O2 xda
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筆画入力 | キーボード表示によるローマ字入力 | 漢字変換 |
なお、Inboxでメールを送信するときに、Languageで日本語を選択しないと、受信側で文字化けが起こることがあるので、注意が必要だ。
メールソフトInboxでメールを 作成するときは日本語を選択 |
xdaには通話機能が内蔵されている。画面に表示されたボタンをタップしたり、電話帳から相手を選択してダイヤルできる。もちろん、電源OFF時でも待ち受けができる。電話がかかって来た場合、自動的にON状態になる。また、着信音が一定回数鳴ったら自動的に通話に入るようにするモードもある。付属のハンズフリーイヤフォンを使えば、ケーブルに付いているボタンを押して通話モードに入ることもできる。
SIMはサイドから挿入するように成っている。出し入れはしやすい。
ダイヤル画面 | 通話時はこんな感じ それほど違和感は無い |
データ通信:
Auto Configuration ネットワーク接続の設定などを 自動的に行ってくれる |
xdaでは、SIMの挿入や入れ替えを行った場合、各種設定を行うように成っている。これは、「AutoConfiguration」と呼ばれる機能が使われ、いくつかオペレータについては設定が自動的に行われるように成っている。今回のxdaでは、以下のオペレータが登録されていた。
これらについては、オペレータを選ぶだけで、GPRS等の設定が自動的に行われる。Vodafone
Global Standard等はリストに無いので手動で設定を行う。OrangeのSIMで試したところ、あっという間にGPRSでのデータ通信ができるようになった。
なお、xdaをモデムとしてPCからネットワークに接続することはできないようだ。
日本での利用:
xdaのPDA機能はもちろん日本でも利用できる。ただし、通話はできない。データ通信に関しては、赤外線ポートを使用して携帯電話等と接続すれば可能だ。たとえば、Vodafone
Global Standardユーザは、NOKIA6650の赤外線通信機能により、日本国内でもパケット通信ができる。また、SDタイプのAirH"データ通信カードも使えるはずだ(動作未確認)。また、インターネットと接続されたPCとActiveSyncで接続された状態であれば、このPCを通してxdaをインターネットに接続することもできる。
電話機能はOFFにもできる。なお、xdaはSIMを挿入しなくても、PDAとしては動作させることができる。
総合評価:
xdaはメールチェック端末としては非常に便利だ。日本語メールは問題なくできる。さっと出し、さっとチェックできて、これ以上便利なものは無いという感じだ。ただし、入力に関しては、辞書がもう少し賢くなってほしいところだ。MicrosoftのSmartPhoneの方は安定性が悪く評判が良くないが、このPcketPC2002 Phone Editionの方は安定性もまずまずで、快適に使える。PocketPCは、バッテリーが切れるとデータがすべて消えてしまうという弱点があるため、データバックアップが必修であり、メインのメール端末には成り難いが、短期旅行用の端末としてはお勧めだ。
協力:テレコム新宿店
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