SWISSCOMプリペイドSIMの活用(メッセージ送受信編)


7.SMSの受信

SMSの受信はローミング先でもできます。SMSC(ショートメッセージサービスセンター)は既にSIMに入っているので、そのまま何も設定する必要はありません。SMSの受信は無料ですから、大いに活用しましょう。ちなみに、SMSCは「+41794999000」と成っています。

SMSを日本から送ってもらう
SMSを日本から送ってもらうには、インターネットとのゲートウェーサービスが必要ですが、SwisscomのFreeSMSサービスを利用すると、ウェッブサイトからSMSを送ることができます。この時、送信先の電話番号は、国内通話形式ですから、注意が必要です。
http://www.wap-now.ch/direct_freesms.cfm?lang=english

最大文字数は160文字ですが、サービス名が自動的に追加されるため実際には138文字に成ります。これを超えるとメッセージは分割されます。

8.SMSの送信

 一般的には、プリペイドSIMではローミング先でSMSの送信はできません。しかし、Swisscomでは「SIM Application Standard Tool Kit」と呼ばれる機能により、ローミング先からでもSMSの送信が可能です。「SIM Application Standard Tool Kit」とはSIM内にキャリア独自のアプリケーションを入れることができるようにする機能です。クラス(バージョン)がいくつかありますが、SMSを送信するには「Class 2+」以上が必要です。最近のエリクソンやシーメンスがこの機能をサポートしています。SMSの送信には2ユニットが必要になります。通話よりかなり安いのでお得です。ただし、日本語は使えません。また、送信できるのは最大54文字です。
 送信は簡単で、本文を書いて相手先電話番号を入力し、発信ボタンを押すだけです。SMSはオフラインで書けます。ただし、残念ながら電話帳から相手の携帯番号を入力することはできません。

メニューにSwisscomが現れる SMS/E-Mailを選択 SMSを選択 メッセージを書く 相手先携帯電話番号を書く 送信

9.E-mailの送信

 「SIM Application Standard Tool Kit」によりE-mailの送信も可能です。SMSの送信の場合と同様に「Class 2+」以上が必要です。E-mailの送信も2ユニットです。通話よりかなり安いのでお得です。ただし、日本語は使えません。また、送信できるのは最大54文字です。
 送信は簡単で、相手先メールアドレスを入力し、本文を書いて発信ボタンを押すだけです。ただし、
メールアドレスの「@」は「*」に置き換えて書きます。E-mailはオフラインで書けます。ただし、残念ながら電話帳から相手のE-mailアドレスを入力することはできません。

E-Mailを選択 相手先メールアドレスを書く メッセージを書く 送信

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