■現在の研究テーマ
建築物のロバスト設計に関する研究:材料のバラツキ,施工精度,使用環境等によって部材の耐力は ,設計値と異なるのが実状です.そこで,部材の耐力が変化しても建物全体の崩壊に大きな影響を及ぼさないように設計することが重要です.ここでは ,このようなロバスト性を考慮した多目的最適化問題について研究しています.
構造設計における最適 化手法に関する研究:建築物の構造最適化手法に関する研究を行っています.特に,ソフトコンピューティング(人間のような適度な寛容性を持たせた情報処理手法で扱いやすさ ,頑強さ,低コストなどの特性を持っています)の代表的な例であるセルオートマトン,遺伝的アルゴリズム,ニューラルネットワーク ,ファジィなどを用いた構造物の最適化手法について研究しています.
地震動と建物被害に関する研究:弾塑性応答等を調べることによって地震動と建物被害の関係ついて研究しています.
構造計算プログラムに関する研究:保有水平耐力に関する構造解析手法について研究しています.
■今年度の卒業研究テーマ
最適形状設計に関する研究
常時微動測定による建築構造物の耐震性評価に関する研究
構造計算における構造物のモデル化に関する研究
災害時の避難シミュレーションに関する研究
■主な研究論文
曽我部博之:ロバストを考慮した設計1-シックスシグマ設計に基づく崩壊荷重のロバスト最適化- ,2008年度日本建築学会大会PD(応用力学),2008.9(PDF)
瀧圭佑,曽我部博之,三井和男:連続値ホップフィールドモデルによる連続体の形状最適化,日本建築学会コロキウム構造形態の解析と創生,2006.11(PDF)
曽我部博之:生物的アプローチによる構造物の最適化,日本建築学会情報・システム・利用・技術シンポジウム研究集会,2005.12(PDF)
Hiroyuki Sogabe1, Kazuo Mitsui :Autonomous Generation of Three-Dimensional Structural Systems by Cellular Automata, Sixth World Congress on Computational Mechanics in conjunction with the Second Asian-Pacific Congress on Computational Mechanics, 2004.9(PDF)
曽我部博之:非線形感度によるロバスト性を考慮した平面骨組の最適塑性設計 −PCクラスタを用いた並列GAの多目的最適設計への応用−,日本建築学会構造系論文報告集,第556号,pp.63-69,2002.6
■主な著書
「やさしくわかる建築・都市・環境のためのソフトコンピューティング」,共著,丸善,平成17年度3月
「知的システムによる建築・都市の創造」,共著,技報堂出版,平成10年7月
「建築構造計算実例集[5]保有水平耐力編」,共著,鹿島出版会,平成10年3月
■学内外で開催した主な講座・教室
「ポップアップカードで”万博パビリオン”を作ろう 」,わくわくワールド・ものづくりフェスタ2005,まるごと体験ワールド2005など
「ポップアップカードで”世界七不思議(建造物編)”を作ろう (型紙のダウンロードと作り方)」,少年少女科学・ものづくり教室2006
「構造計算の話」,地域防災研究センター講座第3回(2006.7)など
「つくろう!ぐらぐらハウス(工作実験概要)」,わくわくワールド・ものづくりフェスタ2007
「地震に強い家を作ろう」,模擬講義など
■連絡先