副学長) 入倉孝次郎
ポスドク研究員 西村雄一郎
ポスドク研究員 阿部亮吾
研究員 倉橋 奨(本学修了)
●研究テーマ(地震災害に関するテーマを研究しています)
@強震動予測
断層破壊によって発生する地震動、伝播途中での減衰、表層地盤で増幅を
計算し、対象地域における強震動をシミュレーションする。
A地盤構造
微動アレイ観測、既存の地盤資料、地質データを用いて、濃尾平野、三河平
野の地表から岩盤に至る地下構造を求める。
B地震観測
濃尾平野、三河平野に設置した地震観測ネットの資料を解析し、地盤構造と
の関係を明らかにする。
C地震被害調査
地震が発生した場合には、被害現地調査を実施する。ただ、前期に発生しな
い場合には卒論として成り立たない。
D地域防災
市町の防災力についてアンケート調査、現地調査を行う。
E緊急地震速報
気象庁が配信する緊急地震速報の高度利用を研究する。
C構造物地震動特性
マンションなどの構造物の振動特性(卓越周期、応答スペクトル)を解明する。
H15年度卒業研究テーマ
1)災害医療におけるシナリオ作成と問題点の抽出
・卒業後理学療法士を目指す学生が災害と医療という新しい研究に取り組みまし た。
2)東海・東南海連動型地震における豊田市の火災被害予測
・豊田市の火災危険度の高い2地区を対象に火災延焼シミュレーションを行い、 火災被害の予測を行ないました。
3)簡易法による東南海地震建物被害分布の推定
・国土数値情報を用いてパソコンレベルで被害予測を行なえるソフトを開発しまし た。夜間主の学生が取り組みました。
4)豊橋平野における微動アレイ観測
・豊橋平野の深い構造は良く分かっていないので地面の微小振動を測定し、深 い構造を推定しました。名古屋大学との共同研究でした。
5)板叩き法による地盤のS波速度測定
・造成地、自然地盤において地震波速度を測定しました。両地盤で速度が異なりその結果地震波増幅度に影響していることを明らかにしました。



平成17年度 論文
卒業論文
1.GISを用いた知多市防災マップの作成
2.自治体ホームページ防災情報の評価
3.矢作川下流低地の地盤図作成
4.大高ー高浜断層の調査
5.アレー観測による岡崎平野の地盤構造探査
6.Ai−netによる地震記録を用いた三河地域の地下構造調査および強震動特性
7.濃尾平野における地震観測と震動特性に関する研究
修士論文
1.微動アレー観測による岡崎平野の地下構造探査
2.2次元地盤モデルを用いた緊急地震速報の精度に関する研究
平成18年度 論文
卒業論文
1.幸田町の防災力評価と愛知県市町村との比較
2.P波を用いた震度予測手法の開発とリアルタイム地震情報への活用
3.微動アレイ観測による岡崎平野北部の地下構造探査
4.濃尾平野震動特性の解明と震度予測への応用
修士論文
1.統計的グリーン関数を用いた猿投ー高浜断層帯における強震動予測
2.微動アレイ観測による岡崎平野北部の地下構造探査
3.P波初動を用いた震度予測手法の開発と緊急地震速報への応用.
平成19年度 論文
卒業論文
1.濃尾平野における強震動特性に関する研究
濃尾平野10地点で観測された地震記録と地盤構造を仮定したシミュレーション
波形との比較により強震動特性を解明
2.幸田町の防災力評価に関する研究
幸田町において全戸アンケート調査を実施、解析して課程の防災力を評価(幸
田町受託研究)
3.緊急地震速報の一般向け配信の現状とその問題点
気象庁配信実績に基づきNHKによる配信の精度について検証
4.パーソントリップ調査による学生の災害時行動に関する研究
学生が起床から就寝にいたる1日の行動を時間・空間上で解析。災害時におけ
る帰宅困難などを調査
5.名古屋高層住宅における常時微動測定と振動解析による固有値の比較検証に
関する研究
建物で常時微動を観測し、振動シミュレーション結果と比較して、構造物の振動
特性を解析
修士論文
1.岡崎平野の地価構造調査及び強震動特性
岡崎平野の2次元震動解析と観測地震動との波形・スペクトル比較を行い強
震動特性を追及
博士論文
1.経験的なサイト特性および震源特性を用いた高精度強震動予測手法の開発
2003十勝沖地震の観測データを用いて経験的なサイト特性を求める商法を開
発。能登半島地震・中越沖地震の断層モデルを作成し強震動を解明。これらの
手法を応用して東南海地震の震動予測実施、