研究テーマ

 環境物質や生体物質は微量でも様々ないたずらをします。しかしそれらの試料は時間軸に変動したり、また濃度が極端に低いために普通の方法では測定することが困難です。そこで、化学反応を組み合わせ、信号を大きくする化学増幅法を開発します。また当研究室で開発した方法を用いて、環境有害物質をモニターしています。たとえばディーゼル車からNOx交通量の関係を追跡したり、洗剤の河川中濃度をチェックしたりしています。

テーマ解説

An Alternative Interface for a Flow Injection-Capillary Electrophoresis System with Electrokinetic Injection
FI-CEシステム
前処理・再現性に優れるフローインジェクション(FI)システムと多成分分析・少試料に優れるキャピラリー電気泳動(CE)システムを組み合わせたFI-CEシステムを開発
硫酸ヒドロキシルアミンと鉄(V)-1,10-フェナントロリン 錯体を用いる排水中ホルムアルデヒドのフローインジェクション吸光光度分析
工場排水中のHCHO分析
FIAを用いて工業排水中のホルムアルデヒドを定量
Automated Stopped-in-Dual-Loop Flow Analysis System for Catalytic Determination of Vanadium in Drinking Water
天然水中のバナジウムを高精度分析
最近、バナジウムがインスリン様作用を有することが分かり、糖尿病の新薬として期待されています。このような背景から天然由来のバナジウムを含む飲料水が数多く市販されています。そこで新しい流れ分析法により、天然水中のバナジウムを精確に計測できる方法を開発しました。
固相抽出を利用する水道水中のフェノールの高感度吸光光度法
毒性物質フェノール
水道水中のppbレベルのフェノールを簡単に測定可能
名古屋市近郊における大気及び環境水中の窒素酸化物と硫黄酸化物計測へのフローインジェクション分析法の導入
環境汚染物質NOx,SOx
自動分析システムにより大気と水圏中のNOx,SOxを迅速定量
New Design of a Multi-Channel Micro Cell for Simultaneous Analysis in the Flow-Injection Method
高機能FIA
FIA法に分離能を導入すべく、4つのセル室を持つマルチチャンネル型フローセルを製作
Simultaneous Flow Injection Determination of Ascorbic Acid and Cysteine using Double Flow Cell
栄養補助剤ビタミンCとシステイン
還元力を有するビタミンCとシステインを反応速度差と高機能フローセルにより同時定量