2005中部の私立大学展(9月)

2004年9月5-6日に開かれた「2005中部の私立大学展」の愛知工業大学のブースでAIT鉄人2号をデモ。鉄人28号に似せた外装でのはじめてのデモです。

デモは机の上に敷いた布の上で行ったため、すべりが悪くて起き上がりがうまくできない状態。既に半年以上使っているサーボのためトルクがかなり落ちているので、すべりが悪いと摩擦抵抗に勝てないのです。やはりサーボは半年が限界か。結局朝30分ほどかけて、起き上がりモーションを修正。何とか立つようになる。その他のモーションはすべりの影響はあまり受けないので、問題なし。

今回もサッカーゲームを中心にデモ。相変わらず女子学生が多くて、興味を持ってもらえない状態。でも少ない男子学生や他の大学の人には興味を持ってもらいました。今まではデモの時にはデスクトップパソコンを使ってマウス操作していたんですが、今回はタッチパネル操作ができるVAIO U70を投入。来場者が気軽に手に持って操作できるようにしました。

今回、AIT鉄人2号の修理は2日間で2回。1回は断線で、修理時間3分。今まではデモ中に断線が結構あったんですが、今回はホットボンドで配線を固定したので、接合部の劣化による断線は大幅に減少。もう1回の修理はねじの緩み。こちらは修理時間15分。その他、デモするうちに腕部のアルミパーツ(1.5ミリ厚)の変形があった。これは手で無理やり修正したが、今後の課題として残る問題。誤って机の上からの落下が1度あったが、これは何とか大丈夫だったようだ。机の上でのデモはこれが怖い。

やはり金属の塊のロボットより、鉄人28号のようなキャラクター物のロボットの方が、一般の人の受けは良いようです。特に、鉄人28号は愛知工業大学のイメージキャラクターということで、宣伝効果は抜群。

横には身長1メートル80センチの鉄人28号(動かない)も置いてあったんですが、こっちは動かないのか?という質問も。んー、3億円ほどいただけば考えます。1メートル80センチの鉄人28号が会場内を2足歩行で歩いていたら、結構すごいかも。今後はもっとアピール度を高めるために、大型化が必要か....。予算が!


大学説明会 説明会の横でデモ コントローラはタッチパネル式
Bluetoothでのワイヤレス制御
 
サッカーをデモ ねじが緩んで修理 1m80cmの鉄人28号は
動きません