ジャパンロボットフェスティバル2009
 

wakamaru/鉄人プロジェクトブース
 9月26日〜9月27日と、富山産業展示館テクノホールにて「ジャパンロボットフェスティバル2009」が開催された。今回はwakamaruと鉄人でブースを持ち、ロボットたちを紹介した。

 25日昼に会場入りし、ブースを設営。ライフスタイルゾーンということで、「実用化間近のロボットの紹介・展示・実演」とういエリアなのだそうです。
鉄人はまだ実用化レベルにはありません。設営が終わると、プレス向けの公開が開始。チューリップテレビさんからwakamaruと鉄人5号に出てほしいといわれ、生放送に出ることに。いつもそうですが、生放送は一発勝負なので緊張します。相澤ロボット、ALSOKのインフォメーションロボット「An9-PR」とともに出演。鉄人5号は、何とか歩行やガオーの決めポーズなどをうまく決め、かっこよく映ってました。主催者インタビューのときも、主催者のすぐ後ろで映るという好ポジションをキープ。一方wakamaruはといえば、基本的に自立型ロボットで、自分で勝手に動き回るようにできているので、一箇所にじっとしていられない。出番が終わると、勝手に画面からフレームアウトしていきました。自由奔放なロボットです。もちろん一箇所にいるように設定はできますが。
 

 
 
 
 
 
テレビの生放送は緊張します
 
 
 初日は、朝から鉄人5号を動かしたのですが、アクシデントが発生。なんと腰の軸が折れました。サーボの出力軸がぽっきりと。倒れた拍子に頭もポロリ。かなり重症。11時過ぎごろにまたテレビの生中継があるので出てくださいと頼まれていましたし、あせりましたが、大手術をして何とか11時頃に復活。テレビには間に合いました。ただ、どうも無線が混線しているのか、コントロール信号がうまく伝わらない。リハの時にはタイミングよく鉄人5号が動いてくれたのですが、本番では動作が遅れてしまいました。
 

 
時間を見てデモンストレーション
 
 
 
外人さんも多かったです YouTubeで有名な「雛」も
遊びに来てくれました。
 
 
 その後も鉄人5号は快調に動いてました。ただ、鉄人5号は常時動かすことは出来ないので、「HRP-4C」や「ムラタセイサク君・セイコちゃん」のデモが終わったころを見計らってデモ。また、ブースでは人が多いと危なくて動かせないという状況で、デモする機会は限られました。その点wakamaruはずっと動かしっぱなしに出来ますし、人が触れても安全に出来ているので、安心してみてられました。
 
 このイベントでは、ROBO-ONEも開催されてました。特に鉄人5号と同じサーボモーターを使用しているOmniZero.9に注目していたところ、デモによる予選でロボットに人が乗って1位で本選に進んでいました。やられました。実は、鉄人5号も人が乗ることができます。時々乗って遊んで?ます。VSTONEのサーボを使用している人は、人を乗せられるだけのパワーがあるということは、大体知っていると思います。ただ、前田氏のすごいところは、ちゃんと座れるようにして、魅力的にプレゼンテーションにしているところ。さすがです。
 
 
HRPのステージは人がいっぱいで見るのも大変 セイコちゃんも人気でした

 
 
 
リンク:ロボットウォッチ