Bluetoothによるデータ通信
(WindowsXPノートパソコン)


BluetoothによりWindowsノートパソコンとGSM携帯電話を接続し、データ通信する場合の実例です。Bluetoothは無線接続の一種で、徐々にハイエンドの携帯電話に搭載され始めました、

ここでは、以下のような環境を例に説明します。



1.Bluetoothカードのインストール

 Bluetoothカードをスロットに差し込み、説明にしたがってドライバをインストールします。

2.Bluetoothカード用ソフトウェアのインストール

 Bluetoothカード付属の"Bluetooth Connection Manager"をインストールします。

3.セキュリティーの設定

 Bluetooth Connection Managerを起動し、「ツール」ー「オプション」でセキュリティーの設定をします。
 a) 登録名の入力
   適当な名前を付けます。
 b) パスワードの設定
   16桁以下のパスワードを設定します。

名前の登録 パスワードの登録

4.携帯電話の設定

 GSM携帯電話本体を設定します。
・携帯の名前の設定
   携帯電話を認識できるように、名前を付けます。

Settings-PhoneName

4.ペアリング

 GSM携帯電話とパソコンを接続できるように設定します(ペアリング)。
 携帯の「Extra-Bluetooth-Operation mode」をONにします。
 「Extra-Bluetooth-Paired devices-Add device- Phone initiated-PC」を押します。
 検索が行われ、PCが見つかると「Passkey」を聞かれますから、Bluetooth Connection Managerで設定したパスワードを入れます。
 これで、携帯にPCが登録されました。同時に、PCのBluetooth Connection Managerに携帯が登録されているはずです。
 
Add device PCが見つかりました Passkeyを入力 登録完了

 

PC側でも、携帯電話が登録された

5.接続の設定

 接続の設定をするときには、モデムとして「3Com Bluetooth DUN Client」を選択します。あとは、通常の設定と同じです。
 携帯と接続するときは、「Extra-Bluetooth-Discoverable」を押して、接続を有効にします。
 なお、Bluetoothは電力消費が激しいので、Operation Modeは"Automatic"にしておくとよいでしょう。

 
モデムには「3Com Bluetooth DUN Client」を選択

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