Vodafone V801SA(第3回)http://www.stel-web.com/line_up/v801sa/ Vodafone ウェッブ: V801SAdeha、Vodafone live!のウェッブも海外で使えるようになった。VGS端末らしく、「海外便利サイト特集」なるメニューもある。内容は
Vodafone live!のウェッブは、1セッション100円(国により異なる)のミニマムチャージがかかる。100円には10KBまでの通信が含まれる。10kBを超えると、1kB毎に25円(国により異なる)が課金される。ここで、1セッションとは通信が始まってから切れるまでを言う。ブラウザにはキャッシュ機能があるので、ウェッブを開始しても、セッションが必ず発生するわけではない。通信がつながっているかどうかは、右上の地球マークでわかる。Vodafone live!使用中でも、セッションが1度でも切れると、またミニマムチャージがかかる点は注意が必要だ。
時計: 前にも書いた通り、V801SAでは日本の時間の他に世界各国の時間も表示できる。しかしながら、メインの時刻は日本に固定されていて変更できない。そのため、スケジュール等は日本の時間でしか入力できないし、アラームも日本時間でしか設定できない。この点はまだ詰めが甘いとしか言いようがない。残念な点だ。また、世界時計も36都市しか入っていない。これでは少なすぎる。せめてマニュアルで追加ができるようにしてほしい。
オフラインモード: V801SAはオフラインモード(フライトモード)がある。これは携帯電話の電波だけを切る機能だ。したがって、たとえば飛行機の中でもV801SAの通話や通信以外の機能を使うことができる。もっとも、実際には電波を出していないからといって機内で使うには人目が気になるが。そのほかにもローミングエリア外でオフラインモードにしておけばバッテリーの消費を抑えることができる。
カメラ: カメラは31万画素と解像度は低く、写真はあまりきれいではない。あくまで携帯電話同士のやり取り用の写真という感じだ。ビデオもあまりきれいではない。連写やフラッシュなどの機能はついている。
まとめ: V801SAは、日本国内で使われている携帯電話としてはまだまだだが、海外で日本語のメールやウェッブが使える初の汎用機として、使い勝手はなかなか良いと思う。最大の欠点はバッテリーの持ちだが、ハードな使い方をしなければ3日程度は十分持ちなんとか実用レベルだと感じた。また、メールも決して安くはないが、国際電話の料金を考えると必ずしも激高ともいえない。日本国内でも実際使ってみると意外にもFOMAより通話エリアは広い。Vodafone live!対応エリアがまだ少ないが、これらのエリアに行く人には最もお勧めの1台だ。これら以外のエリアに行く人の場合はウェッブ等V801SAの機能の多くが使えないが、日本語SMSが使えるという点でメリットがある一台だと言えるだろう。 [トップページ] |