大学祭、工科展

 2006年10月15-16日と、大学祭の工科展でデモ。工科展というのは、大学内のサークルや研究室の製作発表会。先生方による審査もある。昨年は鉄人2号を始めて出して、見事優勝した。今年は色んなところでのデモで忙しくて、あまり準備せずに臨む。去年と同じことをやってもしょうがないので、少し新しいことも入れてデモ。

  1. 違う建物から鉄人を遠隔操作。
  2. 携帯電話によるコントロール
  3. 音声コントロール
 実は、工科展と同時開催でオープンキャンパスも開かれており、その会場が工科展会場とはだいぶ離れている。フルにデモできる鉄人2号は1台しかない。工科展もオープンキャンパスも参加必須。ということで、「どうするべ?」と悩んだ結果考えたのが"遠隔操作"。オープンキャンパス会場では鉄人の動きをディスプレーで流し、遠隔操作してもらう。工科展の会場では、鉄人の動きをマジかで見てもらうという算段。工科展会場にも、遠隔操作している風景をディスプレーで流した。
 ただ、会場のネットワークの確認は当日朝しかできない(会場は普段は食堂で、ネットワークの端子は天井にある。普段は無線LANが使えるが、無線LANでは動画は遅すぎる)。開場1時間半前から設定を始めたのだが、ネットワークの設定に手間取り、審査時間に間に合わず。仕方が無いので、審査のときは音声コントロールをデモ。しかし、音声コントロールも審査員の前でうまく動かない。ということで、審査のときはだめだめなデモになってしまった。当然上位入賞はありませんでした。ちなみに、音声認識は審査員が去った数分後に回復。さらに1時間後にはネットワーク設定終了。心配だった画像のタイムラグもほとんど無し。でも疲れた。
 鉄人の方もかなりお疲れ気味。午後には腕が断線で動かなくなる。かなり奥の方で断線したため修理に手間取る。また、途中でBluetoothもおかしくなる。こちらも結局断線だった。ゆみ教授も来て頂いたが、鉄人が動いているところは見ていただけなかった。
 ということで、今回の大学祭、工科展はただただ疲れた。
 
工科展会場 オープンキャンパス会場
ここから遠隔操作

 

Bioloidもセンサーを使った動作デモ 1,2年生中心のRobotArtクラブも
2足歩行ロボットをデモ

  

遠隔操作デモ この画面を見て、遠隔地から操作
ビデオ(WMVファイル1.6MB)