iPASSへの接続(Windows2000)


現在iPass接続用の専用ソフトには「iPass Connect」、「iPass Dial Wizard」、「Microsoft Connection Manager」の3種類があります。
そのうち、Windows2000をサポートするのは、「iPass Connect」のみです。
各プロバイダのサポートソフトを以下に示します。
「iPass Connect」をサポートしていないプロバイダの場合は、「はじめての旅先通信2001」の付属CD-ROM内にある汎用の「iPass Connect」の利用が可能です。また、他のプロバイダの提供する「iPass Connect」の中で、ドメイン名が入力可能なものであれば転用可能です。

(2000年9月現在)
プロバイダ名 iPass connectのサポート
BIGLOBE
DION
DREAM NET ×
ENDLESS-NET
GIGANET ×
Gunma Internet
InterQ Members
JustNet
KCOM
Knet
旧NEWEB
ODN
Panasonic Hi-HO
SANNET ×
VC-net ×
ぷらら
リムネット

以下は、iPass Connect 1.80を使用した接続方法です。

 

接続ソフトのダウンロード

 各プロバイダのダウンロードサイトより、接続ソフト"iPass Dial Connect"をダウンロードしてインストールします。
プロバイダ名 ダウンロードサイト
BIGLOBE http://www.biglobe.ne.jp/info/roam/set.html
DION http://www.dion.ne.jp/dialup/service/service/r_service.html
ENDLESS-NET http://www.endless.ne.jp/service/ipass/how/win.htm
Gunma Internet http://www.wind.ne.jp/gunmanet/ipass/connect/connect.htm
旧NEWEB http://www.neweb.ne.jp/personal/roaming/win/ipass/index.html
InterQ http://www.interq.or.jp/misc/roam/
JustNet http://www.justnet.ne.jp/info/roaming/
KCOM http://w3.kcom.ne.jp/members/guide/og06.html
Knet http://www.ksky.ne.jp/ksky/roaming/
ODN http://www.odn.ne.jp/counter/setup/roaming/ipass.html
Panasonic Hi-Ho http://home.hi-ho.ne.jp/home/roaming/roaming.html
ぷらら http://www.plala.or.jp/community/roam/
リムネット http://www.rim.or.jp/rim/sv/connect/roaming/

 
設定

STEP1:モデムの設定

海外では、日本と電話回線の状態が異なる場合があります。
モデムの状態を海外向けに最適化します。

「コントロールパネル」の「電話とモデムのオプション」で、「モデム」タブを開き、接続に使うモデムを選択して「プロパティ」ボタンを押します。
「全般」タブを開き、「発信音を待ってからダイヤルする(W)」のチェックを外します。


閉じます。

STEP2:モデムの選択

 iPass Connectを起動し、 「オプション(Option)」メニュー「設定(Setting)」を選択します。
 使用するモデムを選択します。

 

 

STEP3:ユーザ情報の設定

 「オプション(Option)」メニュー「ユーザ情報(User Info..)」を選択します。
 「ユーザID(Username)」欄に
ローミングユーザ名の@より前の部分を、「ドメイン(Domain)」欄に@より後ろの部分を入力します 
 パスワードを入力します。
 注:ローミングユーザ名、パスワードは通常とは異なる場合があります。
   各プロバイダごとの情報はこちらで確かめてください。
    ・各プロバイダの接続情報
 OKボタンをクリックしてトップ画面に戻ります。

 

STEP4:アクセスポイントの選択

 接続する国(Country)、州・県(State)、市(City)を選択し、アクセスポイントを選択します。市外局番(Area Code:接頭番号は除く)を入力してアクセスポイントを検索することもできます。


 

STEP5:ダイアル方法の設定

「ダイアル方法(Dial Properties)」ボタンをクリックします。
以下のように設定します。
最下段には実際にダイヤルされる番号が書いてあるので、間違っていないかチェックしてください。
「OK」ボタンをクリックして、トップ画面に戻ります。

外線発信番号
(To access outside line dial)
外線発信番号
キャッチ本機能を解除するための番号
(To disable call waiting dial)
キャッチホン解除番号
回線の種別 プッシュホン(トーン)/ダイアル(パルス)
(Dial using Tone/Pulse)
回線がトーンかパルスか選択
現在の所在地
(Dialing from location)
選択したアクセスポイントと同じ市内
(Location same as selected number)
市内にアクセスポイントがある場合はチェック
国 (Country) 発信元の国名
市外局番 (Area Code) 市外局番
市外局番の指定方法
(Area Code Rule)
市外局番のルール
アメリカのみで有効
市内なのに市外局番からのダイヤルが必要なときなどの選択
通話カード (Use calling card) コーリングカードによりアクセスする場合に設定

市外局番は接頭番号(市外局番であることを区別するための番号。日本なら"0")を除く。
  
(各国の接頭番号については、こちらを参照)
*発信元とはアクセスポイントでは無く自分の滞在場所。日本から国際電話で接続テストをするときは発信元の国名は日本になる。


STEP6:接続

 iPass Connectで「接続(Connect)」ボタンをクリックすれば接続が始まります。
 接続されると、電話帳の更新が行われます。

 切断するときは、、デスクトップ画面の右下のタスクバーのインジケータをダブルクリックして 「切断」をクリックします。



うまく接続できないときは

 「コントロールパネル」内の「ネットワークとダイヤルアップ接続」フォルダを開きます。
 iPass Connectというダイヤルアップアイコンがありますので、「プロパティ」を開きます。
 「ネットワークワーク」タブを開き、「インターネットプロトコル(TCP/IP)」のプロパティを開きます。
 「次のDNSサーバーのアドレスを使う(E)」にチェックします。
 ネームサーバーアドレスを設定します。
   各プロバイダのネームサーバ(DNS)アドレス

  

なお、接続を一度切断すると、DNSの設定は消えてしまいます。
接続のたびに設定しなおすか、2回目以降はiPassConnectを起動せずに「ダイヤル
アップネットワーク」内のiPassConnectアイコンから直接接続してください。



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