オープンキャンパス
AIT学生マイロボット作品展
2005年8月3日

 毎年恒例のオープンキャンパスにてデモ。今年はIDCロボコンが愛知工業大学で開催されているため、例年より拡大して「AIT学生マイロボット作品展」と銘打って学内のロボットが1っ箇所に集められて展示された。
 我々が展示を行ったのは、「鉄人2号」、「鉄人3号」、「モリゾーロボ」、「クマさん with マスタースレーブ装置」、「画像認識装置」。他にはランサーロボットやレスキューロボット、マイクロロボットを展示しているグループがあった。
 例年より大きなイベントということで、大学から「ステージを作ってあげます」との話がありました。それではと、無理だろうなと思いながらロボワンリングをお願いしました。ロボワン事務局にリングの仕様を尋ねて同じものを大学に注文。すると、なんと大学からOKの返事が。ただし、予算を大幅にオーバーとのことで、安くできる部分は安くしますとのこと(なんと来た見積もりはうん百万円だとか)。床のマットも自分たちで作ることに。ただし、今回はスペースのこともあるので、マットなし(これが後に悲劇を招く。)出来上がったロボワンリングはたわむたわむ。だめだめです。これは業者が補強を入れるということで、取りあえず今回はこれでデモ。
 鉄人3号はこのたわみのせいもあってステージ上ではまともに歩けません。重いので、特にたわみが大きく出ました。着地時などには跳ねてしまいます。ということで、デモのメインは鉄人2号。こちらはたわみの影響は少ないのですが、ずっとサーボの入れ替えをサボっていたのでどうも動きが安定しません。かなりサーボのがたつきが大きくなっています。鉄人3号の開発が忙しくて、あまり面倒を見ていなかったので。さらに、鉄人2号がリングからマットの無いフロアに落下。足の原点位置がずれてしまいました。また腕のアルミも曲がってしまいました。取りあえず力ずくで元に戻したら動きましたが、これは完全にサーボがいかれた感じ。(イベント終了後、足のサーボを新品に入れ替え。動作は安定しました。でも出費が痛い。)
 マスタースレーブも実演。といっても1年以上前に製作されたもので、上半身だけのクマさんロボットを動かしただけですが。いい加減鉄人に実装しなさいとゆみ博士にしかられそうです。また、まつしろさんも来てくださって、お話ができました。
 また、1年生もKHR-1を少しデモ。わずか1ヶ月ちょっとで組み立てて、気づいたら2点倒立(3点ではない)や側転などのデモまで作っていました。恐るべし1年生。恐るべしKHR-1。
 ロボワンリングはそのまま鉄人プロジェクトで管理して良いとのことですので、たわみが補修できたら近隣の高校様への無料貸し出しや、ロボワンファイター様の交流にでも役立てていただけたらと思っております。でも、どこに保管しよう・・・・。

大学にロボワンリングを作ってもらいました 鉄人2号を中心にデモ
音声認識など
 
マスタースレーブをデモ 1年生もKHR-1でデモ