名古屋モーターショー
ITS特別企画展

 2年に1度のビッグイベント「名古屋モーターショー」が今年も11/22-25の4日間開催。毎回20万人を超える来場者がある巨大イベントです。その中で開催される「ITSロボット企画展」に鉄人プロジェクトから出展することに。2年前にも出展しており、今回は2回目です。前回好評で今年はさらに規模を拡大しての開催です。鉄人プロジェクトとしても、展示内容&エリアを2倍に拡大して展示しました。
 展示内容は

  • 鉄人ロボットシリーズの展示(鉄人2号、鉄人3号、モンスター、正太郎 他)
  • プチシリーズの操縦体験
  • 教育用2足歩行ロボット組み立てシミュレーションゲームSimRobot
  • 2mの鉄人

 長丁場なので鉄人2号、3号はあまり動かさず、静展示を中心にしました。パネルでロボットの説明を行い、鉄人2号、3号そして飛行ロボットモンスターのビデオ映像を上映。
 プチシリーズは無茶をしても壊れにくいので、安心して操縦体験に使えます。ただ、あまりにも人が多くてほとんど1日中休みなしに連続運転なので、さすがに3日目には2機がギア割れ&コントロールボードから煙があがり破損しました。ギア割れはすぐに補修。また、コントロールボードは何とか応急手当をして復活しました。さらに、最終日の終了時にはギア割れ2体。プチロボにはかなり過酷な4日間でした。やはり金属ギアのサーボに変更しないといけないかな?
 SimRobotはカード型のゲーム機で、数種類のフレームやサーボ、バッテリーなどを組み合わせて最強の2足歩行ロボットを組み当てるゲーム。カードの部品はその多くが実際に近藤科学が市販しているものです。こちらも大人気で行列ができ、3日目にはボタンが1個押せなくなってしまいました。
 2mの鉄人は腕が動き、また目が動いて画像認識で物体を追いかけるというもの。目の動きがリアルでまるで本当に鉄人が意思を持って物体を追いかけているみたいということで、皆さん驚いていました。
 

愛知工業大学ブース
子供がいっぱい
鉄人ロボットシリーズの展示

 

 

操縦体験には子供たちもかぶりつき SimROBOTも子供たちに人気 2mの巨大鉄人には大人も子供もびっくり

  

  最終日には、大同工業大学とともにロボットバトルも開催。18体のロボットがステージ上でバトル&パフォーマンスを繰り広げました。ROBO-ONE出場権認定大会にも成り、大いに盛り上がりました。観客も毎回数百人が集まり、それも見学者のほとんどが2足歩行ロボットをあまり知らない人ばかりです。子供たちの「ガンバレー」という声援が飛び交う大会でした。愛工大からも1−3年生で構成されるロボットクラブ「RobotArt部」から2体が出場しましたが、バッテリートラブルなどにより残念ながら結局1回戦負けでした。まだ競技経験が浅いので、今後に期待します。ロボットバトルの結果はキングカイザーが優勝。キングカイザーはROBO-ONEの方針で本選出場権を辞退されたので、準優勝のBBR5が出場権を得ることになりました。中部地方初の出場権認定ロボットになりました。

 

参加ロボットたち
 
ロボット企画展ステージ 見学者も熱心に見てました
 
ポスター


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