外装デザイン
外装は3D CADのRhinocerosで設計。3D CADには面で構成されるサーフェス系と、中の詰まったソリッド系がある。構造のような寸法の精度が要求される場合はソリッド系が適しているが、外装のような曲線を主体とした設計にはサーフェス系が適している。そこで、サーフェス系のソフトでも比較的安いRhinocerosを使用している。2008年8月現在は、以下のような構成で作業を行っている。構造に比べ外装は形状が複雑なので描くにも時間がかかり大変である。鉄人の人形を3Dスキャナで入力してそれを参考に描くなどしている。サーフェス系CADはデザインの自由度がソリッド系より優れている一方で、変更・修正が難しい。ソリッド系ではエラーが出るのは大体は寸法のつじつまが合わないなど幾何学的な問題があるときだが、サーフェス系は幾何学的に良くてもだめだとよく言われる。さしずめソリッド系が理系だとすれば、サーフェス系は文系といったところか。テクニックも色々あって非常に奥が深い。
ここで製作した図面を元に、モデラーで外装の製作を行っている。
システム構成(2008年8月現在)
PC |
Core2 Duo E4400
メモリ 2GB
GPU:NVIDIA GeForce 6600 GT
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OS |
Windows Vista Enterprise |
ソフト |
Rhinoceros 4.0 |
ディスプレイ |
デュアル
22インチWIDE(1680X1050)
17インチ(1280X1024) |
入力デバイス |
3Dナビゲーションデバイス(SpaceNavigator)
通常マウス
3Dスキャナ(MDX-40) |
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デザインシステム |
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3Dデザイン |
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MDX-40で鉄人の頭部をスキャン |
1日かけたスキャン結果 |
©光プロ
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