Settings:
Voice Call用に22種類のリングシグナルが登録されており、自分で作ることもできる。アラーム用に音も選択可。キーを押したときの音も、"クリック音"と"トーン音"が選択できる。
設定は7種類のプロファイル(Normal, Meeting,
In car, Outdoors, Port h-free, Home, Office)に記憶できる。
"Call options"では、"Accept
calls"、"Divert calls"、"Restrict
calls"、"Call waiting"が設定可能。"Accept
calls"は、指定した電話番号からの電話だけ受け付ける機能。指定番号以外からかかった場合は話中となる。かかって来たことだけは、Call
Listに残る。"Divert calls"は転送機能。通話中に他からかかってきたり、一定時間内に電話に出られなかったときなどに、他の番号へ転送される。"Restrict
calls"は受発信制限。例えば、海外への発信をできなくしたり、海外からの電話を拒否したりできる。受信専用にすることも可。"Call
waiting"はキャッチフォン機能。通話中に他から電話があった場合、知らせてくれる。今受けている電話を保留にして新しい電話を受けたり、新しい電話に話中の音を返したりできる。
メニューの言語は"Automatic"、"English"、"Bhs
Indonesia"、"Bah. Malaysia"をサポート。"Automatic"にしておくと、SIMを購入した国の言語になる。
時計は、オートタイムゾーンをサポート。ネットワークから自動的に現在地を割り出し、タイムゾーンを変更して現地の時間に合わせてくれる。カレンダー内のアポイントメントやタスクも、自動的に現地時間に変更される。
ボイスコントロールのメニューも豊富。さまざまなことが音声で制御できる。音声認識もなかなか優れている。
ハンドフリーキットを使っているときには、自動応答に設定することも可能。
1. Sounds & alerts 2. Profiles 3. Call options 4. Display 5. Language 6. Time and date 7. Locks 8. Voice control 9. Handsfree 10. Master reset |
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Settingsメニュー |
WAP:
T68mはWAP1.2.1(WTLS classe3)を サポート。もちろんカラーのサイトであればカラーで表示される。プッシュ型配信にも対応。プロファイルは5つ記憶できる。
1. ホーム 2. Bookmarks 3. Push inbox 4. Enter address 5. Resume 6. Select Profile 7. Clear cache 8. WAP settings |
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WAP servicesメニュー | エリクソンのWAPサイト |
Organizer:
カレンダーは月と週で表示可能。予定は、Palm等のvcalendarをサポートするデバイスと交換できる。予定は300件、taskは80件記憶できる。
アラームは毎日同じ時間に鳴らすことも可能。
"Code memo"ではパスワード付きでメモを記憶できる。クレジット番号の記憶などに便利。
1. Calender 2. Voice memo 3. Alarms 4. Timer 5. Stopwatch 6. Calculator 7. Code memo |
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Organizerメニュー |
今日の予定 | カレンダー(月表示) | カレンダー(週表示) |
アラーム | ストップウォッチ | 計算機 |
Connect:
T68mは"SIM Application Tool Kit"もサポートしている。"SIM Application
Tool Kit"というのは、各キャリアがSIMの中に独自のアプリケーションを入れることができる機能のこと。例えば、SwisscomのプリペイドSIM-easyRoamでは、この機能により、ローミング中でもSMSやE-mailの送信ができる(通常プリペイドSIMではこれらのことはできない)。また、ニュースのプッシュ型配信や、リチャージなども簡単にできるようになっている。
PCと接続してのデータ通信を行ったり、PCとT68の間では予定表や画像などのデータ交換を行う方法としては、Bluetooth、赤外線(赤外線ポートの位置は右上)、RS232C、USBがサポートされている。データ通信はGPRS(3+1:40.2kbps+13.4kbps)、HSCSD(43.2kbps or 28.8kbps)をサポート。高速通信が可能だ。GPRSが現在有効かどうかは、画面左下(通常の受信強度表示の上)にある三角のインジケーターで表示される。
1. (SIM tool kit) 2. Infrared port 3. Bluetooth 4. Synchronization 5. Networks 6. Data comm. 7. Phone name 8. Accessories |
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Connectメニュー |
SwisscomのSIM Application SMSやE−mail等ができる |
ノートPCとケーブル接続 (ケーブルはオプション) |
HandheldPCと赤外線接続 | PocketPCとBluetooth接続 |
アクセサリ:
T68mには、魅力的なアクセサリが多数用意されている。
MCA-10 352×288ピクセル |
MCA-20 352×288ピクセル (T68mのファームウェアアップグレード要) |
HPM-10 |
HBH-20 Handsfree本体はクリップで衣服に装着。 |
HBH-15 Handsfree本体を耳に引っ掛けて使用。 |
HPR-11 |
CHA-10 |
T68mは総合的に見て非常に高機能で使いやすい携帯電話です。欠点はやはりキーが小さいこと。これは全体の大きさを小さくする場合には仕方がない点ではありますが。また、Ericsson機全般に言えることですが、メニューの切り替えが遅い。あと、値段の高さも欠点。
T68mはレビュー開始時点ではMMS(Multimedia
Messaging)に非対応です。おりしもMMSに対応したT68mのマイナーバージョンアップ機T68iが発表になり、出荷が始まりました。(T68mもファームウェアのバージョンアップでMMSに対応の予定です。)T68iはMMS対応だけでなく、ピクチャーフォンブック対応で、電話帳に登録された相手から電話があると、登録した画像(顔など)が表示されます。また、WAPは2.0にも対応しました。SonyEricsson機という点でも注目です。
このレビューは、テレコム新宿店さんのご協力でお送りしております。
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